2012年7月31日火曜日

8月1日~4日お休みします


8月1日(水)から4日(土)まで夏休みをいただきます。
5日(日)は12:00~17:00で営業します。

『阿佐ヶ谷七夕まつり』8月3日(金)~7日(火)
阿佐ヶ谷の夏の風物詩「七夕まつり」が
パルクとは反対側の南口商店街パールセンターで始まります。
どうぞ阿佐ヶ谷にお出かけ下さいませ~♪


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2012年7月28日土曜日

(まずは)サッカー熱戦中!


ロンドン・オリンピック始まりましたね~!
他競技に先だって予選が始まった男女サッカー。
いや~、燃えますね!

『ロシアの絵本と文学フェア』とうとう明日まで☆
7月11日(水)開始以来、ブログにて出品本を紹介してきました。
ほとんどの情報は日本語とロシア語のウィキペディアによりましたが
ん?という場合はちょっとつっこんで調べてみたり
いや~、ホント楽しかったです。
8月18日(土)から又店内フェアが始まりますが
それまではまったりロシアで買い付けて来た商品を
ご紹介していきますね。

モスクワのアイデア・グッズ・ショップ「パラドクス」の
ドアノブに掛ける、アレ。
実はパルクではけっこうな人気商品です。
左:サッカー観てるの、ジャマしないで!
右:考え事中。ジャマしないで!


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左:入ってもいいよ、ビール持ってるなら
右:空いてま~す

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2012年7月26日木曜日

ロシアの古書絵本⑨

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

今日は日本語訳の絵本をご紹介します。

世界の民話シリーズ「ロシアの民話」(祐学社)
チェコスロバキア・アルティア社が発行した
世界の民話シリーズ日本語版。
「なまけ者のエメリア」「空飛ぶ船」など
有名なロシア民話を含む全22話。
英語からの訳なのかピョートルがピーター、
ミハイルがミカエルとなっているのはご愛嬌。


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「こどものとも」(母の友絵本46号)(福音館書店)
パウストフスキー作「あなぐまのはな」。
挿絵は日本でも活躍したワルワラ・ブブノワ
1996年の復刻版です。


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左:「マーシャとくま」(福音館書店)
右:「ちいさなおしろ」(岩崎書店)
いずれもラチョフ挿絵。ロシア民話といえば、の二作ですね。

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さてさて、この辺で絵本のご紹介は止めておきましょうかね。
8月18日(土)からは
『「出張マールイ・ミールx出張パルク』を開催します。
奈良のロシア雑貨店からすてきな絵本がパルクにやってきます。
そしてパルクのかわいいマトリョーシカが奈良にお出かけします。
どうぞお楽しみに☆

2012年7月25日水曜日

ロシアの古書絵本⑧

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

ネクラソフを代表作に19世紀作家の研究で著名な
コルネイ・チュコフスキー作品のご紹介です。
リズム感の良いロシア語で書かれた子ども向けの物語は
今でも多くの子どもたちに人気があります。
左:1976年版「なぞなぞ」
お絵かきとぬりえも楽しめるなぞなぞ本。
表紙の答は「鳥とかかし」。
問題を訳そうと思ったのだけどうまく日本語にならなかった・・・
右:1980年版「アイボリット先生」
ソ連版「ドリトル先生」。動物と会話ができるお医者さんの物語。
森でいろいろな動物の診察にあたる先生が
サイに呼ばれてアフリカまで治療に向かいます。


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こちらは2007年版「大好きなおはなし」。
日本でも人気の「ごきぶり大王」「めっちゃくちゃのおおさわぎ」
「ハエの子ぶんぶんこちゃん」3編。
韻をふんでいてとってもリズム感が気持ち良いロシア語です。

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ロシアの古書絵本⑦

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

ソ連を代表する作家と詩人が子どもたちのために書いた
ステキな本のご紹介です。
左:マクシム・ゴーリキー「サモワール」1986年版
暗くコチコチの共産主義のイメージがつきまという
ゴーリキーですがこんな優しいお話も書いていたのかと
とっても意外な珠玉の6編。
1話めの「朝」は子ども時代というのは一日の朝のようなもの。
すぐに過ぎ去ってしまうその時を価値あるものにして欲しいと
子どもたちに伝えています。

右:ウラジーミル・マヤコフスキー「子どもたちへ」1986年版
世界的にもファンの多い革命詩人マヤコフスキーが贈る
子供向け短編集。「大きくなったら何になる?」
「良いことってなに?悪いことってなに?」など10編。
音節の区切りを読みやすくするために考案された
視覚的にも特徴的なマヤコフスキーの詩は
ぜひ一度は声に出して読んでみて下さい。
ちょっと楽しくなってきますよ♪

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2012年7月22日日曜日

ロシアの古書絵本⑥

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

今日は子ども向け雑誌を紹介します。
「たのしいイラスト」1990年11月号、1991年2月号
1956年から90年代までモスクワで発行された
子ども向けユーモア雑誌。
子どもたちからの人気は絶大で80年代には
950万部の発行数を誇った。
ソ連版コミックとしてネズナイカやチッポリーノ、ブラチノなど
今でもロシアで愛されている多くのキャラクターを生んだ。


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「ムルジルカ」1990年11号
1924年発刊、2011年には子供向け雑誌として
最長期間発行を続けているということでギネスに登録される。
黄色のもこもこした毛、赤いベレー帽をかぶり肩からカメラをさげている
マスコットキャラクターの「ムルジルカ」は1937年イラストレーターの
アミナダフ・カネフスキーが考案。
子どもたちのためにあちこち取材に駆け回る特派員です。

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「ミーシャ」2012年1号、3号
1983年発刊。ソ連時代、80年代には主にヨーロッパ向けに
ロシアの子どもたちの生活などを紹介する雑誌として
35カ国8カ国語で発行された。
90年代以降は楽しくロシア語、英語、ドイツ語を学ぶコーナー、
偉人伝、自然や動物について紹介するなど
就学前・低学年向けの学習雑誌として人気が高い。

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2012年7月21日土曜日

ロシアの古書絵本⑤

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

今日はちょっと面白い冊子をご紹介します。
1986年版「いつも太陽を」絵・グラフィック、アレクサンドル・シュリッツ
1945年ハバロフスク近くのユダヤ人居住区ビロビジャン生まれの
シュリッツは1969年にノボシビルスクに移り児童書出版界で活動。
キューバ、イギリス、オランダなど各国での絵画展に招待され
絵画、グラフィックス分野で多くの賞を受賞している。
この絵本はノボシビルスクの出版社が21世紀を前に
未来をになう子どもたちに「平和」について考えてほしいと
企画した一冊。
「ぼくたちは平和をもとめる!」というテーマで
ノボシビルスク在住の小学生が絵や詩、アンケートを
投稿しています。


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「もし原子力爆発が起こったら・・・No!No!」
「自然はぼくたちに命を与えてくれる。
核爆発の雲が太陽を覆ってしまうことを許してはいけない」
4年生のミーシャくんの言葉です。

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2012年7月20日金曜日

ロシアの古書絵本④

ロシアの絵本には欠かせない二人の挿絵絵本をご紹介。

左:1989年版シャルル・ペロー「シンデレラ」
絵、ウラジーミル・コナシェヴィチ
右:1990年版サムイル・マルシャーク「おろかな子ネズミ」
絵、ウラジーミル・レベジェフ


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2012年7月19日木曜日

営業のおしらせ

7月21日(土)は17:30で閉店させていただきます。
8月1日(水)から4日(土)まで夏休みをいただきます。

ああ、夏になるとふら~っとどこかに行きたくなるわ~。

ロシアの古書絵本③

今日は”読むなら”のおススメ絵本をご紹介しましょう。

1913年にニューヨークでユダヤ人の家庭に生まれ
モスクワに移り俳優として作家脚本家として活躍した
ビクトル・ドラグンスキーの3冊。
特に子供向けの短編を多く手掛け舞台化映画化もされている。

右:「子どものころの友だち」
1972年の就学前児童用推薦書として発行された一冊。
中:「サーカスの玉乗り女の子」
こちらは1969年の推薦書。
左:1969年版「ファントマ」
「ぼくの妹クセニア」「ベットの下の20年」「ファントマ」の短編3作。
ドラグンスキーの子供向け短編はくせが無く
読みやすい文章なのでロシア語初級者に人気があります。
小学生の男の子のナイーブな感じも共感しちゃいますよ。


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2012年7月18日水曜日

ロシアの古書絵本②


シベリア、トムスク生まれのエフゲニー・ラチョフ挿絵の
絵本3冊をご紹介します。

1990年版「ロシアとウクライナの民話集」。
ロシアの民話9話とウクライナの民話11話。
日本でも人気のたかい「てぶくろ」も収録しています。


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1984年版「クマとウサギのテバシ(ネネツ族の昔話)」。
ツンドラ地帯にすむネネツ族。
北方民の祖といわれる人々が厳しい自然の中で
いかにけものたちと関わって生きて来たのかが
分かるような17話。

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1985年版「クルィロフの寓話」。
動物を登場人物にユーモアと風刺をきかせた27作。
ページ下には簡単な解説がついていてこちらもなかなか面白いです。

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2012年7月17日火曜日

ロシアの古書絵本①

さ~、今日からは「えほんやるすばんばんするかいしゃ」さんから
お預かりしてますロシア関連の古書絵本を紹介していきますよ!
ますますマニアックにつっぱしります!

まずはロシアグラフィクス界に欠かせない
ユーリー・ヴァスネツォフ挿絵の絵本から行きましょう。

1985年版「ヴァスネツォフ作品の中のロシア民話」。
大判のアートブックで113点もの作品を紹介する豪華本。
ユーリー・ヴァスネツォフはビャトカ(現キーロフ市)に生まれ
子どものころの田舎での生活や美しい自然が
作品制作に生きていると言っています。
子どものころに見たもの全ては覚えていないし
あらゆるものを注意深く見たのでもなかったと後悔し
子どもたちに
「もっとたくさんのものを見なさい、
あらゆるものをじっくり見なさい」とアドバイスしています。


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まえがきの一部は手描きした文字を印刷しています。
こーゆーの、好き♪


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1973年版「ロシア民話」。
「どうぶつ御殿」「おだんごぱん」「うさぎのなみだ」など
有名なロシア民話15話。
ヴァスネツォフはまえがきに代えて
私はいつも自分の絵の中に
ロシアの人々や祖国、豊かな自然への深い愛情を
子どもたちの心の中にはぐくむ
ロシア民話のすばらしい世界の一端を見せてあげようと
心がけてるのです」と書いています。


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これは現在出版されている絵本。
右はロシア民謡集「ラードゥシキ」。
1964年出版以来何度も版を重ね、出版社を変えて
現代でも特に小さな子どもにお母さんが読んであげる本として
とっても人気があります。
左はビアンキ作「キツネとネズミ」。
このシリーズは現在「メリク・パシャエフ」という出版社が発行しています。
もともとイラストレーターでアートデザイナーの女性二人が
「小さな子どもたちに読んでもらいたい絵本を作ろう!」
と始めた出版社なのでどの絵本もこだわりが感じられます。


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