2015年11月8日日曜日

キーロフの伝統小箱☆

革命家セルゲイ・キーロフの生地ということで
彼の死後、1934年からキーロフという名に改名された町は
それ以前はいずれも町を流れる大河に由来した
ヴャトカ、またそれ以前はフルイノフと呼ばれていました。
キーロフの町の中では今でもヴャトカという名を使う場面が多く、
モスクワのお友達たちに「キーロフまで行ってきたよ!」というと
「ああ、ヴャトカね」と言われることがたびたび。
また、フルイノフの時代には大きなクレムリン(城壁)もあり
現地では隆盛を誇ったこの時代を見直そうという
活動も見られました。
歴史や民芸文化の宝庫で小さな町ながら博物館が多く
約二日間の滞在ではまだまだ見逃したところもあるので
またぜひ訪れたいな~と思っています。

今回、マトリョーシカの産地の一つということから
出張先の候補に挙げたキーロフですが
調べてみるといろいろ特色を持った民芸があることが分かり、
行ってみよう!と思わせてくれた工芸品の一つがコレ!
螺鈿飾りの技術を使ったワラ細工の小箱と
ワラを編み込んで作る小箱です。
なんともロマンチックなデザインじゃないですか!
ワラ飾りが日に当たるとキラキラしてとてもステキなんです♪



ウッドバーニングに明るいお花模様を描いた小箱も☆