2017年11月30日木曜日

冬のユーラシアバザール@大阪

今年も大阪のバザールに出品させていただきます☆

冬のユーラシアバザール
12月7日(木)~10日(日)
場所:日本ユーラシア協会大阪府連
(地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線「谷町六丁目」駅徒歩5分)
年に二回の恒例のユーラシアバザール!
ふだん目にする機会が少ないロシア、ユーラシア各国の
種類豊富なお菓子や食品、ドリンク、酒類などがそろいます。
土曜日には本物のサモワールを使ったティータイムを開催。
お近くの方はぜひ遊びにいらしてくださいね!

ロシアのみならずヨーロッパやアメリカ、
インドネシアなどアジア諸国でも人気の
「マーシャとくま」のノート♪

今年はカレンダーもお目見えです!




ロシアバザーのお知らせ☆

今日は開店時間が遅くなってスミマセン。
どうも目覚ましをかけ忘れていたみたいで・・・
ああ、朝からびっくりしました。

さて、今週末は恒例のバザーに出店するため
阿佐ヶ谷のお店はお休みさせていただきます。
ぜひ経堂の「東京ロシア語学院」内で行われます
学院祭、ならびに『日本ロシア語情報図書館バザー』に
おでかけくださいませ!

日本ロシア語情報図書館書籍バザー
12月2日(土)3日(日)
場所:東京ロシア語学院1F
(小田急線「経堂」駅徒歩5分)
*パルクは図書館内の書籍バザーに出店しております。
店主の母校、東京ロシア語学院の年に一度の学院祭です。
生徒さんによる語学劇や学院職員によるカフェなど
ロシア感あふれるお祭りです。
学院にまーったく関係ない、ロシアとまーったく関係ない方も
ぜひふらりと立ち寄ってみて下さいね♪

冬のバザーの一番人気!
今年も種類豊富にたくさんのカレンダーをご用意しています☆

元本屋としては近年のロシアの出版状況は興奮もの!

印刷ももちろんですが、センスがキラリと光る
ステキなカレンダーがいっぱいです~♪

残念ながら青山のオフィシャルショップが
いつの間にか閉店してしまった「ナチュラシベリカ」。
完全にパケ買いですが・・・(笑)
ハンドクリームとリップ、買ってきました!

ハンドメイドのソープ。
これ、すっごく香りが良いので
お部屋のフレグランスにもしばらく使えますよ!

ニジニ・ノブゴロドの片田舎で作られるイワン・チャイ。
こういった食品類はバザーならではの品ぞろえです。

本日、13時より営業します。

本日、11月30日(木)は13時から営業させていただきます。
突然で申し訳ありません!

2017年11月28日火曜日

クロスペンダント☆

何度かお問い合わせをいただいてました
ロシア正教のクロスペンダント。
敬虔な信者であるマトリョーシカ作家の
バレンチーナ・ダロフェエワさん付き添いのもと
ロシア正教の大本山、セルギエフ・ポサード修道院の
宝飾品売り場で小ぶりなペンダントを買ってきました。

配合はまちまちですがどれも本格的なシルバー製。
お高いんでしょ~、とドキドキして見せてもらったのですが
クロスペンダントは常日頃身に着ける日用品なので
拍子抜けするほどお手頃なお値段。
宝石付きやゴールドとなるとそれなりのお値段ですが
シルバー製は基本的に銀の重さでお値段が決まるという
普段使いなのだそうです。
製造は彫金で有名な(らしい)ペテルブルグやコストロマ
などの工房で作られていますが
いずれもセルギエフ・ポサードの教会でお清めしてあります。
本格的な使用にはもちろん、ファッションとして身に着けても
ぜんぜん大丈夫よ!とお店の方のお墨付きですので
ワンポイントアクセサリーとしてお気軽にどうぞ♪

クロスの部分に透かし彫りが施されていて
とってもきれいです☆
(そして、透かし彫りの分重さが減るので
凝ったデザインながらとってもお手頃価格です!)

サッカーワールドカップ2018☆

で、一緒に送ってもらいました!
こちらもバザーに持って行きます~♪

ちょっと厚めの手帳タイプ。
このマスコットが決まったときは
正直、「・・・」って感じだったけど
こうやって見るとかわいいじゃないですか!

他にもパルクの定番、
学生用ノートタイプも4種類入荷しました!

クリスマスカード☆

ロシアでは年越しの時にヨールカ(モミの木)を飾り
子供たちはジェッド・マローズの贈り物を楽しみに、
大人たちは近しい人たちとご馳走とシャンパンで
楽しいひと時を過ごします。
ということで、このシーズンのグリーティングカードは
「С Новым годом!(新年おめでとう)」と書かれています。
ちなみに、クリスマスは旧暦の1月7日にお祝いするので
教会が描かれてるカードなどには
「新年、そしてキリスト生誕祭おめでとう」と
欧米諸国とは順番が逆になっていたりします。
年賀状と書いてしまうとちょっとイメージが違うなと思い
「クリスマスカード」ってことで、ご理解くださいね♪

今年は例年より早く買い付けに行ったので
郵便局でもまだクリスマスカードがそろってなくて…
で、今回はモスクワのお友だちに送ってもらうことに。
今週末のバザーに間に合って良かった~☆
今年もキラッキラ、かわいいカードが入荷しましたよ。

2017年11月26日日曜日

ロシア買い付けの旅☆⑨ダロフェエワさんのお料理教室

今回もダロフェエワさんのお宅におじゃまして
手料理をご馳走になってきました♪

今回のメニューは「チキンの香草入りパン粉焼き」です。
鳥のササミに香草入りのパン粉を付けて
ヒマワリ油をひいたプライパンに並べていきます。

中火で両面焦げ目がつくまでよく焼きます。

ロシアで売ってるパン粉はこんな感じ。
右はプレーン、左は香草入りです。

お手軽なのに、カリッと焼けて中はジューシー、
とっても美味しいです!
塩、コショウをしていないのでマヨネーズをソースに。
ダロフェエワさん宅にはオリーブオイルのマヨと
ニンニク入りマヨが用意されていました。
12月17日(日)に高円寺で開催します
このレシピを元にしたオリジナルメニュー、
「鳥のパン粉揚げ、ロシアマヨ付き」をご用意します!
世界一のマヨラーと最近話題のロシア。
本場の(?)マヨネーズをぜひこの機会にお試しください。

お腹いっぱいになって、お茶して、世間話して、
デザートの出番です。
この時期、ロシアではリンゴが旬。
あちこちでリンゴをご馳走になりました。
ダロフェエワさんのリンゴを使った簡単スイーツは…

まずは皮をむいて、芯をくりぬき、輪切りにした後
レモン果汁で色止め。

片栗粉を牛乳でといた生地を用意します。

これを衣にしてヒマワリ油で揚げていくと
「コーリツァ(輪っか)」の出来上がり。
衣の固さといい、出来上がりのサクッと感といい、
「リンゴの天ぷら」といった感じです。

甘酸っぱいロシアのリンゴは火を通すと
とろっとした甘みになってホントに美味です~☆
たっぷりの粉砂糖とスメタナで何個も何個も頂きました♪

おまけに、ダロフェエワ家のかわいこちゃんを。

2017年11月24日金曜日

マトリョーシカのスペシャルBOX☆

お客さまからお聞きしたのですが
「アリョンカ」が顔認証されるチョコレートとして
SNSなど、最近巷で話題になっているのだとか。

そんな「アリョンカ」のミニプレートチョコが入った
プレゼントBOX入りのマトリョーシカセットができました!
5月のチェドックザッカストア浅草でのイベントで
ご好評をいただきました
ロシアの生地をデコパージュしたBorittoさんの小箱に
マトリョーシカのストラップとキーホルダーを入れて
とってもお得な一品となっております。
数に限りがありますので気になる方はお早めにどうぞ~☆

キーホルダーはトヴェリのおもちゃ工場製。
小ぶりながらとっても美人さんです♪

2017年11月23日木曜日

ソ連時代のバッヂ☆

今回は量は少なめですが
いつもは買わないようなシリーズを買ってきてみました。

お話しシリーズとか、

乗り物の中でも「車・トラック」とか。
ニジニ・ノブゴロドに「GAZ」という
ソ連時代から続く大きな車工場があって
そのエンブレムがかっこいいな~、と思いまして。
一つだけ「ZAZ」という工場のエンブレムがあります。
いつもバッヂを買わせてもらってるおじさんが
「ああ、ZAZね…(にやにや)。
ソ連でいちばんヘンテコな車で有名だったんだよ」とのこと。

なんか、ちょっとおしゃれです~☆

他にも人気のレーニンバッヂや、

宇宙ものも買い足してきました。

こちらもパルクにしては珍しく
モスクワオリンピックのマスコット、こぐまのミーシャ。
なんでミーシャって、
時々すっごく目つきの悪いやつがいるんでしょうね?

ロシア買い付けの旅⑧☆ロシア革命100周年

最近、モスクワでの宿泊地にしている地区に
「モスクワ博物館」があります。
3つの展示館があり中庭が通り抜けできるようになってて
便利なので何度か通っていたら
店主にとって何ともタイムリーなプログラムが
開催中だったので見学してきました!

2017年はロシア革命から100周年。
すでにソビエト連邦が崩壊して25年以上経ち、
その功績を讃えるにはアレだし、
とは言え大失敗だったと言ってしまっては
いろいろと問題がありそうな複雑な雰囲気。
そんな中、博物館では『リュビーモフと時代』と題して
ロシア革命の起こった1917年生まれのリュビーモフの
生涯と共にこの100年を振り返ります。

「リュビーモフと時代」が開催された第1展示館のファサード。
ちなみに第2展示館は修繕中、
第3展示館はミュージアムショップや観光ビューロ、
子供向けセンターやカフェなどが営業中。
中庭ではときどき蚤の市やマルシェが開かれていて
なかなかオシャレなスペースとなっています。

第1展示館の中に3つのパビリオンが入ってます。
「リュビーモフ展」はスロープを昇って2階。
この建物、なんか作りがおかしい…
と思ってモスクワ博物館のサイトをのぞいてみました。
もともとは1835年に帝国軍の食糧倉庫として建てられ、
ほとんど当時のまま現存する貴重なアンピール様式建築群。
ソ連時代には軍参謀本部の車庫として利用されていたそう。
なるほど…

タガンカ劇場の生みの親、ユーリー・リュビーモフは
1917年、リャザンで生まれました。


広ーい展示室は3部に分かれています。
特殊ガラスで隔てられたこちら側は
1917年から現代までのリュビーモフの人生と
ソ連、ロシアの年表が綴られています。

特殊ガラスのもう一片では
タガンカ劇場で使用された舞台の再現を試みています。
第3部ではドキュメンタリーフィルムが上映されていて
生前のリュビーモフやヴィソツキーの貴重な資料を
観ることができます。

私からするとほとんど「お化け屋敷」。こわいです~!
5つほどの舞台が再現されていましたが
タイトルを書き留めるのを忘れてました。
画像のみでタガンカの舞台をご想像くださいませ。

「巨匠とマルガリータ」の舞台にも使用されている
ロープをざくざくと編んだような緞帳も展示されています。
これ、あれですよね・・・
怖くて近寄って見れなかったです。





2017年11月22日水曜日

ロシアのチョコレート入荷☆

ロシアのチョコレートがたくさん入荷しました!
プレゼントにぴったりなかわいいパッケージの
チョコレートを取り揃えましたよ~♪

ウィンターシーズンBOXに入った
チェリークリームのミルクチョコレート。
たっぷり、20個入っているので
人が集まる場所への差し入れにもぴったり♪

こちらはヘーゼルナッツクリーム入り☆

マトリョーシカの包み紙の5個入りダークチョコレート
前回品切れてからたくさんのお客様から
お問い合わせいただいてました
アリョンカ・ミルクチョコレートも再入荷しました!

ブルガリアのバラの花びらのジャム、
リトアニアの百花の生ハチミツ、
ハーブティーやブレンド紅茶など、
ちょっとした贈り物にもご好評いただいてます。

2017年11月19日日曜日

ロシア買い付けの旅⑦☆ヴィソツキーをめぐる~タガンカ劇場

井上徹氏と開催しています「傑作ロシア映画ナイト」で
ウラジーミル・ヴィソツキーについての作品を準備中です。
上映会の時に何か関連商品を販売したいな、と思い
タガンカ劇場とヴィソツキー博物館に行ってきました。

自分の備忘録にタガンカ劇場についてふれておきます。
長いですよ~。

1911年、流行のネオクラシック様式建築を用い、
当時最先端の無声映画上映館としてオープン。
ロシア革命や世界規模の戦争の中、経営は立ち行かず
1922年にバフタンゴフ劇場のスタジオとして経営移譲、
マールイ劇場の支部として利用されていました。
1930年代は当地を管轄する革命軍書記の名を取って
サフォノフ劇場として活動を続け、
1946年、モスクワの演劇スタジオ出身者や
地方劇団の役者をそろえてドラマ劇場として再編。
60年代、首都で最も動員の少ない劇場の一つの汚名から
64年にアレクサンドル・プロトニコフが主席演出家を解任、
当時バフタンゴフ劇場で役者として名をはせていた
ユーリ・リュビーモフが任命されます。
リュビーモフは「タガンカ劇場」と名称を改め、
バフタンゴフ劇場付属シューキン演劇学校の教え子を率い
卒業公演作品であるブレヒトの「セチュアンの善人」を上演。
新しい、現代的な劇場をオープンさせ人気を博します。
常に実験的で反体制的な作品作りを試みるリュビーモフは
当局からいつもにらまれ、1984年、ロンドン滞在中に
ソ連市民権をはく奪され亡命を余儀なくされます。
リュービーモフ不在の劇団はエフロス、グベンコ演出のもと
活動を続けます。
体制を見直すペレストロイカ政策が進む中、
1989年にリュビーモフの市民権が復権されると
タガンカ劇場美術監督として任命されます。
舞台監督としてタガンカ劇場を守ってきたグベンコは
一部の俳優と共に新しく隣に建てられてた劇場を拠点に
「タガンカ俳優協同組合」を組織し分裂。
リュビーモフを慕う残りの一座は「タガンカ劇場」として
ロシアで人気の劇場の一つとなりました。
2011年に俳優たちとのトラブルからリュビーモフが退陣。
その後、ワレリー・ゾロトゥヒンは健康上の理由で退職、
ウラジーミル・フレイシェルは一年契約で劇場を去ると、
2015年からは、女優であり歌手、テレビタレント、
そして様々な演劇プロデュースを手掛けてきた
イリーナ・アレクシモワを演出家に迎え、
長い歴史を持つ劇場に新たな魅力をくわえている。
(「タガンカ劇場」公式サイトより)

地下鉄タガンスカヤ駅から徒歩5分ほど。
ヴィソツキーの死後20年を記念して
2000年にかつての住まいが博物館としてオープン
内部は撮影禁止と言うことで写真は外観だけです。
売店にカレンダーとかミニ本とか売ってたのですが
「今日は売り子がもう帰った」
ということで今回は収穫無しです。。
その上どうも本人の書斎も見学できてなかったみたい。
春の買い付けの際に再度チャレンジしてみます。

で、本題はこちら。
ヴィソツキーが何度も舞台を踏んだ
「タガンカ劇場」でお芝居を観てきました!

また~?と言われそうですが(笑)
ブルガーコフ原作の「巨匠とマルガリータ」を。
日本で二度観て、ロシアでも一度観てますが、
どちらも演出はワレリー・ベリャコーヴィチ。
タガンカ版は初めての鑑賞です。

エントランスはコンクリ打ちっぱなしで
倉庫のような雰囲気でかっこい~♪

長い歴史の中で多くの有名俳優を輩出してきました。
老いも若きも、みなさん写真撮りまくり!

1980年、タガンカ劇場で行われた
ヴィソツキーのお別れ会には劇場前の広場はもちろん
道路を埋め尽くすほどのファンであふれたそう。

おトイレの案内もおしゃれ~☆
年頃の娘さんとお母さん、という組み合わせや
学生さんのグループ、お一人さまのOLさんとか、
様々な年代のお客さんでごった返すロビーは
不思議と居心地が良いんです。

「ロシアで観劇」のお楽しみ☆
今回はちょっと洒落込んで奮発しました。
ロシア・シャンパンにサーモンのオープンサンド。

ベリャコーヴィチ演出の「巨匠とマルガリータ」は
何枚も吊り下げられた大きなトタンが有名ですが
こちらもすごいです!
最初から最後まで吊り下げられた大時計の使い方にも
びっくりしましたが
なんと、本物のイヌが客席まで降りてきたり(!)
悪魔の一味があれこれしていると帽子の中から
本物のネズミが~(!!)
しっぽをぶちっと引きちぎって客席へ放るという(!!!)
店主はネズミがホントに嫌いなので
「ぎゃ~!」と叫んでしまいました・・・
(もちろん、ただのロープでした(笑))
いや~、もう一度観てもいいな。

翌日乗った地下鉄の広告がおもしろかったです!
「巨匠~」の一節でマルガリータが悪魔の夜会に呼ばれ
部屋で支度をする場面。
それをイケアの家具で再現しているのです。
それだけロシアの人たちに浸透している作品なんですね。