2017年1月29日日曜日

『ロシア・リトアニアの可愛い雑貨たち』@玉川高島屋

『ロシア・リトアニアの可愛い雑貨たち』
日にち:2月1日(水)~7日(火)
場所:玉川タカシマヤ 本館5階Tステージ5
(東急田園都市線、東急大井町線「二子玉川」駅徒歩2分)
時間:10:00~20:00(最終日は17:00まで)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

それでは、明日からしばらく阿佐ヶ谷のお店は
お休みしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

催事の様子は、一緒に出店する「ラブディエン」さんが
フェイスブックでアップするかもなので
ご興味ある方はチェックしてみてくださいね~!
「ラブディエン」Facebookページ



ロシア買付の旅☆気になったテレビ番組、などなど

何とか一月中に
買い付け日記を終わらせることができました~!
最後に細々と雑記を。

音楽番組を観ていたら急に「カラオケ版」のPVが。
これ、ロシア語学習によさそうですね!

日本にもゆかりの深い
アメリカ人俳優、スティーブン・セガールさんが
私のロシア滞在中にロシア国籍を収得しました。


ロシアにまた一つ「でっかい像」が登場!
キエフ大公、ウラジーミル一世です。
988年にキリスト教をキエフ大公国の国教とした人物です。

除幕式には大統領も出席。

ソルトレークシティー冬季オリンピック
男子フィギュアスケート金メダリスト、
アレクセイ・ヤグディンさんはテレビに引っ張りだこです!

ミュージックビデオの授賞式での司会とか。

こちらは2007年から続く人気テレビシリーズ
「アイス・エイジ」の司会を務めるヤグディン氏。

公式ホームページで全ての演技が公開されてるので
ご興味のある方はのぞいてみてくださいね!

 
メイン審査員はもちろんこの方!
行きの飛行機の機内誌で見た広告。
すっごくかわいくないですか?
滞在中に探しまくったのですが
とうとう現物を見つけることはできませんでした・・・

ペテルブルグでは空港内でも
ピョートル一世が闊歩してます!

2017年1月28日土曜日

ロシア買付の旅☆モスクワ~バビロワさんと遠足

今回もラリサ・バビロワさんに一日付き合ってもらって
遠足してきました!

セルギエフ・ポサードの中心からバスに乗って20分ほど。
チェルニゴフスキー修道院というところに行きました。
現在はセルギエフ・ポサード修道院の別院として
一般に開放されています。

1844年、至聖三者聖セルギィ大修道院の府主教代理、
聖アントニーがモスクワ大主教聖フィラレートの考えを
積極的に取り入れる場として創建。
1847年に修道士の一人、フィリップが
スヒマ(より苦行的戒律を重んじる分派)を実践するため
地下に洞窟を堀り修行を始める。
人の喧騒から離れた美しい自然の中で静かに修行できると
沢山の希望者が集まり
多い時には400人もの修道士が地下に暮らしていたそうです。
1917年にロシア革命により閉鎖されましたが
1990年に再興し、現在も修道院として多くの信者を
惹きつけています。

実はこの修道院。
後に修道士たちはまったく外に出ることなく地下でのみ生活し
人が増えるにまかせてどんどん地下スペースを広げ、
今ではどのくらい掘り進んだのか分からないほど
迷路化しているのだそうです。
そして発掘調査で多くの殺害された遺骸が見つかっていて
日に当たらない生活の中、信仰はどんどんカルト化していき
殺し合いが起こったのではないかと考えられています。
地下教会を見たい場合は
一日に何度か行われるツアーに参加しなくてはいけません。
関係者も全体像が分かっていないので
道に迷ってしまうと、誰も助けに行けないのだとか・・・

で、ビビった私は、地上にある修道院だけ
ラリサさんと巡ることにしました(笑)

雪景色の中、本当に美しい風景です。

敷地奥に聖なる泉が湧いていて、自由に汲むことができます。



前にビールを紹介した時に
ここで汲んだ聖水が写ってたんですよ!
特に万病に効く、ということで咳がなかなか取れない私に
ラリサさんがお勧めしてくれました。

修道院では自給自足をしていて
ここで育ったベリーや野菜などを買うこともできます
売店にはスタンドカフェも併設していて
冷えた体を温めるのにちょうど良い休憩ができます。

チェルニゴフスキー修道院の後は
バスと電車を乗り継いてホチコヴォのポクロフスキー修道院へ。
ロシアで最も古い修道院の一つで、創建年は不明。
年代記に初めて登場する1308年を記念年としています。
ロシア正教の大本山、至聖三者聖セルギィ大修道院創立者
聖セルギィ・ラドネジスキーの生まれた修道院で
数々の奇跡の伝説を残しています。

こちらの修道院も平日ということでとても静か。

ちょこっとだけ。ラリサ・バビロワさんです!



2月1日(水)~7日(火)は二子玉川へ☆

2月1日(水)から2月7日(火)まで
二子玉川駅前の玉川タカシマヤの5階催事スペースで
ロシア、リトアニアの雑貨フェアを開催します♪

それに伴い、定休日を含み
1月30日(月)から2月7日(火)まで阿佐ヶ谷のお店は
営業いたしませんのでお気を付けください!

『ロシア・リトアニアの可愛い雑貨たち』
日にち:2月1日(水)~7日(火)
場所:玉川タカシマヤ 本館5階Tステージ5
(東急田園都市線、東急大井町線「二子玉川」駅徒歩2分)
時間:10:00~20:00(最終日は17:00まで)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

6F催事場では「ベルサイユのばら」とコラボした
チョコの祭典、「アムール・デュ・ショコラ」が開催されています。
お友だちへのプレゼントに、自分のご褒美に、
そしてもちろん「告っちゃう」ための勝負チョコを見つけに、
ぜひぜひ玉川高島屋をのぞいてみてください!

エスカレーターで一つ降りた5Fのすぐ脇が
『ロシア・リトアニアの可愛い雑貨たち』のフェア会場です。
かわいいもの、ちょっとへんてこなもの、
男の子へのプレゼントに添えてもクスッと笑えるもの(?)を
沢山そろえてお待ちしてますー☆



2017年1月27日金曜日

ロシア買付の旅☆モスクワ~クラフトビール・カフェ

モスクワの常宿近くに前々から気になっていたカフェがあって
今回「クラフトビール」でいろいろ検索していたら
そのお店もクラフトビールを用意していると判明したので
チャレンジしてみました。

メニューを見るとロシア産が2種類。
まずは上から・・・

ポテトフライと共に。

2杯目はサリャンカという酢っぱ辛いスープと。
スメタナが別盛でたっぷりなのがうれしい♪
って、写真がこれしかなくてスミマセン。
この日はマイナス8度まで気温が下がり
日が落ちてからはずんずん雪も降り始め、
最終日と言うこともあってぼけーっとしちゃって・・・
ここ、いわゆるスポーツカフェなので
お一人さまでもサッカー中継を観ながらなかなかの居心地。
食事に困ったらまた利用したいと思います!

2017年1月26日木曜日

ロシア買付の旅☆モスクワ~あちこちでゴチになりました

それでは今日は、あちこちでご馳走になった食卓を
ご紹介します!

私がキーロフの田舎道で買った特産の塩漬けキノコ。

これをモスクワのお友達が副菜にしてくれました。
ジャガイモと豚肉のグリルに添えて。
みじん切りした生の玉ねぎとあえました。
塩加減も丁度よくて美味しかったー♪

こちらはエレーナ・ウバロワさん家の食卓。
エレーナさんはいつも手作りメニューを用意して
私が行くのを待っててくれるんです。

こちらは二度目となるラリサ・バビロワさんのお友達のお宅。
セルギエフ・ポサードの隣町、ホチコヴォにある一軒家。
ご夫婦とも芸術家で家の中がまるで美術館のようです。
奥様がちゃちゃっと作ってくれる手料理はどれも美味しくて、
ラリサさんとついつい長居しちゃうんです~。

ペテルブルグで雨に濡れてからずーっと咳をしていて
あちこちで心配されてしまいました。
こちらのお宅ではオブレピーハというグミ科の実を
種や皮ごとガーっとミキサーにかけて特効薬を作ってくれました。
ものすごく酸っぱいのですが飲むと喉がすっとして気持ち良い!
酸味を和らげるために大量のお砂糖を溶かしながら飲みます。

お庭の雪景色とネコとお花。

マリア・ドミトリエワさん宅の食卓。
バイキングのように色々とおかずが用意されていて
各人、プレートの上でソースを付けたり
パンに乗せてオープンサンドにしたり。

ランチが終わると、マリアさんのお部屋へ。
で、ひと段落すると今度はお茶を飲みながら・・・
いつもお昼過ぎから日が暮れるまで話がつきません~(笑)

2017年1月25日水曜日

ロシア買付の旅☆モスクワ~グム百貨店

赤の広場正面に建つグム百貨店。
アレクサンドル三世の時代、1893年当時、
ヨーロッパ一大きいアーケード付き商業施設としてオープン。
ソ連時代には閉鎖されたり、政治利用されたりしましたが、
ソ連崩壊以降は「ソ連時代」を懐かしむような
スタローバヤ(大衆食堂)やガストロノム(食料品店)、
また、高級ブランドショップが立ち並ぶ
ちょっと優雅な雰囲気が人気の観光スポットとなっています。

ソ連以前の創立当時を再生するプロジェクトも進み、
3階にある「グム映画館」は20世紀初頭当時のままの
天井のレリーフやクリスタルのシャンデリアを修復。
こじんまりとした3つのホールでは
贅沢な雰囲気の中で映画を観ることができます。

で、私が利用してみたかったのがコレ!

「歴史トイレ」!
アレクサンドル三世が「最もすばらしい商業施設」という
コンクールを開催した時の受賞アイデア、
「買い物するだけでなく、沢山の人にゆっくりくつろいでもらう場」
という考えが採用され、セントラルヒーティングを完備し
大理石と花崗岩で装飾されたレストルームが作られたそう。
その後、ソ連時代には倉庫となり、
1953年に再び商業施設として再建された時に
贅沢な作りのレストルームの壁はセメントで塗り固められました。
そして、2004年から7年の歳月を経て大理石の壁が復元され
「歴史トイレミュージアム」として現在に至ります。

ニコーリスカヤ通りから入ってすぐの地下にあります。

おトイレの利用は有料なので人はまばら。
(他にたくさん無料で利用できるおトイレがあるので)
ちょこっと荷物を整理したり、コートを直したりする
「レストルーム」として利用してもよいですね!
階段を下りたところにあるソファーまでは無料です。

ソファースペースの向こうが受付です。

で、私が何をしたかったのかというと・・・
おトイレについてはいろいろと記述があるのですが
料金メニューを見ると「シャワー室」があるらしいのです。
百貨店に来て、シャワー浴びる人なんています?
「なんじゃ、それ!」と、とっても興味をそそられたのです。
トイレの小部屋が5つほど並ぶ先に「シャワー室」があります。
「シャワー室」は一つだけなので利用者がいれば順番待ち。




と、こんな感じでちょっと高級なホテルの
シャワールームといった雰囲気でした。
500ルーブルの価値は・・・あなた次第です(笑)

ところで!
グム百貨店1階にあるガストロノムNo.1(食料品店)では
京都宇治から直接仕入れたお茶を入手することができます。
日本からのお土産が足りなくなったらぜひのぞいてみて下さい。

お土産やプレゼントに喜ばれそうな
純和風な缶に入った緑茶や抹茶が揃っています。
実は、古くからの友人が輸入しています~!

2017年1月24日火曜日

『中央線が好きだ。』 2017年Vol.11掲載中☆

JR東日本が発行する隔月マガジン、『中央線が好きだ。』の
最新号でパルクが紹介されています!

今号は中央線沿線で匠の技を伝承する
職人さんたちにスポットライトをあてた特集になっています。
パルクは裏表紙の「阿佐ヶ谷駅特集」に登場♪
JRの各駅、構内などで見かけたらぜひ手に取ってみて
下さいね!
JR東日本八王子支社のホームページでは
デジタルブック版でご覧いただくことができます。
JR東日本八王子支社『中央線が好きだ。』サイト

昨年12月はプーチン大統領来日に合わせて
あちこちから取材や問い合わせがあったけど
カタチになったのはこれだけだったな。。。

2017年1月21日土曜日

ロシア買付の旅☆モスクワ~観劇

今回の出張でも観劇を楽しんできましたよ~♪

今回はモスクワの中心地、
チャイコフスキー音楽ホール横、アクアリウム公園内の
「モスソビエト劇場」に行ってきました。

1922年に活動家セルギエフ・プロコフィエフの主導により
レオニード・アンドレーエフ作「サーバ」が上演され、
大きな評判を呼びます。
この時、ある団員がモスクワ労働組合文化部の支援を受け
参加していたことが注目され、幹部会から承認を受け
1923年、正式に「モスクワ県労働組合劇団」として創立。
最初は団員9人の劇場を持たない小さな劇団でしたが
1924年にはエルミタージュ公園内の劇場に居を構え
多くの才能ある俳優や監督を輩出しました。
1959年には現在の場所に新しく専用劇場が用意され、
伝統ある劇団の歴史を今に受け継いでいます。

モスクワの中心地でありながら
公園内にあるのでとっても落ち着いた雰囲気!

広々としたホワイエ。
夏場は大きなガラス窓からお庭を望むことができ
この劇場の名物となっています。
モスクワで観劇すると毎回感激(←!)するのが
本当に多くの若い人が演劇を楽しんでいること!
カップルや学生のグループ、親子連れなど、
思春期の中、高校生くらいの年の子を沢山見かけるのです。
クロークでは男の子はちゃんと女の子をエスコートして
見ているだけでなんだか幸せな気持ちになるんですよね~。

廊下には歴代の役者たちのポートレートや
上演作品が飾られています。


これこれ(笑)
公演前のちょっとした贅沢な時間です♪


今回観たのは、コレ!「ピーピーピー」ではありません。
「エル・エル・エル」、ロジオン・ロマーノビチ・ラスコーリニコフ、
そう、ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公の名前です。
脚本自体は奇をてらうことなく
ストーリーと登場人物たちの心情が丁寧に描かれていて
とても見やすい舞台でした。
見どころは舞台装置!
とっても凝った作りで難しい作品の場面展開も
すんなりと入ってきました。

アクアリウム公園を出た先には
ペキン・ホテルの美しいイルミネーションが。
キーンと冷えた雪のモスクワの空気がほほに気持ち良いです。