『
ロシアのクリスマス』
日にち:2018年12月4日(火)~ 25日(火)
場所:
チェドックザッカストア浅草
都営浅草線「浅草駅」A1出口より徒歩1分
(「駒形どぜう」さん横の小道を入った奥にあります)
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今回訪れたのはいずれも一度は行ったことのある街なので
ちょっと緊張感のうすーい旅となりました。
なのでさくさくっとご紹介しようと思います~。
まずは春に続いて珍しく連続してペテルブルグへ。
マトリョーシカ作家さんたちとの再会のためですが、
ロシアで色々な意味で話題となった
「
マチルダ~禁断の恋」という映画が日本でも公開され、
彼女のペテルブルグでの邸宅が博物館になっているというので
行ってみたいな、と思ったからです。
「ロシア政治史博物館」
1904-06年にマチルダ・クシェンスカヤ邸として建設。
最後の皇帝ニコライ二世の皇太子時代の恋人といわれ
ペテルブルグで多くの資産を蓄えた伝説のバレリーナの私邸。
1917年、二月革命前に邸宅を離れ国内、その後国外へ逃亡し
二度とこの家に戻ることはなかった。
その後ロシア社会民主労働党ペテルブルグ委員会が置かれ
亡命先から帰国したレーニンもここで働き、
バルコニーから民衆たちに向けて演説をしたのは有名。
1957年、隣接する旧ワシリー・ブラント邸と共に
増築と改築をして「十月社会主義革命博物館」を開館、
ソ連崩壊の1991年に現名称となりました。
*「クシェンスカヤ邸」「ブラント邸」「ロシア政治史博物館」
のWikipedia(ロシア語版)を参照しました。
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ペテルブルグの激動の時代を見てきた建物が
残されているのもロシアのすごいとこです。
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まずはロマノフ王朝最後の日々に関するコレクション。 |
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マチルダ・クシェシンスカヤ邸玄関。 彼女自身は商人や貴族というわけではないので 意外とこじんまりと落ち着いたインテリアでステキ☆ |
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バレエレッスン用の広々したホール。
目の前は公園で季節の移り変わりも感じられそう。
幸せな日々にはゆったりと過ごしたのでしょうね・・・
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革命前期の生き生きとした姿が感じられる展示ホール。
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で、後ろを振り向くとこんな肖像画が(!) |
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で、こちらはスターリンの書斎を再現したコーナー。 |
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いろいろな指導者の生声を聴くことができます。
私が思っていたよりスターリンの声が高くて
なんか、かわいくてびっくり!
私の中では岡田真澄さんの声がスターリンの声だと
思っていたような気がする・・・(笑)
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戦後、冷戦時代のいろいろコレクション。 |
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この博物館の一番の見どころ!
10月革命を成功させるべくレーニンが案を練った
書斎が再現されています。
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このバルコニーから
レーニンは民衆に向けて呼びかけました。
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こんな感じで熱弁をふるったのでしょうね。
当時の熱気と時代を動かすエネルギーを感じます。
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外から見るとこんな感じ。
街を代表する観光名所ペトロパブロフスク要塞への
通り道のわりにひっそりとしていて、
のんびり、ゆっくりと見学することができました。
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