さてさて、最後はバーバ・ヤガーのマトリョーシカです。
ヤガーばあさんは不死のカシチェイとともに色々なロシアの昔話に登場します。
主人公に意地悪をしたり呪ったり、悪役として登場することが多いですが
手助けをしたり、味方となることもあります。
森の中、一本の鳥の足の上に建つ小屋に住んでいて
臼に乗って移動し、片手に杖を持ち、片手はほうきを持っていて
通り過ぎる後をほうきで掃いて消していきます。
このマトリョーシカのヤガーばあさんはおどけた表情をしていますが
どちらかというと怖いイメージのキャラクターです。
「ヤガー」という言葉ですが、ロシア語でягаと書きます。
Яは文字の頭でアクセントがある時には「ヤー」と読みますが
アクセントがない時には「イ」と読みます。
я ヤー(私)
язык イズィーク(言葉)
япония イポーニヤ(日本)
・・・何が言いたいのかというとですね。
ヤガーという言葉はとってもキモチが悪いんですよね。
私はずっとヤーガだと思っていたんです。。。