日本でもウクライナ民話絵本、「てぶくろ」(福音館書店)で人気が高い
エフゲニー・ラチョフ挿絵の絵本もたくさん届いています。
左の2冊はらくだ出版初版。右の英語版は1954年出版。
調べたところ、ソ連でのラチョフによる「てぶくろ」の初版は1951年、
英語版が1953年となっていますのでかなりの初期版になります。
エフゲニー・ラチョフに関するロシアサイトより
2冊の「Басни(どうぶつ寓話)」。
右はセルゲイ・ミハルコフ著。
映画監督ニキータ・ミハルコフの父であり、現在のロシア国歌の
作詞者でもあります。
アニメ、映画、舞台の脚本、詩、子供向けのお話しなど
幅広い創作の場で活躍しました。
左はイワン・クリィロフ著。
19世紀のロシアの作家。貴族社会の批判や日常を
動物に例えて皮肉交じりに表現するクルィロフの寓話は
プーシキンやゴーゴリなど文豪に大きな影響を与え
時代を超えて現在も子どもにも大人にも人気があります。
「ロシア民話」(1983年)
紙芝居のような10枚の大きなカードと物語、画家の説明が
セットになった教材です。
学校の先生や親に向けて制作されたシリーズで
子どもたちが楽しみながらロシア民話に親しむよう
利用法を指導しています。
この教材シリーズは3種類あります。
明日は私の大好きなイラストレーター、ビクトル・チジコフの
セットをご紹介しますよ!