グラフとは帝政ロシアの「伯爵」位で
文豪、レフ・トルストイのことを指しています。
このホテルはレフ・トルストイが1882年から1901年まで
家族と暮らした邸宅のお隣にあります。
ホテルから20歩ほど、まさにお隣さんに
「レフ・トルストイ邸宅博物館」があります。
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日曜日の開場早々に出かけたところ、
就学前の男の子を連れた若いお父さん、
外国の学生さんのような若い女の子たちなど、
すでにぽつぽつ見学者が。
家族用スペースである1階には普段使いの食堂や
寝室、子ども部屋など。
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子供たちが何度も競争しながら上り下りしたという
光のそそぐ階段。
勢いあまって壁にぶつからないように
登ったところのスペースは広めに取ってあるそう。
子供たちの笑い声が今でも聞こえてきそうです!
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2階は主にお客様を迎えるスペース。
ピアノホールでダンスをしたり、食事をしたり、
沢山の著名人がレフ・トルストイに会いに来たそう。
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2階奥には文豪の書斎が。 |
普段は質素な暮らしを好んだトルストイ。
お客の多い時などのために用意しておいた
予備の食器庫になんだか人柄がうかがえました。
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邸宅の奥には広い庭園が。
4月中旬のモスクワは雪が解けたと思ったら
急に初夏のような温かな日が続き
ぽつぽつと春の花たちが顔を出していました。
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お庭の中ほどから邸宅を見たところ。
左の白い建物がホテル・グラフスキーです。
トルストイのお宅にお邪魔したような、
ロシアのビール職人になったような、
どこまでも妄想が広がる楽しい3日間でした♪
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