2019年7月30日火曜日

キーロフのマトリョーシカ☆

マトリョーシカの産地の一つ、キーロフ。
この工房の製品はモスクワやペテルブルグの空港や
お土産店などでも人気の定番マトリョーシカなので
見かけたことがある方も多いと思います。
お目めパッチリ、まつ毛もきっちりメイクして、
いかにもロシア美人☆といった感じのコたちです♪




落ち着いたデザインに落ち着いたカラーパターン。
とても上品な雰囲気です♪

店主的にはキーロフの中ではこのカンジ、
好きなんですよね~♪
一番目、二番目のコの笑顔に対しての
三番目のコからの「ふーん」みたいな表情!
ピンクのバラが描かれた水色のショールの
やさしい色味に5人がとっても馴染んでいます。

こちらはだるま型の5個組。
なんだかご利益があるような気持ちになります。

おやつの時間のお母さんと子供たち♪

サッカー好きな子供たちとお母さんのマスコット。

子供たちの表情がなんとも言えず・・・(笑)

2019年7月28日日曜日

トヴェリのマトリョーシカ作家ナタリアさん☆

トヴェリ在住のナタリアさん。
ラメを多用したとっても豪華なマトリョーシカで
7個組というボリュームながらとてもお手頃な作品です。
トヴェリはモスクワから特急列車で一時間の地方都市ですが
やはり首都とは物価がぜんぜん違いますね~。





トヴェリの木のおもちゃ☆

今日はトヴェリのおもちゃ工房の
マトリョーシカ以外の作品をご紹介します!
工房を訪れた際にお聞きしたところでは
こういった民芸品を作る中小企業は
国や州、市の支援を受けるのがとても難しく
「木を大量に扱う工場は火事の危険がある」と
保護どころか役所の担当者に嫌味を言われることも
あるのだとか。
ロシア全土でもこういった昔ながらの木製品を
作り続けている工房は本当に貴重なので
なんとか歴史を続けていって欲しいものです・・・

香炉をふりながら祈祷する僧侶と
サモワールでお茶の支度をするお嬢さん。
細やかな木の細工と金彩がとっても上品な作品です!

小箱になっています。

こちらもサモワールでお茶の用意をする女の子。
水玉模様の赤いポットがソ連時代っぽい♪

「お茶にしましょうか?」

こちらも小箱になっています。

びっくり仕掛付きのエッグ飾り。
ヒヨコちゃんの首がバネになっていて
フリフリしてあげると、何とも言えない表情に☆

このネコちゃんたちもトヴェリから。
かわいいクリクリのお目めに癒されます~♪

2019年7月27日土曜日

トヴェリのマトリョーシカ☆

トヴェリはモスクワから北西に170km、
ペテルブルグとモスクワを結ぶ中継地として
古い歴史を持つ工業都市です。
ここに1931年創業の老舗おもちゃ工房があり
現在も昔ながらの製品や新作を作り続けています。
この工房で作るデザインにはとても変わった歴史があり
他とは一味違う製品を生み出しています。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいね~。
パルクのブログ(2017年5月23日付け)

セルギエフ・ポサード、キーロフ、セミョーノフ
などと並んでマトリョーシカ生産地の一つとして
名を連ねるトヴェリ。
かつてモスクワとペテルブルグを行き来した
商人や貴族たちで賑わった時代の婦人たちをイメージした
豪華に着飾った女の子が特徴的です。






こちらは現在の所属アーティストさんの作品。
お顔は現代的ですが
髪飾りや衣装はどの子もとってもおしゃれです♪




こちらは木のおもちゃ製品と同じく
ウッドバーニングを用いた素朴な仕上がりです。
特に、小さい方の三人娘は
ソ連時代のビンテージマトリョーシカで見かけるような
素朴でなつかしい雰囲気です。


2019年7月26日金曜日

セミョーノフのマトリョーシカ☆

では、今日はセミョーノフ村で作られた
スタンダードタイプのマトリョーシカをご紹介します!

黄色のショールに赤色サラファンの6個組。
布を巻いてスタンプする感覚で描く渦巻き模様は
レース飾りを現わしているそう。

スタンダードなデザインの3個組。
バラの色や顔の描き方にも
工房によってちょっとしたオリジナリティーがあります。

ちょこっとだけ冒険して(笑)
ピンクとゴールドバージョンの3個組。

モスクワのセミョーノフ工房直営店でみつけた
起き上がりこぼしたち。
そのお店、春の買付けで寄ってみたらなくなってました。
は~、またどこか良いお店みつけないと。

2019年7月25日木曜日

セミョーノフのマスコット☆

ニジニ・ノブゴロド州、セミョーノフ村で作られた製品が
たくさん入荷しております~☆
今日はまず、数あそびのマスコットをご紹介します!

ニワトリのお母さんの中に、

10羽のヒヨコちゃんたちが!
いっこ~、にこ~、と子供に数を教えるおもちゃですが、
飾り方を工夫すると大人も楽しめますよ。

ネコちゃんバージョン。


マトリョーシカバージョンもあります!


こちらはロシア民話「おだんごぱん」をモチーフにした
森の動物マスコット。

おなじくロシア民話をモチーフにした
「どうぶつ御殿(テレモーク)」。

2019年7月24日水曜日

サモワールが入荷しました☆

サモ(自分で)ワリーチ(ワール・沸かす/煮る)
という意味の湯沸かし器、サモワール。
パルクには11年前のオープン以来
壊れたソ連時代のサモワールを店内に飾っていますが
「これ何ですか?」と聞かれたり
「ぜひ譲ってほしい!」と言われることもしばしば。
かといって、ロシアから運ぶとなるとかさばるし、
郵送して壊れたら嫌だし・・・
そんなわけでずーっと二の足を踏んでいたんですけど
今回、ちょっとご縁がありまして
素敵なサモワールをご紹介させて頂くことになりました!

じゃーん☆
ホフロマの柄が描かれたとっても豪華なサモワールです。
トレーと陶器製のポットもセットになっています!
 
電熱式でお湯を沸かします。
*日本で使用する場合には変圧器が必要になります。

ポットもたっぷりサイズ!
サモワールの一大産地、トゥーラで最近作られたものですが
特に製造年や素材などの表記がありません。
気になる方はディスプレイ用としてご利用ください。

オリガ・ズベレワさん宅にお呼ばれした際に教わった
サモワールの使い方の一つをご紹介しますね!
電熱式のサモワールは湯が沸くのに時間も電気代もかかるので
たいては電気ポットなどで熱湯を用意し
それをサモワールに注いで使うことが多いそう。
まず、ポットに濃い目にハーブティーや紅茶を煮だします。

10分ほど置いて、原液をカップにそそぎ、
お湯をつぎ足し好みの濃さにしていただきます。
サモワールに入れておくとお湯が冷めにくいので
保温器替わり、って感じですね。