2014年12月21日日曜日

ロシア買付け☆ロシア家庭料理

今回もマトリョーシカ作家、バレンチーナ・ダロフェエワさんと
ご自宅で一緒にお料理を作りました。
過去二回は日本料理を食べたことがないというダロフェエワさんに
肉じゃがと鶏のから揚げをご紹介したのですが
今度はロシア料理をあたなた教えてあげるわ、ということで
準備しておいてくれました。
メニューは「ジャガイモのつぼ焼き、肉とキノコ入り」です!

まずは豚肉用スパイスでお肉に味をつけておきます。

一口大に切った豚肉をフライパンで焼き色が付く程度に焼きます。

豚肉は焼き目が付いたら火を消してフタをして蒸らしておきます。
マッシュルームと粗みじん切りにした玉ねぎも
別々のフライパンで炒めます。

ここで陶製のつぼが登場。
豚肉、玉ねぎ、ジャガイモ(生の乱切り)、マッシュルームの順に
層にして詰めていきます。
これを二度繰り返します。


(みすず飴のセロファンが!)

ぎゅうぎゅうに詰めてフタをして・・・

オーブンで30分ほど。

途中焼き加減を見ながら、
味がしみ込んできたところで一度オーブンから出して
たっぷりとスメタナ(サワークリーム)を乗せ
もう一度オーブンで5分ほど焼きます。

ジャーン!出来上がり☆
ジャガイモにお肉やキノコ、あめ色玉ねぎの味がしみ込んで
とってもおいしい一品です。
サクッと焼いた表面のスメタナがまた、すっごくクリーミーで
おいしかったです♪
いつもは同席してくれていた唯一の男子、お孫さんのアルチョム君が
お年頃のせいか恥ずかしがって「ご飯いらない」なんて言うので
ダロフェエワさんの二人の娘さんと一緒に
ガールズトークが盛り上がること、盛り上がること!
それにしても私のロシア語は
話がはずめば弾むほど、ますます怪しくなっていく・・・

ちょっと番外編☆
お友達がサクッとお昼ごはんに作ってくれた一品をご紹介します。
こちらはスーパーで売っている
「フライパンで焼くだけで簡単カツレツ」!

これをたっぷりバターをひいたフライパンで
形を整えながら焼いていきます。
塩、コショウ、スパイスなどの味が付いているのでホントに焼くだけ。
両面焼き目をつけたらフタをして30分ほど蒸し焼きにします。


その間に付け合わせの「ご飯」を作ります。
このお米は冬季オリンピックが行われたソチがある
クラスノダール地方で作られたれっきとした”ロシア産”のお米。

PROSTO、プロースタとは「簡単」という意味です。
図の通り、とっても簡単!
袋のままお湯の中で茹でて30分で出来上がり、というもの。

生のお米を袋のまま茹でます。
「うわぁ・・・絶対おかゆみたいになるわぁ・・・」期待感ゼロです。

袋のままお湯から引き揚げ、少しおいて湯切りし
そのままお皿へ。

はい、出来上がり☆
これがですね、意外においしかったんです(笑)
お米も丁度良い硬さに出来上がってて
なかなか”あり”でした!