2018年7月31日火曜日

夏のお休みのお知らせ☆

あっちとこっちへお墓参りに行くので
毎年のことですが二度に分けての夏休みとなります。
8月3日(金)~5日(日)
8月14日(火)~15日(水)
*月曜日は定休日です

丁度お休みの最中には
阿佐ヶ谷の町が一年で一番盛り上がる
阿佐ヶ谷七夕まつり」が開催されます!
パルクとはJR阿佐ヶ谷駅の反対側、
南口に伸びるパールセンター商店街
たくさんの張りぼて作品とお店が並びます。
一週間ほど前から作りかけの状態の張りぼてが
ちょこちょこと掲げられるのですが
私はコレが好きなんですよね~♪
今年はチェコの国民的アイドル、
クルテク君がピンクの車に乗って登場!
完成前なので目がないのが、ホラーです(笑)

2018年7月28日土曜日

ネコのポストカード☆

ペテルブルグの本屋さんでどきゅーんと心惹かれた
カラフルなネコちゃんたちがモチーフのカード。
オクサーナ・ザイカさんというオレンブルグ出身の
アーティストの作品です。
モスクワのカリーニン名称芸術学校を卒業後、
チュニジアへ渡り現地のロシア文化センターで
絵画教室を開いたり受注製作などで活動、
その後フランスへ拠点を移し、主にロシア、フランス、
チュニジアなどで度々展覧会を開いています。

なんてかわいいネコちゃんたちなんでしょ~♪

2018年7月27日金曜日

キラキラなマトリョーシカ☆

東京では一昨日あたりからちょっと過ごしやすくて
「30度ってこんなに涼しかったっけ?」と、
なんだか不思議な感じです。
週末の台風の動きが気になるところではありますが
週明けにはまた猛暑がやってくるということで
今のうちにキラキラなマトリョーシカちゃんたちを
ご紹介します~。

これこれ、これがロシア美人のマトリョーシカよね!
と、意外に(?)ご好評をいただいております。
結構たくさん買ってきたのですがあと2つになりました。

このコを買う時もすっごく選びに選んできたんですよ。
口角のくっと上がった口元が、
ちょっと濃かったり、長かったりすると
たちまちほうれい線のように老け顔に。
顔の印象はお目めと口元で随分変わりますよね!

昭和なレトロ感があって
店主もお気に入りの起き上がりこぼしたち。

こちらの起き上がりこぼしたちも
かわいらしい色使いが絶妙~☆


2018年7月26日木曜日

修道院のハンドメイド陶器☆

ロシア正教の大本山的存在の
モスクワ州セルギエフ・ポサードにある
トロイツェ・セルギエフ修道院。
広い修道院の敷地にはいくつかお土産物店があり
敬虔な信者であるマトリョーシカ作家の
バレンチーナ・ダロフェエワさんと一緒にお店を覗くのは
毎回の買い付けの楽しみでもあります。

そんなお店の一つで、
今回ちょっとおもしろいお店を発見しました!
修道院で過ごす方たちのハンドクラフト専門店で
自身で製作した生活や信仰に密接した食器や日用品、
はたまた聖書台や衣装、ろうそくなどの必需品などを
取り扱っています。

素焼きのハート型トレー☆

型押しして一つ一つに絵柄をつけています。
釉薬をかけていない素焼きの小鉢は
食器としてはもちろん、アクセサリートレーにも。

何の素材で作っているんですかねぇ?
教会の壁の漆喰のような素朴な作りで
マグネットになっています。

こちらも何とも言えない素朴さ!
修道院を象徴するウスペンスキー聖堂と鐘楼。

こんな風にミニチュアを集めて
トロイツェ・セルギエフ修道院全景を作ります

美しい教会群の修道院の中でもひときわ目立つ
金と青の炎を現わす半球屋根がとっても美しい
ウスペンスキー聖堂。

1740年建造、ロシアで最も高い鐘楼の一つです。

マグネットのモチーフにもなっている
修道院の中心的存在、トロイツキー大聖堂。

2018年7月25日水曜日

ちっこいマトリョーシカ☆

4月の買い付けから催事が続いて
買い付けた商品はあっちへ、こっちへ・・・
阿佐ヶ谷に戻ってきた雑貨たちも
夏の日差しにイマイチ似合わないような気がして
とりあえず在庫ボックスにしまったりして。
中でもキラキラ☆マトリョーシカは絵面が暑苦しかろうと
しばらく店頭に出すのを遠慮していたのですが
今日からちょーーっとだけマシな日差しになったので
まずはちっこいヤツからご紹介しますね♪

今回はちょっと趣向を変えて
キラキラ☆マトリョーシカを色々買ってきてみました。
この手のコたちって、
一歩間違えると「キラキラ」じゃなくて「ギラギラ」
になっちゃうので意外と難しいんですよね~。
このコたちは3個組。
手の込んだ絵柄とお顔のやさしさが気に入ってます!

このコたちはウッドバーニングタイプのミニミニ5個組。
シンプルなデザインながら金彩をワンポイントに入れて
上品な仕上がりになってます♪

ちょこっと彩色してもカワイイ☆

セルギエフ・ポサードの隣町、
アーティスト村のホチコヴォの作家さん作。
フクロウのミニ5個組です。

2018年7月24日火曜日

カテリーナさんのCD3作品☆発売中☆

毎日暑くて、しんどい日が続きますね・・・
そんな心身共にぐったりするときには
カテリーナさんの音楽で癒されてみませんか?

日本在住のウクライナ民族楽器バンドゥーラ奏者
カテリーナさん。
コンサートやライブ、テレビのご出演などで
多岐に活動されてますのでご存知の方も多いかと思います。
デビュー作『バンドゥリステⅠ』は
アヴェ・マリアやアメージング・グレースなど
一度は耳にしたことのある曲が多く収録され
バンドゥーラという楽器とカテリーナさんの
透明感のある響きに浸ることのできる一枚。
2014年に発売された『バンドゥリステⅡ』は
民謡を中心に全編ウクライナの詩と曲で構成され
悲しくも美しいメロディーが印象的な曲集です。
そして、昨年発表された『ふるさと』では
「さくら」や「赤とんぼ」、「しゃぼん玉」など
カテリーナさんの透き通った声の持ち味を生かして
やさしく日本の懐かしい歌をうたいあげます。
バンドゥーラの音色を一音、一音、堪能できる
大胆なアレンジも魅力的です。

国内で積極的に音楽活動を行っていますので
ぜひ機会を見つけて
生の演奏と歌声にも触れてみてください♪
カテリーナ・ミュージック
(スケジュールなどは公式サイトをご確認ください)

2018年7月21日土曜日

パルク10周年企画☆

おかげさまで今年9月でロシア雑貨店パルクは
10周年を迎えさせていただきます。
長いような、短いような、
日々勉強の一日、一日を積み重ねているうちに
いつの間にやら10年・・・

何か記念になるようなものを作りたいな、と
ショップカードのデザインをお願いした
エレーナ・ウバロワさんにご相談したところ
とっても素敵なイラストを描いてくださいました!
あんまりかわいいので、居てもたってもいられず
とりあえずポストカードを作っちゃいました。
本日より無料配布しておりますので
ご希望の方はどしどしお持ちくださいませ。

シベリアの短い夏を切り取ったような素敵なデザインです!
ちょっとお店情報のスペースが大きくなっちゃいましたが
ポストカードになっていますので、切手を貼って、
大切な方々への猛暑お見舞いに一筆どうぞ。

タイトルは「カラバイ」といい、
主に結婚式などの人生で最も大切な日に
お客さま全員をおもてなしできるくらいの
大きくて、丸くて、美しく飾られたパンのこと。
お庭のかまどで焼き立てをふるまいます!
今は亡き、モーチャ(犬)とムーザ(猫)も一緒に
お祝いしてくれているのが、嬉しくて、嬉しくて…
「リボンか風船に10周年って書いてほしいんだけど」
のリクエストも完璧☆
エレーナさんは私の願いを叶えてくれる魔法使いです!

2018年7月17日火曜日

ブルガリアのダマスクローズ・ジュース☆

しばらく品切れてご迷惑をお掛けしておりました
ブルガリア産ダマスクローズのジュースとジャムが
入荷しました!
夏場は食品の仕入れはいろいろと考えちゃうのですが
冷房の冷気や、強い日差し、
そして汗をかくことでお肌がダメージを受ける季節こそ
必要なのよ~、とのご要望を頂きまして。
体の中から、そしてスプレーやさらさらクリームで
外からもこまめに保湿して暑い夏を乗り切りましょう♪



輸入元さまから教えてもらったローズジュースのかき氷。
パックごと冷凍庫で凍らせ、おろし金でおろすだけで
とってもさっぱりした、見た目も美しいデザートに☆
シャーベットのようにサクッと凍るので
包丁で大き目のキューブ状に切り分け炭酸水を注げば
バラの香りのソーダ水に!

2018年7月12日木曜日

ポストカード・セット☆

珍しいポストカードが入荷しましたのでご紹介します!

モスクワのレフ・トルストイ邸宅博物館で見つけた
ポストカード・セット(10枚入り)です。
トルストイの妻、ソフィアが
領地であるヤースナヤ・ポリャーナの住民たちに
食べれるキノコ、食べれないキノコを
見分けられるようにと描いたスケッチ集だそうです。

アルタイのイラストレーター、
ミラ・ロセンコの描くロシア民芸品シリーズ(6枚セット)。
上左より:
ボレツカヤ塗り、ゴロジェツカヤ塗り、ジョストヴォ塗り
下左より:
ホフロマ塗り、グジェリ陶器、ポルホフ・マイダン
それぞれの特徴的なデザインをとらえて
バレエダンサーのような優雅な動きに擬人化された
ちょっと不思議な作品です♪

買付けの旅☆いろいろ写真撮ってきました

まだ盛り上がりに欠ける4月のモスクワで
それでも何かワールドカップ的なものを・・・と
いろいろ写真撮っておいたのですが
今週末には決勝戦というありさま(笑)
とりあえずちょこっとだけご紹介して、
今年春の買い付け記を締めたいと思います~♪

決勝戦の行われるルジニキ・スタジアムの
地下鉄の最寄り駅「スポルチーブナヤ」。

地下鉄駅の目の前には高架の環状線「ルジニキ」駅。
スタジアムはその向こう側に建っています。
対戦カードも決まって、いよいよ今週末キックオフですね!
個人的にはあっちの方のチームがアレしちゃったので、
こっちのチームを応援してます~。

「ルジニキ」駅を見てみたかったので
今回初めて新環状線を利用してみました。
広々してきれいで、とても快適でした。
ただ、地下鉄に比べてかなり外側を一周するので
一駅一駅が長い・・・
時間に余裕があって、行きたい場所があれば
高い場所からモスクワを観れるので
のんびり観光したい方にはお勧めの移動手段です~。

「ルジニキ」駅ホームから見えるスタジアム。

地下鉄「スポルチーブナヤ」駅の次の駅
「バラビヨーヴィ・ゴルィ(雀が丘)」のホームは
なんと、モスクワ川上にあります。
(出口は両岸にありますよ)
ホーム上では期変わりで展示会が企画されていて、
この時はコーカサスのある共和国の民族衣装や
生活、祭事品が展示されていました。


ホームからはルジニキ・スタジアムが望めます!

2018年7月11日水曜日

買付けの旅☆レフ・トルストイ博物館

先ほどご紹介した「ホテル・グラフスキー」。
グラフとは帝政ロシアの「伯爵」位で
文豪、レフ・トルストイのことを指しています。
このホテルはレフ・トルストイが1882年から1901年まで
家族と暮らした邸宅のお隣にあります。

ホテルから20歩ほど、まさにお隣さんに
「レフ・トルストイ邸宅博物館」があります。

日曜日の開場早々に出かけたところ、
就学前の男の子を連れた若いお父さん、
外国の学生さんのような若い女の子たちなど、
すでにぽつぽつ見学者が。
家族用スペースである1階には普段使いの食堂や
寝室、子ども部屋など。



子供たちが何度も競争しながら上り下りしたという
光のそそぐ階段。
勢いあまって壁にぶつからないように
登ったところのスペースは広めに取ってあるそう。
子供たちの笑い声が今でも聞こえてきそうです!

2階は主にお客様を迎えるスペース。
ピアノホールでダンスをしたり、食事をしたり、
沢山の著名人がレフ・トルストイに会いに来たそう。



2階奥には文豪の書斎が。

普段は質素な暮らしを好んだトルストイ。
お客の多い時などのために用意しておいた
予備の食器庫になんだか人柄がうかがえました。

邸宅の奥には広い庭園が。
4月中旬のモスクワは雪が解けたと思ったら
急に初夏のような温かな日が続き
ぽつぽつと春の花たちが顔を出していました。

お庭の中ほどから邸宅を見たところ。
左の白い建物がホテル・グラフスキーです。
トルストイのお宅にお邪魔したような、
ロシアのビール職人になったような、
どこまでも妄想が広がる楽しい3日間でした♪

買付けの旅☆モスクワのホテル

ひえっ!
名古屋での催事でばたばたしていたのを機に
4月の買い付け記を一か月も放ったままになってました。
これだけは書いておきたい!ってネタが
もう少しだけありますので
備忘録にお付き合いくださいませ。

今回モスクワで2泊だけ宿泊したホテルが
ちょっとおもしろい経歴の建物でしたのでご紹介します!

「ホテル・グラフスキー」の建物は
1866年に建築家グシンにより設計、
1897年に市民技師マルコヴィによって
「19世紀の典型的工場」の一つとして後世に残すよう
モスクワの歴史的中心地ハモブニキ地区に移築されました。
後にハモブニキ地区ビール・蜂蜜酒工場「モスクワ」の
複合設備の一つ、工場で働く人たちの寮として
利用されていました。
工場閉鎖後はしばらく放置されていた建物を
レンガ壁など、当時の素材やインテリアを残しつつ、
ビジネス、観光客のニーズにこたえた現代的なホテルとして
2016年に開業しました。
また、「モスクワ」ブランドは1863年創業の老舗企業で
1902年には皇帝ご用達店を賜る一流巨大メーカーでした。
革命後は国営企業としてビール、アルコール飲料の製造、
また、アルコール禁止運動の時代を経て
クワスやモルスなどのノンアルコール飲料の製造などで
ソ連時代を生き抜いてきました。
ソ連崩壊後の2005年に工場閉鎖に追い込まれましたが
モスクワ郊外に創業した「モスクワ・ビール醸造会社」
によって2012年にブランドが復活、
ここ数年若者の間に広がるビール人気の中でも
ひとランク上の大人ビールとして定着しています。
(「ホテル・グラフスキー」サイト、
「ハモブニキ・ビール工場」ウィキペディアサイトより)

ホテルの入り口は表のレフ・トルストイ通りではなく
中庭側にあるので分かりにくい!

建物の歴史を伝えるレリーフの周りは
あえてレンガをみせるデザインに。

お部屋はこじんまりしたスタンダード・シングル。
最上階の3階は屋根裏気分が味わえます。
天窓からの光がさんさんと入り込みイイ感じ♪
 
シャワールームも天窓で
昼間は電気をつけなくてもよいくらいに明るい!

ロシア滞在の最後の3日間ということで
朝食にちょっと贅沢したかったことも
このホテルを選んだ理由の一つ。


朝からとっても贅沢な気分でした~。