2010年9月9日木曜日

おだんごぱん

ロシア民話といえば、と言われてКОЛОБОК(コロボーク)
を一番に挙げる方も多いのではないでしょうか。

「おだんごぱん」(絵:脇田和、訳:瀬田貞二)
1966年に福音館書店より発行されたこちらの絵本。
ほんわかした絵とリズムのよいお話しが日本人の心をとらえ
お母さんから子どもへ、そのまた子どもへと親しまれ
なんと97刷の大ベストセラー絵本となっています。

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この<コロボーク>という丸パン。
一体どんなパンなんだろうと興味がわいて調べてみました。
実は、どうせ貧乏なおじいさんとおばあさんが
なけなしの粉で作ったパンなんだから
ぽそぽそしたまずいパンに決まってる、と思っていたのです。
ちょっと豪華版ですが、写真がきれいだったので・・・
これはなかなか!
パンというより、ドーナツですね♪
民話の中では粉にサワークリームを入れてこね、
油で揚げると書いてあります。
現代ではオーブンで焼いたり、チョコ味にしたり、
お肉や卵を入れるピロシキ風なものも作られているようです。