2019年5月31日金曜日

現在の店内の様子です~☆

足元のヒーターを片付け、冬用の布類をひっぺがし
お土産に頂いたさらりとしたロシアリネンのクロスを掛け
買い付けてきた商品たちがきれいに並びました~!

ベレスタはさまざまな大きさや形の小箱たちや
ブレスレット、カチューシャ、バレッタなどの
アクセサリー系もたくさん買ってきました!


アルハンゲリスクの刺しゅう鍋つかみや
モスクワのファブリック工場製の
キッチン雑貨はお部屋を彩るワンポイントにも。

冬景色のマトリョーシカやおもちゃをしまって
店内がずいぶんすっきりしました♪


しばらく在庫を切らしていた
マトリョーシカアップリケのエプロンも再入荷です。

ジョストボ・デザインやフィニフティ、琥珀など。
アクセサリー類の種類も豊富になりました!

ロシアを代表する民芸品、
ホフロマ塗り、グジェリ陶器、プラトークたち。

久しぶりにプーチン大統領のコーナーも復活。
G20に合わせて首脳会談も決まりましたね!


Dマンジャーチョコレートも6種類揃っていますよ~☆

2019年5月30日木曜日

ロシア買付けの旅☆ブダペストホテル

今回はモスクワでの滞在がいつもより長かったので
ちょっとだけ贅沢してモスクワの中心地に構える
老舗ホテル「ブダペストホテル」に2日だけ泊ってきました。

1876年、建築家フレイデンベルグによって
ニェグリンナヤ、ペトロフカ、ドミトロフカ通りなど、
現在ブダペストホテルも位置するモスクワの中心地一帯が
総合的にプロデュースされました。
ここは古典主義からロシアモダニズム建築への移行期を現わす
特徴的な建築アンサンブルを今でも楽しむことができます。

当初はレストラン「ロシア」として開業、
料理人たちが工夫を凝らした色々な形や中身のピロシキや
バターたっぷりの焼き菓子で食通たちに愛されました。
20世紀初頭、モダニズムの盛り上がりを受け
1910年に「アンピール」と改名、
個室や大ホールを備えた使い勝手の良さと
食通たちも認める味の良さで人気のレストランでした。
カフェでは度々「文学の夕べ」が開かれ
「銀の時代」を代表する詩人たちが作品を発表し、
現代のビジネスランチセットのような定額メニューを
モスクワで初めて提供したレストランとしても有名です。

1917年のロシア革命後は「エリート」と改名、
後に、より革命的な名前をと「オーロラ」として営業。
歴史の大変動の中、レストランとしての伝統を守りつつ
1958年にホテル「ブダペスト」として開業。
ロシアで本格的なハンガリー料理が楽しめる場として
グルメたちに評判になりました。
今でいう「ランチセット」のような定額メニューが
特に好評で、スパイスの利いたサラミとサラダ、
濃厚ソースのグヤーシュ(牛肉の煮込み料理)とスープ、
グラスのトカイワインまで付いて10ルーブル、と
コストパフォーマンスの良さも好評だったそう。

歴史的な場所ということもあり
多くの有名人もこの地にゆかりがあります。
ウラジーミル・レーニンは1918年11月26日の
モスクワ中央労働者協同組合全権大使大会、
1919年4月11日の労働組合中央会議総会で、
詩人、マリア・ツベターエワは
レストラン「エリート」時代に開かれていた
文学の夕べ「クローバー」でたびたび新作を披露し、
「銀の時代」の詩人たちと距離をおいていた
ウラジーミル・マヤコフスキーも
文学の夕べに飛び入り参加して観客を驚かせた、
なんていうエピソードも残っています。
(「ブダペストホテル」ホームページより)

なんで「ブダペスト」なの?が知りたかったんですけど、
まあ、いいか(笑)
このホテル、モスクワのホント中心地でありながら
時期にもよると思いますが一泊1万円以下で泊まれる
なかなか貴重なホテルです!

お部屋はこじんまりしたスタンダードシングル。


3階に朝食会場があります。


もともとお料理自慢のレストランだったという事で
朝食バイキングもどれも美味しかったです!

クラシカルなデザインで落ち着きます。



2019年5月26日日曜日

ロシア買付けの旅☆「宇宙飛行士と航空技術センター」

ちょっとトムスクの事を書くのに手間取ってまして、
とりあえずモスクワへ行っちゃいます(笑)

今回、出張日数に余裕が無くて
あちこち移動しないことにしたおかげで
いつもよりモスクワ滞在を長めに取れました。
ということで、「一度行きたいな~」と思っていた
「宇宙飛行士と航空センター」を見学してきました。
昨年春の買付けの際、長いリノベーションを終えて
リニューアルオープンしたとニュースで観てたのですが
広ーい「ベーデンハー」の敷地のさらに奥にあるので
「遠いな・・・」と、敬遠してたのです。

1939年にオープンした「全ロシア農業博覧会」の
最も大きな「機械化パビリオン」として作られ、
格納庫のような建物の中でトラクターやコンバイン、
輸送用トラックなど農業用技術の様々な機械を展示。
1954年に近代的に改修、拡張され
「ソ連農業の機械化と電気化」と名称を変えます。
1956年には巨大なツインタービンや平炉製鉄の模型、
金属圧延機などの大型機械設備が展示されます。
1967年から1991年の間には隣接する敷地と共に
「宇宙と機械工業パビリオン」として運営。
ソ連崩壊後の1990年代にはパビリオンは閉鎖され
苗や植木などを販売する商店に占領されていました。
2014年にモスクワっ子たちの声にこたえて
宇宙関連の展示場を復活させる企画が持ち上がり、
2016年に現モスクワ市長、セルゲイ・サビャニンが
「宇宙飛行士と航空技術センター」開設を指示、
2017年に入ると大規模な工事に入り
記録的な速さでリノベーションを終え
2018年春に再オープンすることになりました。
(「宇宙飛行士と航空技術センター」ホームページより)

今回、久しぶりに「ベーデンハー」を訪れたのですが
公園のシンボルの2つの噴水が突貫修復工事中で
市民の憩いの場として完全リニューアルオープンする日も
近いかもしれませんね~。

地下鉄駅から公園の入り口までが10分ほど。

んで、「宇宙飛行士と航空技術センター」前まで
私のとろとろ徒歩で20分ほど。
遠い。。。

正面左には機械技術館。

「宇宙館」はこの「ボストーク号」が目印です!

とはいえ、店主は宇宙技術に疎くて・・・
とりあえず撮ってきたきた写真を
ずらーっとご紹介いたしますので
ご興味のある方にお楽しみいただければ幸いです。