2012年5月31日木曜日

Wイリーナさんマトリョーシカ

1994年発行の「マトリョーシカ・アルバム」
インテルブクス社(モスクワ)にも作品が紹介されていて
日本にもファンの多いお二人。
お土産物市場「ベルニサージュ」でよくお見かけするのですが
今回はいつもと違う女性がお店に立っていました。
お話を聞いてみたらその方はもう一人の「イリーナ」さん、
グボズジェフスカヤさんでした!
バトルーシキナさんはとっても情熱的で
作品や技量のすばらしさを熱心に伝えてくるのですが
グボズジェフスカヤさんは静かな芸術家タイプ。
ゆっくり話してくれるので色々お話をお聞きすることができました。
正反対の性格のようですが15年以上の大親友で
一度もケンカらしいケンカをしたことがなく
お互いにマトリョーシカ製作のパートナーとして
とても尊敬し合っているのですって♪

イリーナ・バトルーシキナ
グジェリ在住。小さいころから音楽と芸術に親しみ
色々なマトリョーシカのデザインを発案するアイデアマン。
ポートレートを専門に学んだため主に顔を描く。
イリーナ・グボズジェフスカヤ
15年以上のパートナー。風景画を専攻し主に衣装や背景を描く。
全ての作品に二人の手が入っているので
底には必ず二人の名前が入っている。


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マリーナ・フロモワさんのマト

今回サンクト・ペテルブルグまで足を延ばしたのは
実はこの作家さんに会うためでした。
「手仕事好きの家族」というタイトルの左のマトリョーシカを見て
ぜひぜひ実物を見てみたい!と思ったのです。
応用美術を勉強した方だけあってディテールの描き込みが
とっても丁寧です。
ぜひぜひお手にとって360度眺めてみてください♪

マリーナ・フロモワ
1972年サンクト・ペテルブルグ生まれ、在住。
芸術学校卒業、応用美術を学ぶ。
マトリョーシカ製作10年以上のキャリアを持つ。
現在は2人の娘を育てながらの限られた時間の中での
マトリョーシカ製作のため注文製作のみ受け付けている。


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ダロフェエワさんのマトリョーシカ

一部の方にお知らせしておりましたマトリョーシカ展ですが
ひとまず中止することが決まりましたので
4月に買い付けてきたマトリョーシカを
どどーんとパルク店内に一斉に並べてみました。
「パルク店主厳選!ロシアの作家ものマトリョーシカ展☆」
といった様相になっております。
これだけのマトリョーシカが並ぶ機会もなかなかありませんので
ご興味のある方はぜひぜひ阿佐ヶ谷におでかけくださいませ。

すでにご紹介したことのある作家さんもありますが
改めまして作家さんのプロフィールなどもご紹介しつつ
展示商品をご紹介していきますね。

バレンチーナ・ダロフェエワ
セルギエフ・ポサード生まれ、在住。専門は教育学。
長年セルギエフ・ポサードの歴史芸術博物館民芸部で働く。
この博物館はロシアで屈指の民族衣装の所蔵をほこり、
深い民族衣装の知識を得た。
ペレストロイカの影響で給料未払いが続いた
1980年代後期から90年代初期に多くの人たちが自己流で
本やイラストを参考に仲間どうしで学びながら
生活の糧にマトリョーシカを描き始めた。
こうしてすでに20年以上マトリョーシカを描き続けている。
現在は二人の娘さんもオリジナル作品を製作している。


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2012年5月30日水曜日

ワラ細工のマトリョーシカ入荷♪

久しぶりにノリンスクのワラ細工マトリョーシカが入荷しました。
いずれもサンプル入荷なので一点づつの入荷です。
お目当てのマトリョーシカが「あった!!」という方は
お早めにどうぞ~♪


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2012年5月29日火曜日

ロシアの陶磁器入荷♪

夏に計画していたマトリョーシカ展が中止になってしまったので
店内のディスプレイを大々的に変えて
マトリョーシカを並べるスペースを作っております。
先週末にはウクライナのお菓子やブルガリアのジャムなども入荷して
ひっちゃかめっちゃか・・・(笑)
とりあえず、食器棚のところのディスプレイがいい感じにできたので
見てください♪
左の上二段はサンクト・ペテルブルグの陶磁器工場
インペリアル・ポーセリン(旧ロモノーソフ)の
ティーポットとカップ+ソーサー2客のセット。
コバルトネットのティーセットは定番ですが
ロシアならではの教会をデザインしたシリーズも
とってもきれいです。
左の下段と右の棚の食器はモスクワ郊外
ジキノ・ドゥリョーヴォの陶磁器工場の製品です。
シュガーポットやミルクピッチャーなどは単品で販売しております。
キャンディーやクッキーを入れたり、
ミルクピッチャーはドレッシングを入れたりしても
かわいいですよ~♪
ドゥリョーヴォ陶磁器工場についてはこちらをどうぞ!
2010年1月8日付パルクのブログ


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2012年5月27日日曜日

モスクワ10(最終日)

結局モスクワで外食ができたのは最終日。
今回こそはあちこちのカフェで「お一人さま」を満喫しようと思ったのに・・・
私は根が引きこもりなので部屋が一番落ち着いちゃうんですよね。

で、最終日。
午前中に荷物の発送を済ませたら3時間ほど時間ができたので
ロシアのお土産物店などが集まる「アルバート通り」へ。
ちょうどランチの時間だったのでТеремок」という
有名なブリヌィのチェーン店に入りました。
ここの店員さんは(比較的)愛想がいいのでほっとします。
ハムとスメタナ(サワークリーム)の熱々ブリヌィをいただきました。


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ここのおトイレに面白いことが書いてあったのでパシャリ。
えーーと、上はちょっと大人な忠告なのでほっといて
下の注意書き、わかります?
「便器の中にトイレットペーパーなどを捨てないでください」
(ロシアでは紙が水に溶けにくくつまりの原因になるので
たいていは横に設置してあるバケツなどに紙を捨てます)
「もし捨てたらタマーラ・ニキーチチナにぶん殴られますよ!」
タマーラさんって、誰?(笑)


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そしてひとり旅では定番の
”やっとロシアで生ビールが飲めました!”
今回は成田行きのゲート前にあるカフェ「Мама Раша」で一杯。
ビールはロシア製があったので満足なんですけど
サラダ・オリビエがマヨネーズを好みで後混ぜするタイプで、この容器。
これで600円くらいするんですよ。
なんか、損した感じが・・・


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2012年5月26日土曜日

モスクワ9(おもしろショップ)

モスクワのバラエティー・グッズ・ショップ「パラドクス」。
昨年の秋にたまたま見つけてからお気に入りです。
今回もチェブラーシカもの、写真撮ってきました。
どこにいるかな~?
前回の「チェブラーシカを探せ!」はこちら。
パルクのブログ(2011年11月27日付)


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マトリョーシカ入荷ぜよ!

福山雅治さん主演NHK大河ドラマで盛り上がった坂本龍馬熱。
ちょっと乗り遅れた感がありますが・・・
坂本龍馬のマトリョーシカが入荷しました!
5ピースなのですが最後のピースは自主規制します(笑)
気になる方はぜひ店頭にてご確認くださいませ。

私の出身校、品川区立浜川中学校は
かつて土佐藩山内家の下屋敷があった地に建っています。
それを知ってから何となく龍馬さんが近しく感じられて・・・
京浜急行電鉄ホームページ「立会川駅」より


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2012年5月25日金曜日

モスクワ8(ゴーリキー名称ムハット)

ゴーリキー名称モスクワ芸術アカデミー劇場の
ステージと座席です。
開演15分くらい前ですが誰も席についていません・・・
5分前位からやっと会場内に入り始めて
開演10秒前くらいまで
「あんた、なんで私の席に座ってんのよ!」とか
「俺の席はどこだ~?ま、いいや、ここで」とか
なんともアバウトな会話がそこかしこでなされてました。

私は中学生くらいの学生さんにかこまれてしまって
落ち着かなくてやだな~と思っていたのですが
みんなおとなしく観ているし、
ちょうどよい具合にモゾモゾ、ソワソワしてくれていたので
私もモゾモゾしても目立たなくてちょうどよかったです。


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2012年5月24日木曜日

モスクワ7(散策)

初めて行くゴーリキー名称モスクワ芸術アカデミー劇場への
道のりの確認と仕入れを兼ねて前日は周辺を散策してみました。
「オーロラ」2012年夏号のマップを見ながらコースをご紹介します。
(建物や通りの名称をこのマップに合わせてみました)

スタートはプーシキン広場。
いつ行ってもたくさんのお花が供えられています。


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このプーシキン像の向かいに1990年、まだソ連の時代に
ロシアで初めてのマクドナルドがオープンしました。
当時の大行列は日本でもニュースになりましたね。
ブリヴァール環状道路を南下していくと左手に
モスクワ芸術座(ムハット新館)が見えてきます。

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その正面の遊歩道には詩人セルゲイ・エセーニンの像。
稀代のダンサー、イサドラ・ダンカンの恋人として
ご存知の方も多いのでは。
30年という短い生涯の中で5度の結婚をし
愛と文学に生きた詩人でした。


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ボリシャヤ・ニキーツカヤ通りにぶつかるところで振り向くと
ごっついエントランスの古ぼけた建物が現れます。
ロシアの国営通信社イタル・タス通信の本社ビルです。
ロシア関連のニュースでたびたび耳にする機会があるかもしれません。
この建物をぐるりと迂回するように
ブリヴァール環状道路の一本東の道を北上し
2分ほど行くといわゆる「マトリョーシカ博物館」があります。


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イタル・タス通信正面の信号。
ロシアでは「待て」の状態もえらそうです。「えへん!」


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いかついイタル・タス通信の建物の前には
こんなにロマンチックなドームがあります。
中にはロシアの国民的詩人プーシキンと
妻のナタリアの像が建っています。
後ろにそびえるキリスト昇天教会で二人は結婚式を挙げました。


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ブリヴァール環状道路をさらに南下して行くと
右手にゴーゴリの家博物館があります。
作家は晩年の4年間をここで過ごし、この地で亡くなりました。
現在ロシアで唯一のゴーゴリ関連の博物館となっています。
今回は時間がなくて博物館に入れなかったので
次回は時間を取ってゆっくり見学してみたいと思います。

ここまで来て、まだ元気が残っていたら
ぜひ旧アルバート通りまで足をのばしてみましょう♪


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