お願いしてみました。
マトリョーシカ作家さんたちは一人で活動している方が多く
品質を保ちながらもある程度の数を描かないといけないので
人気があり価格も求めやすい作品となると
3ピース、5ピース、小物や起き上がりこぼしなどの製作が中心となり
なかなか大きな作品を描く時間や機会がありません。
そこで、この作家さんだったら
どんな10ピースマトリョーシカを描くだろう・・・と、
それぞれにテーマをお伝えしてリクエストしてみました。
自分でも楽しみにしていた今回の試み、
ぜひみなさんもそれぞれの作家さんたちの力作をご覧下さい。
こちらはバレンチーナ・ダロフェエワさんの作品です。
二つとも上品で気品ある雰囲気が大好きな衣装なんです。
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一番大きなコはニジニ・ノブゴロドの結婚衣装。
緑と赤色を基調に金彩の刺繍が施されています。
クリスマスカラーをイメージしてゴージャスに描いていただきました。
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こちらの一番大きなコはノブゴロドの結婚衣装。
黒と白が基調なのでダロフェエワさんも
「本当にいいの？」と少し不安げだったのですが
かつてのロシアでは黒は悲しみの色ではなく
純粋さを表す結婚衣装によく用いられたカラーと聞いていたので
ぜひ、とお願いしました。
10個のマトリョーシカを並べた時のバランスを考え
初めて描いたという衣装がいくつかあります。
9個目までの衣装は全て結婚式の衣装ということで
とても華やかな仕上がりです。
「最後の娘はまだ若くて結婚できないの？」と聞いたら
「そうそう」と笑ってました。
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私はダロフェエワさんの描くリボンが好きなんですよね～。
ふんわり結んでとってもガーリー♪
ノブゴロドの衣装の髪飾りには
初めての試みでビーズ飾りを使っています。
昔のロシアでは結婚式の衣装に
家にあるガラスなどの光ものを加工して
できる限りの装飾を施した、というのをイメージしています。
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