2014年5月14日水曜日

買付けの旅/ダロフェエワさん

マトリョーシカのふるさと、セルギエフ・ポサード在住、
厳しくも優しいロシア女性らしいお顔と
ロシア各地の民族衣装のマトリョーシカで
他とは一線を画すバレンチーナ・ダロフェエワさん。
今回もお宅にお邪魔してきました。
同居している二人の娘さんとお孫さんともすっかり顔見知りで
みんなでお茶や夕食を一緒に取るのが
ロシア出張の楽しみの一つでもあるんです♪

今回はおやつにスイーツを焼いておいてくれました。
ブリヌィ(ロシアのクレープ)をハチミツをはさみながら何層か重ね、
上に練乳とイチゴでデコレーション。
すっごく甘いのですが後引くうまさ!恐ろしい・・・(笑)

昨年秋に続いて日本料理第二弾、「唐揚げ」を作ってきました。
高校生のお孫さん、アルチョム君にも大好評!
片栗粉を日本から持参し
「ジャガイモから出来た粉なんだけど・・・」と言うと
ロシアでも手に入るわよ、と。
ロシアではキセーリと言うゼリーデザートを作る時の
とろみに使うのだそうです。
唐揚げの横にステキな瓶がありますね。
昨年秋に頂いた自家製ワインのさらに半年熟成した状態です。
これがまた、おいしかった~☆
バレンチーナさんと二人の娘さんとの四人で
女子会はさらに盛り上がりました♪
*昨年秋の様子はこちら→2013年12月17日パルクのブログ

お引っ越し☆

いよいよ元のお店が完成間近となりました!

現在地での営業は5月25日(日)までとなります。
5月26日(月)から6月2日(月)までお休みを頂き
6月3日(火)より新店舗での営業を再開いたします。

引っ越しまで二週間となりましたので
少しずつ荷造りを始めました。
しばらくはお見苦しい店内かと思いますがご了承ください。

2014年5月13日火曜日

『ロシア民芸の小さな広場』終了☆

おかげさまで大好評のうちに『ロシア民芸の小さな広場』が
終了いたしました!
今回で5回目となるロシアイベントでしたが
みなさま、楽しんでいただけたでしょうか?

最終日にはマールイ・ミール店主さんが主宰する
マトリョーシカ絵付けのワークショップをのぞいてきました。
みなさん、アイデアの凝った世界に一つだけの
オリジナルマトリョーシカを熱心に製作されていて
見ているだけでも楽しくなっちゃいました。
又機会があったら私も参加しようかな~(笑)

来年もチェドックザッカストア@浅草ギャラリーにて
ロシアイベントを企画させて頂けることになりましたので
ちょっと気が早いですが
少しずつマールイ・ミールさんとパルクで
みなさまに楽しんで頂けるイベントを考えたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪

2014年5月10日土曜日

『ロシア民芸の小さな広場』明日まで☆

チェドックザッカストア@浅草で行われています
ロシア民芸の小さな広場』。
おかげさまで大変ご好評を頂いております。
パルク、マールイ・ミール店主が
ちょこちょこと商品を追加しておりますので
何度足を運んで下さっても楽しめると思います。
今週末はお天気にも恵まれるようですので
浅草散策やかっぱ橋ショッピングがてら
ぜひチェドックに遊びにいらして下さい♪

最終日の明日はマトリョーシカ絵付けのワークショップがあります。
おかげさまでご予約は締め切っておりますが
マールイ・ミール店主さんが奈良からお越しになるので
著書「ロシア暮しの中のかわいい民芸」に
サインして頂けるかもですよ~。



2014年5月9日金曜日

本日は18時までの営業です。

本日、5月9日(金)は18:00にお店を閉めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

買付けの旅/お土産

買付けでは帰りのスーツケースは
商品を運ぶための大事なスペースなので
お土産などはほとんど自分では買わないのですが
今回はちょっと珍しいモノに出会ってしまったので
個人的に、そしてぜひお裾分けしたい”あの人”に
お土産を買ってきました。
かわいいでしょ~☆
マトリョーシカ型のプリャーニク(焼き菓子)です!
プリャーニクが名産のゴロジェツで作られたものかと思いきや
ニジニ・ノブゴロドから少しボルガ川を下ったサマラ発祥の
《ウ・パリィチャ》というカフェ・ブランドのオリジナルクッキーでした。
帰国してから調べたところ《ウ・パリィチャ》は
モスクワなどにも進出していて
プチ贅沢なかわいくておしゃれなケーキなどが人気なんだそう。

アーモンドやスパイスを練り込んだ焼き菓子に
ホワイトチョコをコーティングした上に
一つ一つマトリョーシカが描かれています♪
たぶんロシアにいるうちに食べてしまえば
美味しく感じたと思うのですが
日本に帰ってから食べたのでポソポソ感が気になる・・・
ロシアのお菓子に大変興味をお持ちな方にお裾分けしたので
いつか(味を)グレードアップさせて商品化してくれないかな~と
目論んでおります(笑)

セミョーノフのマトリョーシカ工場で頂いたイワン・チャイ☆
モスクワなどでは薬局に行って
「キプレイの煎じ薬を下さい」と言わないと
なかなか目にすることができませんが
ニジニ・ノブゴロドではお土産物店で販売していました。
二種類あってこちらはちょっとお高い「花入り」。
売り子さんによるとお花が入っている方が茎と葉だけより
”体に良い”そう。
これでいつ喉が痛くなっても大丈夫!
ところで、たまに町のスーパーでも「修道院の」という
表示を見かけます。
ロシアの修道院では衣食住に関する全てを自ら賄い
ハチミツやパンなどの食するもの以外にも
ロウソクや石けんなどの生活用品を生産し
販売して現金にする、というところも多いそうです。
なので「修道院の」という商品を見つけた場合
「ナチュラルな製品ですよ」という安心マークになっているのだとか。



2014年5月8日木曜日

買付けの旅/ゴロジェツ塗り

ニジニ・ノブゴロドが発展する以前、
ボルガ川中流で最も発展していた町の1つ、ゴロジェツ。
12世紀、モスクワの町を作ったウラジーミル・スズダリ公
ユーリー・ドルゴルーキーもこの町に縁を持ち
ボルガ川流域の要所として長きにわたって発展した。
中世ロシアの英雄でありロシア正教会の聖人である
アレクサンドル・ネフスキーはこの地で病死した。
17‐18世紀にかけてピョートル一世により
ボルガ川流域で造船業が盛んになり
ゴロジェツの町は工業と商業で最も栄えた。
造船に伴い木彫技術が急速に発達し
家の中を彩るゴロジェツ塗りもこのころに最盛した。

ゴロジェツはニジニ・ノブゴロドから北西へ53km。
タクシーで1時間半から2時間ほどの距離にあります。
『ゴロジェツ塗り』工場は町の中心から少し離れた
ボルガ川沿岸に位置します。

菩提樹や白樺を素材とした白木は他から買い、
抗菌作用があるとされる松を素材に作る
まな板やパン入れなどは自社で製作しているそうです。
絵付けに関しては一つの作品は最初から最後まで
一人の職人さんが自分でデザインしながら描いていきます。
なのでほとんどのゴロジェツ塗りには製作者の
サインが入っています。



ゴロジェツ塗りの塩入れ、パンケース、まな板などの製品は
食品が触れる部分にはニスを使いません。
一見、華やかな飾りに見えますが実用を兼ね備えた
キッチン・インテリアなのです。

工場付属のギャラリーを案内して頂きました。
この見開きパネルは工場の歴史を表現しています。
表のデザインはゴロジェツ塗りの伝統的なデザインを…

中を開くと工場の創業者や創設期の芸術功労者たちが
仲良くお茶を飲んでいます。

ギャラリーでは国内外の展覧会で賞を取った
この工場を代表する近現代のアーティストたちの
作品が展示されています。
職人たちはこれらを参考にして新たな自分の作品を
日々製作しています。

ゴロジェツ塗りのテーマはピョートル一世時代の
この町が最も華やかだったころの風俗を写し取っています。
家族や若者たちがそぞろ歩きを楽しんだり、
夜のティーパーティーを催したり。
現代のロシア人が見ても馴染み深い風習なので
明るいトーンと共に懐かしさを感じるデザインが
ゴロジェツ塗りが多くの人に愛されている所以のようです。

今回工場を案内してくれたナタリア・プリバロフスカヤさんも
外国にも招待される一級のアーティストでした。

第二次世界大戦時に描かれた飾りパネル。
当時の有名なロマンスの歌詞を表していて
下は前線で戦う兵士たち、
上は夫や恋人の帰りをまつ女たちを表現しています。
と~っても素敵じゃないですか?

ゴロジェツ塗りと言えばみんなが口をそろえて言うのが
「プリャールカの底」。
プリャールカとは昔の糸紡ぎの道具なのですが
ゴロジェツ唯一と言っていいほどの特徴は
作業中に女性が座る下の部分に絵を描いているところ。
興味ある方はモスクワの博物館のコレクションを紹介した
過去のブログで他の地域との違いを見比べてみて下さいね!

絵を描くのが昔から得意だったゴロジェツの女性たちは
よりスペースが広い下の部分に絵を描いたのですって。
上の部分が壊れるとそのまま壁に備え付けてタオル掛けにして
台所を飾ったそうです。
本当にゴロジェツの女性たちはおしゃれですね~♪

ゴロジェツはトゥーラやアルハンゲリスクと並んで
プリャーニクという焼き菓子で有名です。
この地のプリャーニクは木彫が盛んなことを生かした
木型で作った様々なサイズやデザインで人気を博したそうです。
昔の木型は今でもあちこちの博物館やイベントに
引っぱりだこなのだそう。

『ゴロジェツ塗り』工場では塗り物と木彫民芸品と
イコン製作を行っています。
これは木彫技術の一つを表したもので
様々な異なる種類の木材をはめ込んで
ゴロジェツの代表的なデザイン、馬と鳥を描いています。
この町では後継者育成に町として取り組み
小学生のうちから授業の中で
ゴロジェツ塗り、木彫、イコンを描くことに触れされせ
卒業後さらに専門課程に進む若い世代を後押ししています。