2011年12月9日金曜日

アルハンゲリスク1

「チェブラーシカのオレンジ」は24時間たっても
まったく変化なし・・・
ということで忘れないうちに10月にロシアに買い付けに
行って来たことについて書きますね。

まず、成田からモスクワで乗り継いで
ロシア北方の町アルハンゲリスクに2泊しました。
これは宿泊したホテル「пур-наворок」(プル・ナボロク)。
наворокは低い川岸のこと。
その名の通り北ドビナ川沿いに建つ近代的なホテルで
アルハンゲリスク一のホテルとのこと。
それはお値段的なことというよりもこのホテルの立地にあります。
12世紀にノブゴロドのロシア人が初めてこの地に入植したのが
プル・ナボロク岬で、歴史ある地に立つホテルなんです。










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ホテルの正面は北ドビナ川が一望できます。
向かいの塔は2009年にメドベージェフ大統領令によって
アルハンゲリスクが戦争名誉都市指定を受けたのを
記念したもの。










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川沿いはきれいな遊歩道が整備されていて市民の憩いの場と
なっています。
冬は寒く、さびしげですが夏は市民や観光客でにぎわうそう。
アルハンゲリスクではよくナナカマドの木を見ました。
町の中心地から車で郊外の博物館に行く30分ほどの道には
街路樹のようにあちこちにナナカマドが植えられていました。
真っ赤な実がとてもきれいです。









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アルハンゲリスクはいつの時代も重要な軍港だったので
戦争にまつわるオブジェもよく見かけました。
「おまえはなんと多くの人間を
飢えや寒さから救ってくれたことか」
戦時中、アザラシ(だと思うのですが)の肉で飢えをしのぎ
脂肪で暖をとったのでしょう。








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朝、15分ほど川沿いの遊歩道を歩いたのですが
本当に多くの学生さんや社会人がジョギングをしていました。
太極拳のような、ヨガのような、ゆっくりした体操をする
グループも見かけました。
もう少しして本格的な冬が始まれば
外で運動することはできないでしょうね。







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こちらのナナカマドはまだ葉が落ちていません。
ロシアの歌にあるように「細きナナカマド」です。
女性に例えられるのも分かりますね。






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教会の前の小さな橋には沢山の錠がかかっていました。
ネットで調べたところ、アルハンゲリスクの若者の間では
結婚式の時花婿が花嫁を抱いたまま
町にある7つの橋を周ると幸せになれるという言い伝えがあって
この橋では二人で錠に鍵をかけて永遠の愛を誓うそうです。




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