2012年7月21日土曜日

ロシアの古書絵本⑤

☆『ロシアの絵本と文学フェア』7月29日(日)まで!
(パルク店内)

今日はちょっと面白い冊子をご紹介します。
1986年版「いつも太陽を」絵・グラフィック、アレクサンドル・シュリッツ
1945年ハバロフスク近くのユダヤ人居住区ビロビジャン生まれの
シュリッツは1969年にノボシビルスクに移り児童書出版界で活動。
キューバ、イギリス、オランダなど各国での絵画展に招待され
絵画、グラフィックス分野で多くの賞を受賞している。
この絵本はノボシビルスクの出版社が21世紀を前に
未来をになう子どもたちに「平和」について考えてほしいと
企画した一冊。
「ぼくたちは平和をもとめる!」というテーマで
ノボシビルスク在住の小学生が絵や詩、アンケートを
投稿しています。


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「もし原子力爆発が起こったら・・・No!No!」
「自然はぼくたちに命を与えてくれる。
核爆発の雲が太陽を覆ってしまうことを許してはいけない」
4年生のミーシャくんの言葉です。

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