2011年6月1日水曜日

ロシアのCD ロック!4

まだまだ続きますよ~。
今日はロシア・ロック・レジェンド!大御所たちをご紹介します。

Машина времени (Time Machines)
ソ連、ロシアを代表するロック・グループ。
1969年に小学校の同級生、アンドレイ・マカレーヴィッチと
セルゲイ・カワゴエが中心となり小学校で行われた音楽祭に
生徒からも出場が許された際にグループを結成。
その後隣の小学校の生徒もグループに加わり
「Time Machines」と命名した。
ビートルズや英語の歌手に影響を受け、コピーやオリジナル曲
などを演奏し人気を得て行く。
長い歴史の中、何度もメンバーチェンジや解散を経て、
2009年には結成40周年記念ツアーを慣行。
40都市、40会場でのライブツアーを果たす。
(当店に在庫しているアルバムはトリビュートコンピレーションで
オリジナルメンバー演奏のCDではありませんでした・・・)
Машина Времени - Синяя птица (youtube.より)
1992年のライブ映像です。

ДДТ (DDT)
ロシア人が最も愛するロックグループ。
1980年、バシキール共和国ウファでリーダーであり、
ほとんどの曲の作詞者であるベーシスト、ユーリー・シェフチュクが結成。
ロシア語のオリジナル曲を発表する前はビートルズやストーンズの
カバーを演奏していた。
ユーリーの詩には戦争、人間、社会、自由、サンクト・ペテペルブルグ、
故郷ウファ、宗教などのテーマがあり
誰もが心のどこかに引っかかるようなフレーズを歌いあげる。
ДДТ-Родина (youtube.より)
ユーリー・シェフチュク50歳記念コンサートにて。

Кино (Kino)
80年代ソ連を代表するロック・グループ。
リーダーであり全ての曲の詩とほとんどの曲を手掛けた
ビクトル・ツォイは今や伝説となっている。
レニングラードの小学校の仲間たちで1980年ごろから音楽活動を始め、
82年にレニングラードのクラブに出演した際にアクワリウムの
ボリス・グレベンシコフと出会う。
スタジオアルバム製作を勧められたのをきっかけに
「Кино」と名前を変更し大成功を収める。
1980年代後半のソ連の自由化、ペレストロイカに乗り
ソ連ロックを世界に知らしめる原動力となった。
1990年にツォイは自動車事故により帰らぬ人となる。
Кино、またツォイの人気はいまだに衰えることなく、
多くの若いアーティストたちによってリスペクトされ、カバーされ、
ますます輝きを増している。
Кино-Кукушка (youtube.より)
ファンが作ったトリビュートビデオ
5月28日のブログでは女性ロックアーティストземфираがカバーした
同曲のライブ映像をリンクしています。こちらもかっこいいです!

Аквариум (Aquarium)
ボリス・グレベンシコフと友人のアナトーリ・グニツキーが
1972年にポストモダン・ポエタリー音楽プロジェクトとして結成。
ボリスは現在もロシアで絶大な人気を誇り、「ソ連ロックの父」と呼ばれ
イニシャルのБГだけで通称とされるほど。
1953年レニングラード生まれ。長いキャリアの中で多くのアルバムや
楽曲を発表し続ける一方、音楽プロデューサーとして様々な
プロジェクトを企画、参加するロシアロック界の重鎮。
Аквариум-Маша и медведь (youtube.より)
モノクロのビデオクリップ。渋いです!












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