2016年6月16日木曜日

ロシア買い付けの旅☆ロストフ・ベリーキーへ~④

それではちょこっとだけクレムリン内部を。

府主教エリアはぐるりと城壁に囲まれ
庭園に入るのには入場料が必要です。
また、回廊でつながった教会や館は博物館になっていて
それぞれに入場券が必要です。
シーズンオフの平日ということで
数組の小学生グループや観光グループがいるだけで
とってものんびりした雰囲気。
気温も温かく天気もよくて時折ひんやりとした風が吹き
なんとも言えない贅沢なひと時でした。

城壁の回廊越しにはネロ湖が望めます。

博物館の通しチケットを購入したので
とりあえず全部の展示館をはしごしました。
特に興味深かったのはロシア正教の教会と言えば
イコンという聖像画が描かれていることが有名ですが
こういった木彫の聖像もあるのですね。
アルハンゲリスクの博物館でいくつか拝見したので
北部の特徴なのかと思っていたのですが
ここロストフの博物館でもいつくか展示されていました。
こちらは
「王門(至聖所への入り口)」 1883-1889年
ピョートル=パーベル大聖堂
(ペトロフスカ市、ヤロスラブリ県)
こちらは
「とらわれのキリスト」 19世紀初め


こちらは
「キリストの十字架像」 18世紀

各博物館はどこも写真撮影OKだったので
ばちばち撮りまくったのですが
それがどこの建物だったか、どんないわれのものか
全然分からなくなってしまいました。。。
もし、ロストフのクレムリンに行かれることがあれば
お知らせしておきたいことがあります。
どの博物館の入り口もなんだか入りずらいので
とりあえず「ここかな?」と思ったら
思い扉を開けてみてください(笑)

入りずらそうでしょ~?

ここなんて入り口には府主教事務所と書いてあります。
ところが中に入ってみると
それはそれは膨大で見事なイコンのコレクションが!
修復中のウスペンスキー教会のイコンを
目の前で見ることができました。