2016年5月29日日曜日

ロシア買い付けの旅☆ロストフ・ベリーキーへ~②

今日はロストフ・ベリーキーで宿泊したホテルをご紹介します。

鉄道駅から緑豊かなのどかな道を15分ほど歩くと
遠くにキラキラと光るロシア正教の教会屋根が見えてきます。

ずんずん歩いていくとクレムリン城壁の向こうに
ウスペンスキー教会の美しい丸屋根が見えます。
これはなかなかの感動♪

町の中心であるクレムリンから徒歩3分ほどのところにある
「ルースコエ・ポドボリエ(ロシアの旅籠)」というホテルに
お世話になりました。
この建物は商人イワン・フレブニコフが
1781年に一階は商店、二階は住居として建てたもの。
20世紀中ごろには建物の半分が壊されてしまいましたが
2007年から建築当時の雰囲気を残しながらの増改築が進み
現在は一階はレストランとエントランス、
二階は全24部屋のホテルとして営業しています。

町の中心とはいってものどかな歴史観光都市。
よくよく考えてみれば日本でもそうですが
意外に観光地の見どころが集まる場所って
夜にはほとんどの店が閉まり道を歩く人もまばら・・・
大きなスーパーや食料品店などは
バスで一つ二つ離れたところに点在していました。

こじんまりとした快適なお部屋。
インテリアは全部屋異なり予約の際に選ぶことができます。

宿泊料金には朝食代が含まれていて
一階にあるカフェでモーニング・セットをいただきます。
セットは3種類あり、その一つ「カーシャ」を選ぶ場合は
チェックインの際に予約が必要です。
「カーシャ」とは麦や米、ソバの実などの穀類を
牛乳などでことこと煮るおかゆなのですが
作るのに一時間以上かかる手間のかかるメニューなのです。

二泊したので一泊目の夜はとりあえずホテルのカフェで晩酌を。
インテリアはロシアの田舎家をイメージして
ペチカ(ロシア風暖炉)があったり
イスやテーブルは木彫をほどこした素朴な木製家具、
素焼きの食器類など、雰囲気抜群です♪
まずはバルチカ7で早起きした一日を癒します。

かるくビール一本とサラダ、パンくらいでいいかな~と
オーダーしたこのサラダが美味しくてですね!
ごろごろ角切りのビーツが甘くて美味しくて、
オレンジの酸味がほどよく食欲をそそり、
クリームチーズがこってりこくがあって。。。

で、ビールが足りなくなってもう一本。
すると不思議なことに今度はつまみが足りなくなって
がっつりしたものが欲しくなり
「チキンとチーズのグリル」なんかオーダーしたりして。。。

んで、しまいにはロシア製シャンパンを
一本頼んでしまいました。一人なのに・・・

このへんまでくるともう酔っ払いです。
カフェのお料理がとてもおいしかったせいで(笑)
さらに「ジュリエン」も食べちゃいました。

二日目の夜はスーパーでビールでも買って
おとなしく部屋で飲もうと思ったら
何件か回った食料品店にビールが売ってないんですよ!
さすがにウォッカやワインを一本開けるのもなぁ。。。
ということで二日目の夜もホテルのカフェで晩酌。
前日の反省もありビール一本につまみが丁度良いように
最初からメインをオーダーしました。
ひとりで飲んでると向かいに座ったおじさんが
「あ!君、昨日ロシアのシャンパン飲んでただろ!
おいしかったかい?」と話しかけてきました。
ロシアに行く度におっさん化している私ですが
さすがに恥ずかしかった・・・

ちなみにこちらはモーニングセットA。

朝食は8時から10時までで好きな時間を選べるのですが
チェックアウトの日は朝6時には出発。
前日のうちにホテルの受付の方に
駅までのタクシーを頼むことができるか相談したら
「それじゃあ朝食が食べれないわね!お弁当を持っていきなさい」と、
夜のうちにこんなにたくさん用意してくれました
そんなこんなで、なかなかお勧めのホテルです♪