2016年5月28日土曜日

ロシア買い付けの旅☆ロストフ・ベリーキーへ~①

6月、7月にいろいろとイベントが控えてまして
なんだか慌ただしいです~。
とりあえず忘れないうちに春の買い付け記を
ちょいちょいご紹介させていただきますね。
備忘録として後々自分自身、役立つこともあるので・・・

今回は初めてのモスクワからの一人長距離列車の旅。
急行列車で3時間ほどなので「近距離」切符売り場に行ったら
「ロストフ・ベリーキーなら長距離よ」と言われました。
長距離列車の切符を買う際はパスポートが必要で
切符に個人情報も記載され
乗車時には検札があり席も決まっています。

ロストフ・ベリーキーへ行く列車の出発点はヤロスラブリ駅。
ロストフ・ベリーキーはヤロスラブリ州にあります。

切符を無事購入したら
電光掲示板で自分の乗る列車のプラットホームを確認。
「ヤロスラブリ行き、7:35発、1番ホーム」から出発します。
アルハンゲリスクやシベリアのチタへ行く列車も
ここから出発するのですね。遠いわ・・・

1番ホームに私が乗る列車が到着しています。
手前が1号車で食堂車やコンパートメントなどもありますが
私は「普通座席」チケットを購入。

私の乗る12号車はこのずーーーーーっと先。
ま、間に合うだろうか・・・?

発車15分前に無事着席!
普通にきれいで快適な座席、車両です。
行きはガラガラでのんびりした雰囲気。
こんなに空いているのに
隣の座席のウズベキスタン人の男の子が
日本人が珍しくて私に興味持っちゃったので
ずーっとおしゃべりしてました。
ロストフからモスクワに帰ってくるときは満席で
家族連れが多く
朝早かったのでお菓子やお弁当を広げたり
お茶を飲んだり、おしゃべりしたり。
行きも帰りもロシア人の生活の一端を垣間見たようで
とっても楽しい列車旅になりました♪

さて、ロストフ・ベリーキーに到着です。
「ロストフ」という名を持つ町がロシアにはもう一つあり、
「ロストフ・ナ・ドヌー」というロシア南部のドン川下流の町と
区別するため、こちらは
「ロストフ・ベリーキー(偉大なロストフ)」あるいは
「ロストフ・ヤロスラブリー(ヤロスラブリ州のロストフ)」と
呼ばれています。
「ナ・ドヌー」の方が人口100万人を超す大きな町なので
「ロストフに行ったよ」と言うと
大抵のロシア人に「あそこは暖かくていい所よね~」と
バカンスにでも行ってきたのかと言われました。
「ナ・ドヌー」は2018年サッカーW杯の開催地にも選ばれ
大都市でもあり観光地でもあります。

私が訪れたロストフ・ベリーキーの方はというと
駅前がこんな感じ・・・(笑)
モスクワからの列車から降りたのは10人ほどでした。



ここ、ロストフはモスクワ周辺の古都「黄金の輪」の一つで
862年には年代記に登場する歴史ある町。
大きなクレムリン城壁が残っていて
17世紀の教会群が見どころとなっています。