2017年5月27日土曜日

ロシア買い付けの旅☆「俳優会館」でデート♪

今回、ひょんなことからとっても素敵なレストランに
招待していただきました!
アルバート通り、ヴァフタンゴフ劇場の向かいに建つ
「俳優会館」。
1937年にアレクサンドル・エスキンによって
俳優、舞台関係者のためのクラブとして発足。
1990年、居を構えていたトベルスカヤ通りの建物が火事にあい
現在のアルバート通りの建物へ引っ越しました。
現在は大小5つのホールとアートサロン、カフェの営業、
世界各国の舞台芸術関連とのパートナーシップ、
出版、ワークショップ、セミナーの開催など
精力的に活動しています。
(「俳優会館」ホームページより)

1912年にモスクワの豪商の妻、
アンナ・フィラトワ所有のアパートメントとして建てられた
アルバート通りを代表する歴史的建築物。
エントランスのモダンなステンドグラスが雰囲気あります。

レストランは見晴らしの良い6階にあります。
お友だちが選んでくれたのはソ連時代の名優
アンドレイ・ミロノフの名を冠したミニ・ホール。

窓からはアルバート通りが見渡せます。

アンドレイ・ミロノフの母は女優、マリア・ミロノワ。
若いころは有名な母の名に苦しんだのだとか。



エレベーターを降りると
メインホールといくつかのミニホールがあります。
それぞれのホールをつなぐ廊下には
「俳優会館」を利用した名優たちのポートレートが
飾られています。
まるでちょっとしたギャラリーのよう♪

こちらのレストランに招待してくださった方には
パルクを始めた最初のころからお世話になってますが
今回初めてゆっくり色々お話しすることができました。
ずーっと「何者なんだろう?」と思っていたのですが
もともとはプラスチックの金型職人なんだとか。
こちらの俳優さん、「昔からの友人なんだよね~」とか、
逆にますます謎が深まった…(笑)

さて、お食事です♪
お電話で待ち合わせを決めた時に
「アルバート通りでちょっとお茶でもしましょうか」
というお話しだったので
お昼ご飯をしっかり食べてきてしまって大後悔!!
「ここはジャガイモのグリルがおいしいんだよね~。
そうそう、モスクワではここでしか食べられないよ、
この時期はアストラハンの生のニシンが美味しいんだ。
コーカサスのミネラルウォーター、トバウも絶対だな」

「チーズ入りのピローグも美味しいんだよ」

「スープは何にしようか?やっぱりボルシチかな?」

「食後にはやっぱりアイスクリームだよね。
1つ?2つ?何味にする?」
いやー、もうなんて素敵な時間だったことでしょう!
アルバート通りにこんな落ち着いた大人カフェがあったとは。
とはいえ、手が届かないことはないけど
やっぱりちょっとお高めなお店だし
なんといっても、通りにはぜんぜん看板などが出ていないので
素人にはなかなか入りづらい。。。
なんとも贅沢なひと時を堪能させていただきました♪

2017年5月26日金曜日

ロシア買付の旅☆いろいろなことでゴチになりました♪

今回もあちこちのお宅で温かいおもてなしを受けました。
みんな、ほんとにお料理上手で、おもてなし上手♪

エレーナ・ウバロワさんのおもてなしは
いつもシンプルながら心のこもった手作り料理。

上の写真だと分かりにくいかもしれないので
ちょっと切り口をお見せします。
カッテージチーズのホール台の上に
手作りのベリーソースとかぼちゃの種を乗せた
酸味と甘みが程よいヘルシーケーキ。
オートミールの焼き菓子はしっとりしていて
カットフルーツやハチミツなどと一緒にいただきます。

じゃーん!
こちらはマリア・ドミトリエワさん宅のパパが
朝から仕込んで用意してくれた魚のピローグ。
まるで祭日のような豪華な食卓です!
生地ももちろん手作りで、ほんのり甘みがあってサイコー☆

パパは盛り付けにもこだわるので
各々お皿に盛りつけた姿も美しいのです。

お料理だけでなく、スイーツ作りもお手のもの!
リンゴのケーキは、もうほとんどプロです。

こちらは屋外お土産物市場ベルニサージュで
アーニャさんご夫婦にご馳走になった手作りピザ♪
ちょっと見た目はあれですが(笑)、
手作り生地がパリッとしていて、
昨秋自分たちで採って冷凍しておいたキノコや
山羊のチーズにジャガイモ、トマトが乗った
オリジナルのおつまみピザ。
さむーい市場の中でウォッカを片手に
塩気もちょうどよくてすっごく美味しかったです♪

こちらはちょっと番外編。
お友だちが自身のお誕生日パーティに招待してくれました。
奥様手作りのひき肉のピローグとオリビエサラダ、
他にはいかにも男の料理といった感じで
魚の燻製やキュウリ、トマトをお皿に盛り付け、
ちょっと贅沢ブランドの黒パン。
支度途中の様子なので見た目はなんですが、
どれもこれも手が込んでいて美味しかった~!

2017年5月25日木曜日

『リトアニア・フェア』今年もやります~♪

毎年6月にひそかに恒例にしている(笑)
『リトアニア・フェア』を今年もパルク店内で開催します!

『リトアニア・フェア』@ロシア雑貨店パルク
6月6日(火)~7月2日(日)
*期間中、6月10日(土)、11日(日)は
日本ロシア語情報図書館バザー出店のためお休みします

毎年ご好評をいただいています
リトアニアのハーブティーと生はちみつに加えて
今年は「ラブディエン」さんに全面協力をお願いして
パルク店内の3分の1くらいのスペースをコーディネート
してもらいます。
パルク店主はもともと商社や輸入書専門社に勤めていて
ショップディスプレイのセンスがまったく無いので
勉強させてもらおー、と思いまして。
たぶん、一カ月だけすっごくかわいいお店になると思うので
ぜひぜひ遊びにいらして下さい♪

「ラブディエン」さんが
ちょちょいとDMを作ってくれました~☆
何日かお店に顔を出してくれるので
リトアニアのことやリネンウエアのフィッテングなど
この機会にいろいろ相談してみてください。

2017年5月23日火曜日

ロシア買い付けの旅☆トヴェリのおもちゃ工場

トヴェリ行きを決めたのはまずはこのおもちゃ工場に
行ってみたかったから。
ロシア民芸品を扱うようになって色々と書籍をあたり
ソ連時代のおもちゃとして目にしてきた
木を削った型に焼きを入れて模様付けしたおもちゃたち。
ふとしたきっかけでこのタイプのおもちゃが
今も作られていると知って
ぜひ製作しているところを見学したいな、と思ったのです。

「トヴェリのおもちゃ工場」はトヴェリ中心地から
少し外れた住宅街にありました。
昔ながらの旋盤機械を使って熟練工が器用にパーツを
くり抜いていきます。

この工場では菩提樹、白樺のほかに
ハンノキ、ヤマナラシの木を使用しています。
形やデザイン、用途によって材料を使い分けるのだとか。

ウッドバーニングのはんだごては年季が入っています!

上の写真はちょうど左下のフクロウのマトリョーシカの
木の幹部分を描いていたところ。

私はあまり聞いたことがありませんでしたが
トヴェリもマトリョーシカの産地の一つとして
数えられているそう。
特徴は上の写真のような黒と赤を基調とした衣装と、
金の髪飾りや耳飾りなどの豪華な装飾品。
さらにお腹にトヴェリの風景が描かれているタイプが
最近の人気だそう。

ひっそりと、そしてとても和気あいあいとした雰囲気。
案内してくれたマネージャーさんによれば
この工房でも高齢化が進み、
国はもちろん州や市からの援助もなく
存続に苦労されているとのこと。
ソ連時代の工場の多くはすでに存在していないことを考えると
このおもちゃ工場が営業を続けているのは奇跡のようにも
思えてきます。

工房の中には小さいミュージアムがあります。
ここに保存されている作品は基本的にどれも再現ができる
いわば工房のカタログのようなもの。

「トヴェリのおもちゃ工場」は時代時代で名称は変わりましたが
1931年創業の長い歴史を持つ企業です。
もっとも特徴的なのが製品の多種多様性と
見る人たちに感動を与える素朴ながら緻密なデザイン。



このサンプルたちのデザインのほとんどを手掛けたのは
ある一人のアーティストなんです。
ユーリー・フォーキンは1935年に労働者の家に生まれ、
前大戦の真っ最中に子供時代を過ごしました。
ユーリー少年の父も前線で従軍していました。
戦時中、前線に父親を送っていた家庭の子供たちには
お祝いの日に軍事委員会からプレゼントが手渡されていました。
「これは前線のお父さんからだよ」と。
8歳の時、ユーリー少年はフェルト長靴をもらいました。
ある日、いつものように父の顔を一目見たいと
軍用列車が通過するのを見るため雪だまりに上りました。
すると雪だまりが崩れ、線路の方へ投げ出されてしまいました。
その時、ぶかぶかの長靴が脱げ、レールの間に落ちました。
「お父さんからのプレゼントなのに!」と
手を伸ばした瞬間、両手が列車に弾かれ
一生両手のない生活となってしまいました。

小学校を卒業して、教育学校を受験する際
歯でペンをくわえ、課題の詩を書きました。
実際その筆跡は驚くほどきれいだったのですが
好奇や憐みの目に耐えきれず、教師の道を断念します。
その後、「芸術作品組合」での絵付けの仕事につき
熟練の職人たちから木のおもちゃ作りの初歩を学びました。
歯で絵筆をくわえての作業ですが
すぐに才能を開花させていきます。
たゆみない努力と数々の作品、デザイン製作の功績により
1966年には労働赤旗勲章、1974年にはレーニン勲章を授与され
生涯のうちに1200以上のデザインを手がけ
現在の「トヴェリのおもちゃ工場」の財産となっています。
上の写真はユーリー・フォーキン直筆のデザイン画。
とても歯で絵筆をかんでの作品とは思えない綿密さ!

ユーリー・フォーキン氏の才能は画力はもちろん、
そのバラエティー豊かな想像力!
とぼけた顔や、一瞬のゆがんだ表情、素朴な微笑みや
なんとも小憎らしい顔など。
なんだか、人間の無限の可能性を感じて感動しました。





2017年5月20日土曜日

ロシア買い付けの旅☆トヴェリの町

と、表題を書いたはいいけど、
ほとんど町の写真を撮っていないという・・・

トヴェリ駅から予約したホテル「ボルガ」まで
歩いて30分くらいかな~と予定していたのですが
駅を出たところでタクシーに声をかけられて
行き先を告げると値段もそこそこだったので
タクシーで行くことに。
何もなければ5分くらいで行く距離なのですが
走り出して2,3分のところで他の車にコツンと
当てられちゃってですね。
私、ロシアで初めて交通事故に遭遇しました。
「こういうとき用」の決まった書類があるようで
スマホで写真撮ったり書類書いたり、
10分ほどで事故処理は済んで無事ホテルに到着。
そんなこんなで、ホテルに着いたらホッとしてしまって
まったりしちゃったんですよね・・・

こちらが私を出不精にさせた
居心地の良いシングルルーム。

到着した日はぽかぽか陽気で日差しが眩しいほど。
ベッドに横になって窓から見える青空にウトウト・・・

部屋からはボルガ川に注ぐ支流チマカ川が目の前に。

よく見るとカヌーを楽しむグループが。
なんとも、のどか~。

そして、このホテル「ボルガ」のもう一つの魅力、
1階には隣接して24時間営業のカフェテリアが!

ショーケースに並ぶ料理をスタッフによそってもらう
カフェテリア式のロシア料理店。

ビーツたっぷりのビネグレートサラダと
魚のカツレツにソバの実のカーシャ添え。
パンとジグリの生ビールで280ルーブルほど。

こんなに安くておいしいカフェがあれば
スーパーで晩酌セットを買ってくる必要もありません。
翌日の夕飯もこちらのカフェにお世話になりました。
チキンのチーズグリルにポテトフライ、
クリーミーなマヨたっぷりのオリビエサラダに
黒パンとハモブニカ生ビールで380ルーブルほど。
ハモブニカ分だけちょっと贅沢になってます。

二日目はタクシーを使って3か所の仕入れ先回り。
ホテルに帰ってくると雪が降りだして・・・

「外に行こうかな~、どうしようかな~」と
2時間ほどもたもたしているうちに、こんな銀世界に!
ホテルから歩いて15分くらいの
ボルガ川沿岸の公園に行こうと計画していたのに
結局ホテルに引きこもってしまいました。
トヴェリ、また行かなくちゃ・・・

ロシア買付の旅☆トヴェリへ

今回の買い付けではモスクワとサンクト・ペテルブルグを
約4時間で結ぶ「サプサン号」という特急列車に乗って
トヴェリという町へ行ってきました。
トヴェリはモスクワのレニングラード駅を出て約1時間。
ロシアを代表する大河、ボルガ川の上流に位置する
歴史ある地方都市です。

モスクワ「レニングラード」駅から出発!
チケットは旅行会社を通して事前に購入したので安心。
まずは列車の到着ホームを確認して、
久しぶりのレニングラード駅だったので
1時間前には駅に着いて構内をちょこっと見学しました。

出発の20分ほど前に列車が到着。
サプサン号はモスクワ=ペテルブルグ間に6駅あり
列車によって直通だったり、停車駅が違ったりします。
私の乗る9:40分発はトヴェリに停まりますが
10分早く出発する隣の列車はトヴェリには停まりません。
乗車時に車掌さんがパスポートと席をチェックするので
間違えることはないと思いますが、ちと緊張しました。。。

いの一番に乗り込んでまずは写真撮影。
この後車内はほぼ満席になりました。
モスクワ=ペテルブルグ間を日帰りもできるようになり
ビジネスや観光に、便利に使う人が増えているそうですよ。

3月末は街にはほとんど雪はありませんでしたが
車窓から見えた湖はまだ氷に閉ざされてました。

さくっと1時間でトヴェリに到着。
乗車時にパスポートチェックしていて
どの席に途中下車する乗客が座っているか分かるので
なんと、到着5分前に車掌さんが声をかけてくれました。
これなら寝過ごす心配もないわ~♪

こちら、トヴェリ駅のプラットフォーム。
正面がペテルブルグ方面。

こちらはモスクワ方面です。
遠慮して写真は撮らなかったのですが
駅職員らしき人がフォームのベンチに座って
ギター片手にロマンスを唄い出しました。
のどかやのぉ~♪