2014年12月28日日曜日

☆良いお年を☆

今年もたくさんのロシア雑貨、またロシアに興味をお持ちの
お客さまにご来店いただき本当にありがとうございました!
パルクは昨年から仮店舗営業を余儀なくされ
今年6月に今のお店の場所に戻れるまで
なんとなく落ち着かない店内、商品、そして店主(笑)で
大変ご迷惑をおかけしました。
皆様のおかげで今年9月には6周年を祝うことができました。

ロシアでは長くインフレが続いているところに
ウクライナ問題にかかる経済制裁や
天然資源の暴落などによるルーブル安など
明るい展望はなかなか見えてきませんが
こんな時こそロシアのかわいいもの、ステキなものを
たくさん日本にご紹介していければと思っております。

2015年も皆様にとって良い年でありますよう心より願っております。

(今年の年賀状に拝借したロシアのニューイヤーカードより)
『笑顔と幸福、すばらしい気分、
愛と成功、大きな幸運、
大きな袋いっぱいの贈り物と
うれしいことを連れて
素敵な新年が早くやってきますように!』


2014年12月26日金曜日

本日は18:00までの営業です☆

本日、12月26日(金)は18:00にお店を閉めさせていただきます。

また本年の営業は今週いっぱい、28日(日)までとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

ロシア買付け☆街で見かけたあれこれ

街を歩いていて、あるいはテレビを観ていて
気になったモノ、コトを写真に収めてきました。

アルハンゲリスクからモスクワの空港に到着後
ターミナルビルへの送迎バスの中で
日本の国旗を見つけてびっくりしました。
これ、なんでしょうね?
サッカーリーグがある国かな?って思ったのですが
ここに日本を入れていただくにはちょっとおこがましい気もするし・・・
路線バスでもお気に入りのサッカーチームの
ペナントを飾ってる運ちゃんって結構見かけるんです。

プラットフォームの端に立たないで下さい。
命の危険があります!

注意!白線の外側を歩かないように!
なんだかソ連時代のようなポスターで危険感ハンパないです。

皇帝、エフゲニー・プルシェンコの
氷上スペクタクル『雪の王』のポスター。
ひゃ~、かっこいいです~♪
どんなステージだったかはこちらでお楽しみ下さい!

「1931年から1951年まで
作家アンドレイ・プラトーノフはここに住んでいた」
ロシアの文学や歴史が好きな人なら
モスクワの街を歩くだけでもワクワクしちゃいます!

詩人マンデリシュタームのレリーフはこれまた印象的。

大統領デザイン専門のTシャツ屋さん、のようです。
ロゴマークのマトリョーシカがかわいくて
お店に入ってみたらいかつい柄ばっかり(笑)

写真では分かりづらいですが
翌日の『民族統一の日』パレードに向けて
トベルスカヤ大通りがきれいにライトアップされています。

今回、特にモスクワの中心部で
何度かこの「レンタサイクル」を見かけました。

ボリショイ劇場裏の小道を歩いていたら
こんな素敵な壁面アートが☆
この日は大雨で気分は最悪だったのですが
こういう発見があるから街歩きはやめられませんね!

こちらも今回の旅で頻繁に目にするようになりました。
駐車用メーターです。
友達は自分が住んでいるアパートにこれが設置されて
自由に車が止められなくなったと嘆いていました。
まるで日本のようだ!って(笑)
「駐車するのにお金がかかる」という習慣を根付かせるには
まだちょっと時間がかかりそうですね・・・

今回、一瞬わが目を疑った場所があります。
お土産物市場ベルニサージュの
入口前に並んでいた木製小屋がそっくり無くなっていたのです。
毎週ここに通うマトリョーシカ作家さんに聞いたところ
何のインフォメーションもなく突然何も無くなったのですって。
何があったのでしょうね?

ちょっと面白かったテレビ番組を。
1980年代に流行った(らしい)オーストリアのバンド、
JOY」ってご存知ですか?
1986年発表のジャパニーズ・ガールズという曲があるのですが
これがロシアのラジオを聴いていると一日に何度か耳にするほど
いまだにロシアで大人気なのです。

日本の女の子はすばらしい!一度は付き合ってみたい!
とべた褒めの曲なのですが
どうみてもこりゃゲイシャをイメージしてますよね・・・

11月4日は2005年から施行されている祝日、「民族統一の日」。
ステージには大物政治家や人気歌手が登場し
トベルスコイ大通りの行進の様子などを生中継していました。
ウクライナ問題を受けて政治的にはいろいろあるかと思いますが
一般のロシア人は
一日も早い平和的解決と和解を望んでいるように見えました。






じゃん!

2014年12月25日木曜日

ロシア買付け☆トレチャコフ美術館

今回、ちょっと時間を作って10年ぶり(くらい)に
トレチャコフ美術館に行ってみようと計画しました。
ロシア絵画を中心としたこの美術館は
成り立ちから建築、インテリアなど全てにおいて私の好物なんです♪

久しぶりのトレチャコフに大興奮!

存分に写真を撮ってさて列に並ぼうとしたら
門の前で数人が足止めされています。
なんと、その数分の間に館内の安全のため
入場人数制限が始まってしまったのです。がーん!
実は私が訪れたのは秋の連休の真っ最中で
家族連れや学生グループでどこも観光地は大混雑。
とくに劇場、博物館などは学術指導の一環として
沢山の学生グループが事前予約を入れていて一般客は後まわし。
ぜんぜん列が進みません。
40分ほど待たされてやっと館内に入ったところ
クロークやチケット売り場も長蛇の列だったので
残念ですがミュージアムショップでお買いものだけして出てきました。

30分ほどして出てきたら列がこんなに伸びていました。

せっかく地下鉄に乗ってここまで出てきて
何もせず家に帰るのはもったいないので
途中気になった看板が出ていた
小さなミュージアムに寄って行きました。

ロシア最後の皇帝、ニコライ二世をテーマにした
パーベル・リィジェンコという画家の個展です。
パーベルさんにご興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。

館内に入りコレクションを見学して分かったのですが
この建物は国家事業としてモスクワの歴史的建物を
修復、保存するフォンドの一環として復活したギャラリーとのこと。
タブレットが設置されていて誰でもその修復の過程を
観ることができます。
絵画も大きな作品が多く迫力があり間近に観れたし
こじんまりとしたギャラリーのビフォー/アフターも知れて
とっても素敵なひと時を過ごしました。


入口のファサードも素敵です☆

トレチャコフ美術館を見学することはできませんでしたが
ちゃっかり買い付けはしてきましたよ!
有名どころ絵画のオリジナルグッズです。

こちらはポストカード。各150円です。

2014年12月24日水曜日

ロシア買付け☆モスクワで観劇

一昨年の春以来、買い付けのもう一つのお楽しみとなっている
「モスクワで観劇」。
今回は二度目となるゴーリキー名称モスクワ芸術劇場での
観劇となりました。
モスクワのユーゴザーパド劇場が来日した際に
二度も観ているブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』を
モスクワ芸術劇場で観てみようという趣向です♪

ゴーリキー名称モスクワ芸術劇場がある
トベルスコイ通りがライトアップされていました。
子供たちが遊ぶ大きなすべり台などもあり
夕暮れまで親子連れやカップルで賑やかでした

きれいでしょ~☆


本日の演目は『巨匠とマルガリータ』です!

私の席はちょっと手違いがありなんと一列目の一番!
端っこのなかの端っこです。
本当はB列(二列目)の13番という特等席のチケットを
用意してくれたのですが
なぜかその席を真ん中にして3人のおばさまが座っていて
スタッフの方に相談したところ
「とりあえずあなたはここに座ってて」と一列目に案内され
結局そのまま・・・ということになっちゃいました。
観劇としてはあまり良い席とは言えないけど
劇中、私の目の前に色々な役者さんが来て
長セリフを語る場面が何度もあり汗が飛んでくるほど!
こんな躍動的な観劇は初めてです。
しかもですね・・・(!)

この舞台を観てピンときた方もいるかしら?
なんと、私が日本で二度観ている
ユーゴザーパド劇場の舞台監督である
ベリャコーヴィチ氏がこの舞台の監督をしてるんです。
3時間40分という長丁場の舞台なのですが
三度目にしてやっと理解できたというか
芝居に没頭して最後までドキドキ、ワクワクして
とっても素敵な時間が過ごせました♪
いや~、俳優さんたち、とってもかっこいい☆

劇中ばら撒かれた小道具のお札を記念に頂いてきちゃいました。

2014年12月23日火曜日

北野幸伯著:『クレムリン・メソッド』

一気に読み終わりました~☆

日本人の知らない「クレムリン・メソッド」~世界を動かす11の原理
北野幸伯著
集英社インターナショナル刊

先週発行された北野幸伯さんの新著、
さっそくAmazonで取り寄せ一気に読み切りました。
長年のメルマガ愛読者としては「おさらい」となりますが
これからの日本の行く末を憂慮する国民の一人として
改めて手元に置いておきたい一冊です。

テレビや新聞などの既成報道では
「最近の日本はおかしくなった」とか
「ますます世界は混乱して日本人には理解しがたい」とか
あまりに無責任なこと言い放っていますが
そんな”ピラミッド”から抜け出して
自分で考え、自分で観ることができるように
この本のメソッドを参考に「私の自立」へ一歩づつ近づきたいと
気持ちを新たにしました!

無料メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」
著者、北野さんのメルマガです。
店主も長年愛読しておりますよ~☆


ロシア買付け☆外食編

今回の買い付けでは一度だけカフェで外食することができました。

私のモスクワでの宿泊地はベラルーシ駅周辺。
ビジネスにもショッピングにも便利な場所で商店も多く
カフェ選びにも困りません。
日本にいるときにいくつか見繕っておいた中から
「レピョーシカ」というウズベク・中央アジア料理のチェーン店に入りました。

まずはロシア製ビールで乾杯♪

シンプルな野菜サラダにもザクロがまぶしてあって
中央アジアの香りがします。

チキンとトマトの煮込み。
パクチーがアクセントになってさっぱりぱくぱく食べられちゃいます!

これがお店の名前にもなっている「レピョーシカ」。
まん丸い形でもちもち食感が特徴のシンプルなパンです。
それにしても、もう2、3品食べた気がするのですが
全然写真が残っていない・・・(笑)
チェーン店と侮っていたのですが
インテリアもソファーも居心地がよく店員さんもとてもフレンドリー。
肉料理はもちろん、野菜もたっぷりとれるので
とっても楽しいモスクワの夜を過ごすことができました♪

2014年12月21日日曜日

ロシア買付け☆ロシア家庭料理

今回もマトリョーシカ作家、バレンチーナ・ダロフェエワさんと
ご自宅で一緒にお料理を作りました。
過去二回は日本料理を食べたことがないというダロフェエワさんに
肉じゃがと鶏のから揚げをご紹介したのですが
今度はロシア料理をあたなた教えてあげるわ、ということで
準備しておいてくれました。
メニューは「ジャガイモのつぼ焼き、肉とキノコ入り」です!

まずは豚肉用スパイスでお肉に味をつけておきます。

一口大に切った豚肉をフライパンで焼き色が付く程度に焼きます。

豚肉は焼き目が付いたら火を消してフタをして蒸らしておきます。
マッシュルームと粗みじん切りにした玉ねぎも
別々のフライパンで炒めます。

ここで陶製のつぼが登場。
豚肉、玉ねぎ、ジャガイモ(生の乱切り)、マッシュルームの順に
層にして詰めていきます。
これを二度繰り返します。


(みすず飴のセロファンが!)

ぎゅうぎゅうに詰めてフタをして・・・

オーブンで30分ほど。

途中焼き加減を見ながら、
味がしみ込んできたところで一度オーブンから出して
たっぷりとスメタナ(サワークリーム)を乗せ
もう一度オーブンで5分ほど焼きます。

ジャーン!出来上がり☆
ジャガイモにお肉やキノコ、あめ色玉ねぎの味がしみ込んで
とってもおいしい一品です。
サクッと焼いた表面のスメタナがまた、すっごくクリーミーで
おいしかったです♪
いつもは同席してくれていた唯一の男子、お孫さんのアルチョム君が
お年頃のせいか恥ずかしがって「ご飯いらない」なんて言うので
ダロフェエワさんの二人の娘さんと一緒に
ガールズトークが盛り上がること、盛り上がること!
それにしても私のロシア語は
話がはずめば弾むほど、ますます怪しくなっていく・・・

ちょっと番外編☆
お友達がサクッとお昼ごはんに作ってくれた一品をご紹介します。
こちらはスーパーで売っている
「フライパンで焼くだけで簡単カツレツ」!

これをたっぷりバターをひいたフライパンで
形を整えながら焼いていきます。
塩、コショウ、スパイスなどの味が付いているのでホントに焼くだけ。
両面焼き目をつけたらフタをして30分ほど蒸し焼きにします。


その間に付け合わせの「ご飯」を作ります。
このお米は冬季オリンピックが行われたソチがある
クラスノダール地方で作られたれっきとした”ロシア産”のお米。

PROSTO、プロースタとは「簡単」という意味です。
図の通り、とっても簡単!
袋のままお湯の中で茹でて30分で出来上がり、というもの。

生のお米を袋のまま茹でます。
「うわぁ・・・絶対おかゆみたいになるわぁ・・・」期待感ゼロです。

袋のままお湯から引き揚げ、少しおいて湯切りし
そのままお皿へ。

はい、出来上がり☆
これがですね、意外においしかったんです(笑)
お米も丁度良い硬さに出来上がってて
なかなか”あり”でした!