2018年5月23日水曜日

買付けの旅☆アルハンゲリスク

アルハンゲリスクに行くのは5度目、ということと
4月上旬でそろそろ温かくなり始めるかな~、と
高をくくっていたら、ま~、寒くて、寒くて。
いまいちデジカメを取り出して写真を撮る気になれず・・・
そんなわけで、アルハンゲリスク編は
ちょっとしたスナップショットでお届けいたします。

今回宿泊した「スタリッツァ・パモリヤ」は
セベロ・ドヴィナ川岸に建つこじんまりしたホテル。

すぐ隣には有名な大型ホテルがありますが
こちらにも宿泊した有名人のサインが沢山。

目の前にはセベロ・ドヴィナ川の雄大な景色。
と、思いきや・・・
地図で測った感じで2kmはあろうかという向こう岸へ
人影がポチポチと。

完全に冬季限定の「道」として整備されいます。
この辺りは中洲や半島状の土地が多いのに
それらをつなぐ橋はとても少ないので
北方の人たちにとってこの凍てつく寒さは
生活に便利な面も多くもたらしてくれているようです。

以前宿泊していたホテルよりもちょっとお高めの
このホテルを今回選んだ理由は
民芸品工房まで徒歩で20分くらいで行けるから。
ところが朝起きたらますます雪が積もって、この状態。
結局ホテルで送迎タクシーを呼んでもらうことに。

出張中の宿泊先を選ぶ時は
お値段と利便性を天秤にかけるわけですが、
ちょっとお高めホテルの良いところは
朝食に外れがすくないところ、ですかね。
出張中は大抵お昼を抜くことになるので
一日の栄養源となる朝食はとっても大切なんです。

こちらはオリガ・ザバイキナさん宅。
今回、二番目の娘さんのパートナーが
空港まで迎えに来てくれました。
一人目の娘さんは息子さんと一緒にオリガさんと同居して
主にメゼン塗りを得意として制作活動をしています。
二番目の娘さんはデザイナーとして活躍し
パートナーさんと一緒に主に革細工作品を制作しています。
オリガさん宅にはこの二番目の娘さんが描いた作品が
飾られていました。
植物図鑑にあるような押し花を再現した細やかな画風です。

食堂のライトや時計回りにも彼女の作品が。
こちらはデザイナーらしく
すっきりまとまった、かわいらしいお花のデザイン。
それにしても、皆さん本当にセンスが良いですね~♪

夕方のアルハンゲリスク空港。
空気がきりっとした中、
夕日がとっても鮮やかに輝いていました。

飛び立って3分後くらいには
アルハンゲリスクの町が一望できました。
真っ白な部分は凍ったセベロ・ドヴィナ川。
それにしても、寒そう~!!