今回のペテルブルグ行きは特急「サプサン」号を利用して
約4時間の列車旅。
モスクワに戻る際、早朝の便に乗る予定だったので
移動が楽なように駅周辺で宿泊先を検索したところ、
ちょっと面白いホテルを見つけました。
その名も「銀の時代」。
19世紀前期からのプーシキンやゴーゴリをはじめとして、
その後登場するツルゲーネフ、ドストエフスキー、
レフ・トルストイなどが活躍した時代が
「ロシア文学の黄金時代」と名付けられるのに対し、
一時期のロシア文学界の低迷後、
20世紀初めに現れたブロークやベールイなどが活躍し
再びロシア文学が花開く時代を「銀の時代」といいます。
ペテルブルグの中央駅「モスクワ」から徒歩5分ほど。
お土産物屋さんとカフェの間に見える
居住者用の玄関ドアがホテルへの入り口。
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よく見るとホテルのプレートが掛かっています。 |
玄関ホールはこんな感じ。
ベビーカーが置いてあってほのぼの~。
生活感がハンパないっす(笑)
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時代を感じる階段を上って2階へ。
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こちらがホテルの入り口です。 |
各部屋に続く廊下も良い感じでしょ? |
お部屋はこじんまりしたシングルルーム。
窓は中庭に面していて中心地のわりに夜は静か。
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デスクには手描きお手紙(コピーです)が。
「オシプ・マンデリシュタムよりアンナ・アフマートワへ」
その時代にタイムスリップした気分になります~。
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こちらのホテルのウリが、こちら!
宿泊者がいつでも利用できる食堂です。
希望があれば年代物のサモワールも利用可能。
そして左奥に見えるソファは
アフマートワが実際に使っていたといわれるもので
こちらでお会いしたマトリョーシカ作家さんと
きゃっきゃ言いながら写真撮りっこしました。
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お菓子や紅茶、コーヒーは飲み放題、食べ放題。
自分の部屋へ持ち込んでもOK!
立地がとても良かったので
街を歩き回って、一度ホテルに戻って休憩しては
次の買い付け場所へGO!と、
今回とても仕事がはかどりました~!
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ペテルブルグの中央駅「モスクワ」のコンコース。 |
ロシアは広い! |
サプサン号は乗車時にパスポート提示があり安心、安全。
(テロとか心配ですからね・・・)
飛行機は早くて便利だけど、列車の旅も良かったです!
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ちなみに、今回の旅のお伴はこちら。
シニアに上がって初シーズンのモスクワでの印象とか、
いろいろと元気もらいました☆
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