2024年6月20日木曜日

ロシア買い付けの旅2024②モスクワの街かどより

時間もお金もコロナ禍前のように余裕がなく
以前のように「モスクワともう一都市」を
めぐることができなくなってますので
なんとなく同じような写真しか撮れなくて。

とはいえ、買い付けに行く道すがらや
土日に少しゆったりと買い物に出かけた時などに
「へー、こんなところにこんなものが!」
という発見もありましたので、ちょこっとご紹介します。

常宿がある駅周辺を地図チェックして
「時間があれば行こうリスト」を巡るのも
楽しみの一つ。
日曜日の朝、思いのほか体力が残ってたので
見つけておいたお店に行ってみようと歩いていると
「ワシリー・カンジンスキー」の文字を発見。
1915年から1921年まで、このアパートの一部屋に
カンジンスキーが住んでいたそう。

ちょっと雰囲気のある建物でしょ?

見つけておいたお店でお目当ての物はゲットできず
さらに日曜日の朝のお散歩。
この辺りは作家トルストイが住んでいた所なので
公園には緑の中まどろむ先生が。

大通りの向こうにはロシア外務省の
スターリン様式のりっぱな建物が望めます。

こちらはモスクワ市民の憩いの場
「チースティエ・プルディ」。
マトリョーシカ作家さんに会うため
ちょっと早めに着いて公園のベンチでまったり。

そのマトリョーシカ作家さんが
わが町の自慢、と案内して下さったのがこちら!
たくさんの動物たちのレリーフで装飾された
1908-09年に建てられた建物。
ビクトル・ヴァスネツォフと関わりの深い
セルゲイ・ヴァシコフによるファサードが有名です。

「けものたちの家」と親しみを込めて呼ばれています。
写真で見ると伝わりづらいかもしれませんが
間近でみるとものすごい迫力です!

「チースティエ・プルディ」駅の前には
帝政ロシアの作家、グリボエードフの像。
その人となりをあまり知らなかったので
ウィキってみたところ
めちゃくちゃ波乱万丈な人生じゃないですか・・・

モスクワの街中ではますます
レンタル自転車とキックボードが広がってます。
日本のウーバー的な「ヤンデックス・イート」の
配達員さん達も利用してたりして
若者達がスイスイ~とモスクワの街を行くのを
あちこちで見かけました。


食料の買い出しに近くのスーパーに行く途中、
「ミハイル・ブルーベリは
ここに住んでいた1900年に
有名な『白鳥のお姫様』を描いた」という
英語のプレートを踏んづけてびっくり(゚д゚)!

この手前の建物のことのようですが
特に博物館にもなっていないので
どういうことなのか謎は深まるばかり・・・

あちこちで「5月9日」のパレードに向けて
準備が進んでいました