マールイ(小さい)劇場でボリス・ゴドゥノフの
お芝居を観てきました!
1756年、エリザベータ女帝の勅命により
ペテルブルグにロシア劇場が創設されるとすぐに
モスクワ大学の生徒たちによって大学付属劇団が開設、
1759年、詩人で戯曲作家のモスクワ大学学長、
M・ヘラスコフ管理の元、公共劇団が創設され
モスクワで最初の劇団が誕生。
1780年、実業家のマイケル・メドクスにより
「ペトロフスキー大劇場」が建設されると
多くの俳優、歌手、ダンサー、音楽家などが所属する
私営劇団として規模を拡大していきます。
1806年に国費を受け、国立モスクワ劇団となるが、
時を同じくして「ペトロフスキー大劇場」が火事で焼失、
その後はいくつかの邸宅を借りて活動を続け
1824年にようやく建築家ボヴェの設計で再建された
ボルギン家の邸宅をモスクワ帝国劇団の演劇部専用の劇場、
「マールイ劇場」として得て10月14日に初演を迎える。
翌年、1825年にはバレエ・オペラ専門の劇場として
「ボリショイ劇場」がオープンします。
また、アレクセイ・トルストイによるロシア帝国史三部作
「イワン雷帝」「フョードル一世」「ボリス帝」は
作曲家G・スヴィリドフがマールイ劇場のために
特別に音楽を書き下ろし、
劇場の出自に関わる「名刺代わり」の作品とされています。
(「マールイ劇場」サイトより)
マールイ劇場がある「劇場広場」はボリショイ劇場、
ツム百貨店、メトロポールホテルなどに囲まれ
まさに「モスクワのど真ん中」という場所。
|
劇場入り口前にはベンチがあるのでちょっと早めに行き
街ゆく人々を眺めてゆっくりしてきました。
|
クロークでコートを預けた時の受付の方が
「2階で生演奏があるからぜひ聴いていきなさい」と
お勧めしてくださいました。
ピアノの生演奏はいままでにもありましたが・・・
さすがマールイ劇場です!
|
1階に降りて、バンケットでお楽しみのコレ!
オーケストラの生演奏が聞こえてくる中で
なんとも贅沢なひとときでした~☆
|
「ボリス・ゴドゥノフ」の末期時代を描いた作品は
なんとも陰謀めいた、くらーい雰囲気。。。
|
ライトアップされた「劇場広場」は
とっても美しかったです~♪
|