2019年6月9日日曜日

ロシア買付けの旅☆テレビドラマ「ゾルゲ」

今回の買付けで訪れたところについては
色々調べるうちに深みにはまってしまって
なかなか頭の中でまとまらず、
パソコンを睨みながら何日もしかめっ面してて
ご来店くださった方々には失礼しました!

とりえず、数年前から話題になっていた
チャンネル1のテレビドラマシリーズ『ゾルゲ』を
観たぞ~、ってことで
今回の買付け旅のレポートを締めたいと思います。
かなり撮影に時間をかけた力作だと
ちょっと前から話題だったので楽しみにしていたんです。
ところが、日本が舞台の作品となると
やっぱり「う~む」な場面も多く、結構ストレスが。
出演した俳優さんのことを調べたところ
「SPUTNIK日本」(2017年7月7日付)の記事をみつけ
いろいろストレスの原因が解けました。
それにしても、港に停泊する船を映した時に
「見学随時受付中」って書いてあったのだけは
いただけなかったわ~(笑)

ドラマの中盤では撮影風景や
リヒャルト・ゾルゲに関するドキュメンタリー特集も。
昨年の買付の際には「スターリンの娘」が放映されてて
ロシアにおけるこの時代への関心の高さを感じます。

先日来日したラブロフ外相とショイグ国防相も
東京多磨霊園に眠るゾルゲのお墓参りをしてますね。




ゾルゲの元で無線技士として活動する
マックス・クラウゼンの妻にはユリア・アウグ。
「エカテリーナ」でエリザベータ女帝を演じた
あの貫録を彷彿させ、見ごたえありました。
私のいっこ上にはとても見えません!

撮影は上海で行われたという事でどうしても違和感が…

最後は処刑の場面で。
今回、トムスクへ出かけたことで
スターリンによる強制収容所や強制移住のことを読み
この時代のソ連という国の狂気を垣間見た気がします。
いやー、怖い怖い。