2011年4月20日水曜日

セルギエフ・ポサード

今回はマトリョーシカのふるさと、セルギエフ・ポサードに
一泊してきました。
鉄道で行くと早くて便利なのですが一人だと寝過ごすのが不安で
バスで行くことにしました。
1時間半ほどの道のりで145ルーブル(約435円)。
モスクワ中心地からの出発は地下鉄ВДНХ(ベーデンハー)駅から。
セルギエフ・ポサードのバスターミナルは鉄道駅の正面にあります。





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今回宿泊したアリストクラート・ホテル。
バスターミナルから徒歩10分ほど。(吹雪の場合)
玄関前のポーチは雪に覆われていて道がありません。
しばらく雪の小丘の前で途方にくれてしまいました。
意を決してとりあえず玄関まで行ってみようと雪山を超え
スケートリンクかと思うような玄関前からコントで使いそうな
つるつる滑る階段を四つん這いでやっと登って
重~い木戸を開けると・・・
中にはちゃんとホテルのレセプションがあって、ほっと一息。





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私のお部屋はちょうど玄関の真上の二階でした。
どうも隣がスタッフルームになっているようで
なぜかバスルームがものすごくタバコ臭かったです。
お部屋は暖かく、なかなかゆっくりできました。





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吹雪になったり、晴れ間が出たり、冷たい突風が吹いたり
ロシアの冬を満喫するような一日。
キーンとする空気の中、急に青空が広がって日が差すと
大修道院の丸屋根が一層荘厳に輝きます。





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しかし、一転して吹雪になるとこんな感じ。
ほんの30分くらいでころころと天気が変わります。





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ホテルの前の道で犬がエサを探しているのを見ていたら
抒情詩や短編小説の一つも書けそうな気がしてきます。
ロシア人に詩的な人が多いのが分かる気がしました。





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部屋の窓枠に降り積もる雪。
今まで見たこともないような埃のような雪。
ボトボト降る湿気を含んだ雪しか見たことがなかったので
とっても不思議でした。
この雪は地面に降り積もっても風でふわふわと浮かび上がります。
吹雪になると上からも下からも雪にさらされるのです。
コートの中に冷たい雪が入らないように胸元を閉めて
フードをかぶって下ばかり見て歩いていると
「今の私、ドストエフスキーみたい?へへへ」と一人ニヤニヤ。
一人旅は妄想と独り言が増えますね。。。





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