2013年6月2日日曜日

買い付け⑪ヴァフタンゴフ劇場1

ロシアに買い付けに行くと
いつも自分の時間を取ることなく終わってしまうのですが
昨年春に続き今回もロシアのお芝居を観ることができました。
今回はアルバート通りに建つ伝統ある劇場
ヴァフタンゴフ劇場に潜入です☆

*昨年のゴーリキー・モスクワ芸術アカデミー劇場については
こちら→2012年5月24日パルクのブログ

お土産物店やカフェが立ち並ぶ外国人も多い観光地ですが
劇場前には上演時間前になるとどこからともなく
お芝居を楽しみにしているロシア人たちが集まってきます。

スタニスラフスキーの愛弟子である
アルメニア系ロシア人のエフゲニー・ヴァフタンゴフは
1883年ウラジカフカスに生まれる。
モスクワ大学で学ぶ傍ら演劇サークルや演劇学校で演劇を学び
1911年モスクワ芸術座の一員となる。
1913年に学生演劇スタジオを創設、
リアリズムを追求するスタニスラフスキー・システムに従い
俳優、演出家として活躍する一方多くの名優を育てた。
1922年に亡くなったのち、
1926年に創設者の名を冠しヴァフタンゴフ劇場となる。

*画像が横倒しですみません。




私が観たのはドストエフスキー原作「伯父さんの夢」。
今度は二幕物のコメディーです!

こちらが創設者のエフゲニー・ヴァフタンゴフ氏。
アルメニア系ということで
掘りの深い知的ハンサムさんです。