2014年5月7日水曜日

買付けの旅/セミョーノフ(鉄道)

今回の買い付けで私が一番ドキドキしていたのは
初めて一人でロシアの鉄道に乗ることでした。
モスクワ=ペテルブルグの移動で
何度か鉄道に乗ったことがあるのですが
いつも連れがいたので自分で切符を買うのは初めて。
システムもよく分からないのでむちゃくちゃ緊張しました。

私が宿泊したホテルは「ゴーリコフスカヤ」という
地下鉄駅から徒歩5分。
まずは地下鉄で一駅乗って「モスコフスカヤ」駅へ。
「ゴーリコフスカヤ」は2012年11月に開通したばかり
街の鉄道の玄関口である「モスクワ」駅から
観光や歴史の中心地、クレムリンへは
オカ川を渡らなければいけないのですが
それまでは移動手段はタクシーやバスしかありませんでした。
街の人たちにとって待望の地下鉄開通だったそうです。

2012年開業とは思えないなんともソ連的なモザイク装飾。
ニジニ・ノブゴロドでは地下鉄はジェトンというコインを使用。
一乗り20プーブルでした。懐かしい!!

地下鉄「モスコフスカヤ」駅は鉄道駅に地下で直結しています。
この建物は中央コンコースで
ここにも切符売り場がありホームへと入れますが
左隣りに大きな切符売り場とホームへの入口があり
多くの人はそちらを利用するのでこちらの建物はガラガラでした。

圧迫感がハンパないです・・・

このレシートが切符です。
ニジニ・ノブゴロドの「モスクワ」駅からセミョーノフまでは
114ルーブルでした。

出発時間の一時間半前に切符を買った時点では
切符売り場の係りの人も何番線から発車するのか
分からないとのこと。
出発20分ほど前にやっとホーム番号が表示されました。
この建物の入口で切符を自動改札に通して
地下通路を通ってホームへ行きます。

キーロフ方面。
第2プラットフォーム、6番線。セミョーノフ行き。

プラットフォームに上がると電車がすでに待っていました。
セミョーノフまではおよそ1時間。
各駅停車のローカル線でしたが「通勤電車」というカテゴリーらしく
どの駅でも人の乗り降りがあり町の人たちの生活を垣間見たようで
楽しい列車旅でした。