2010年5月16日日曜日

ダーチャ・ツアー

今年も「ロシアに学ぶ週末術」の著者、豊田菜穂子さんがご案内する
ロシア極東の都市、ハバロフスクの夏ツアーの応募が始まりました。
モスクワやペテルブルグまで行くには遠いし、
そんなに会社も休めないし・・・という方にうってつけの旅です。
普通の観光旅行ではけっして味わうことのできない
ロシア人とのふれあいができます。

特にお勧めはやはり「ダーチャ・ツアー」!
ダーチャとはロシア人の多くが持つセカンドハウスです。
雪解けを待って春になると、お花や野菜を植えて
夏から秋にかけて一生懸命育て、収穫を楽しみます。
ロシア人とどんなに仲良くなってもダーチャにおよばれするのは
稀なことです。
そのダーチャにお泊まりして、ロシアの自然にどっぷり漬かります。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいませ。
サムイズダート・ロシア ブログ
(過去ツアーの様子などもご覧いただけます)

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2010年5月15日土曜日

到着しました~!

3月末にモスクワから送り出した6個の郵便小包。
最後の一箱がやっとパルクにたどり着きました。
検品して、値段をつけて、とりあえず並んでおります。
おいおい作家さんとともにご紹介していきますね。


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最後の一箱は実家近くに住む友人が預かっててくれました。
ということで、昨夜は実家に泊まって来ました。
母が立会川土産にと用意しておいてくれたのが
今巷で話題沸騰中の「龍馬の足あとパン」。
立会川駅前「カフェ・ロティ」というパン屋さんのオリジナル商品です。
このお店の店長さんは兄の同級生、妹さんは私の同窓生という
ご縁のある方なんです。
立会川にお越しの際は話のタネにぜひどうぞ。
・・・小指がかわいいです!


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2010年5月14日金曜日

新世界刺しゅう工場のハンカチ

ここ何度か、買い付けの度に寄る刺しゅう製品のお店があります。
アルバート通りの老舗のお店で、店員さんもとても親切で
ソ連時代風な雰囲気が落ち着きます。
今回興味をそそられたのはお花のワンポイント刺繍が素敵なハンカチ。
さっそくこの製造工場のことを調べてみました。


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「新世界刺しゅう工場」ヤロスラブリ
1872年、モスクワで開かれた工業技術博覧会に
刺しゅう製品が出品されたことによりようやくロシアでも
工芸の一分野として刺しゅうが確立し、発展を始める。
ヤロスラブリのペレスラブリ・ザレスキー郡では昔から
手刺しゅう製品が有名で、農民の中には年貢として
刺しゅうを施したクロスや縁飾りを納める者たちもいた。
腕の良い者は地主が所有する作業場で製品を作るようになる。
農奴制改正後、地主所有の作業場が廃止されるとともに、
ペレスラブリ・ザレスキーには機械刺しゅう工場が現れ始めた。
1884年にはドイツ人、ザスが工場を開き、
1896年にはバチスト地やサテン地への刺しゅうを得意とする
エリセーエフ工場が操業開始。
1902年にはジトニコフ工場が開業した。
1915年十月革命の少し前、ペレスラブリ郡所有の染物工場を
アンドレイ・ゴリンベルグが購入し、未ざらし生地で作る
刺しゅう製品や雑貨を製作する大きな工場に改装。
1916年には漂白、乾燥などの機械設備と
輸送管理、倉庫を備えた工場が完成。この工場の操業年、
1917年が後の「新世界刺しゅう工場」の創立年となる。
ジトニコフ、エリセーエフ、ザスの工場も吸収し
「赤い刺しゅう工場」という名前になっていたこの工場は、
1929年にペレスラブリ郡の管理となり、
「新世界刺しゅう工場」の名称が与えられた。
第二次世界大戦中は兵士の下着やシーツ、パラシュート用の紐や
靴紐を生産し、戦後大きく発展。
現在でも品質に定評があり、2004年にはロシアの航空会社
アエロフロートの制服に採用されている。
(「新世界刺しゅう工場」ホームページより)

2010年5月13日木曜日

ナジェージダさんの作品

モスクワのハンドメイド作家、ナジェージダ・モホワさんの
いろいろなファブリック作品が入荷してます。
他に二人のお友達といつも仲良く自分たちの作品を販売しています。

トートバッグと鍋敷き(丸型)がナジェージダさんの作品。
鍋敷き(四角型)はパートナーの作品です。



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こちらのポシェットはもう一人のパートナーの方の作品。
ちょっとづつマトリョーシカの雰囲気が違うでしょ?



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モスクワの街中で、生地屋さんをのぞいても
ロシア製の生地はほとんど見かけません。
ナジェージダさんに聞いたところ、
彼女たちは長年このお仕事をされているので
ロシアの生地を扱う業者の方が届けてくれるのだそうです。
「街中でロシア製の生地を見つけるなんて、ムリよ~!」
とおっしゃってました。
ここのグループではロシア製にこだわり様々な柄の生地や
チロリアンテープや刺しゅうの技術を使って
かわいい作品を作り上げています。



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そうそう!
2個だけ、モスクワ限定スターバックスタンブラーが
入荷しております。
(売り切れました。ありがとうございます。)



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2010年5月12日水曜日

おくるみカーチャちゃん

うわっ!写真ぼけぼけですね・・・

5月7日にブログにてご紹介した赤ちゃん人形
ミニサイズが入荷しました。
(*7日にご紹介したタイプはすべて売れ切れました)
お座りタイプは洋服の違いで男の子と女の子がありましたが
こちらはすべて女の子です。
タイトルをКатенька в конверте(おくるみの中のカーチェンカ)と
いいます。

マトリョーシカでも一番小さい子はおくるみにくるまれた
赤ちゃんなことがありますよね。
足がまっすぐになるように、きをつけ!の姿勢でギュッと
包むそうです。
実際に中で赤ちゃんがどうなっているのか見たことなかったのですが
くるまりタイプの子を一つ開けてみたら・・・
すっごく上手にくるまれていました!

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2010年5月11日火曜日

ボトルケース

昨日日本ロシア語情報図書館に行って、届いた荷物を一つ
受け取ってきました。
今週中にもう一箱もそろうのでようやくめどが立ちました。
あ~、商品が全部日本に届いてよかった♪

こちらはいずれも一つづつだけ仕入れたイコンのマトリョーシカと
ワインのボトルケースです。
イコンのマトリョーシカは変則的な5ピースになっています。
セルギエフ・ポサード在住のA.ノビコフという作家さんの作品。


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そして、ボトルケースはこのイコンマトリョーシカを販売していた方が
制作したものです。
ナナさんというグルジア出身の女性で、モスクワに来て
もう20年以上とおっしゃってました。
イコンのマトリョーシカを買おうと声をかけたら
すてきなボトルケースが並んでいたので、「きれいですね~」と言ったら
「私が絵付けしたのよ。ありがとう!」と。
もともと絵心があったので木製品を販売しているうちに
自分でも絵付けをしてみたくなったのだそう。
本当はマトリョーシカも描きたいけどご商売の方が忙しく
時間がなかなかとれないとのこと。
マトリョーシカを描くのって、やはり大変なんですね。


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イメージの見本になるよう、ウォッカのボトルを入れてみました。
胴体を外して中にボトルを入れ、プレゼントなどに使います。
首の部分を外せばボトルをケースに入れたまま注ぐことが
できます。


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このボトルケースのすてきなところは・・・
なんと土台がオルゴールになっているのです。
曲は日本でもおなじみのソ連歌曲、「カチューシャ」。
戦地に行っている恋人を待つ女性の歌です。
どんな曲だっけ?というかたはこちらをどうぞ!
コンサートで歌われるポップな「カチューシャ」(Youtubeより)


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2010年5月9日日曜日

ロシア民話の絵本

よくお客様から「ロシア語の勉強を始めたのだけど
簡単な、民話とかの絵本ってないですか」とお問い合わせいただきます。
ということで、少しですが本屋さんでなるべくかわいい挿絵のものを
仕入れてきました。

おおきなかぶ
左のシリーズは音節ごとに区切られていてアクセントもついており
キリル文字を読めるようになった方ならロシア語を
声に出して読む楽しさを味わえる一冊です。
右の絵本は一番挿絵がかわいいかな、と思って買いました。


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おおきなかぶがやっとひっこ抜けるところです。


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音節付きシリーズにはもう一つ面白いところが・・・
この裏表紙のおじいさんの表情をご覧ください。
なぜ、こんなに悲しげなんでしょう。


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そして、そして、みんななんと真剣にかぶを引いていることでしょう!
ちょ~、笑えました。
特に最後のページは必見です(笑)


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おだんごぱん
こちらもかわいい挿絵のものと、実用的なものを。


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わんぱくなおだんおぱんが最後にキツネに食べられちゃうという
お話なのですが・・・
右ページのキツネの表情ったら!
「あ~、おいしかった」


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今、ちょうど地震がありました。
あわてて外に出たらお散歩中の方々は平気な顔・・・
自分が目まいでもしたのか、この建物だけゆれたのか?
ネットで確認したら震度3もあったそうじゃないですか!
とりあえずパルク内のマトリョーシカは震度3まで
耐えられることがわかりました(笑)