2019年7月10日水曜日

バレンチーナ・ダロフェエワさんのマトリョーシカ☆

今日はロシア各地の民族衣装を着た
憂いをおびた表情のマトリョーシカを描く
バレンチーナ・ダロフェエワさんの作品たちを
ご紹介します♪

まずは10個組のマトリョーシカ。
他の作家さんにも言えるのですが、3個、5個組と違い
10個組となると良い状態の白木探しも大変なので、
注文がないとなかなか描く機会がありません。
なので10個組以上は特に作家さんのこだわりがつまった
とても貴重な作品なんです♪
<ノブゴロド、コストロマ、クルスク、タンボフ、
ソリヴィチェグダ(記載まま)、ガリチ、ボロネジ、
ヴャトカ、ヴォログダ、シンビルスク>

ビーズを使って豪華な髪飾りを表現したり
レースの縁取りや首飾りが細かく描かれています。

もう一つの10個組は赤を基調としたデザイン。
<オロネツ、モスクワ、ウラジーミル、スモレンスク、
ボロネジ、トヴェリ、モスクワ、トゥーラ、ヴォログダ、
シベリア(クラスノヤルスク)>

こちらの髪飾りもぽってり絵の具を盛って
とても丁寧に描かれています。

ペンダントにも細かく民族衣装が描かれています。
左よりー
クラスノヤルスク、ヤロスラブリ、スモレンスク、リャザン

ダロフェエワさんは
民族衣装のスカートのすそがきれいに表現できるよう
ピラミッド型の白木に描くことが多々あります。
<オロネツ、モスクワ、ウラジーミル、スモレンスク、
トヴェリ>

マトリョーシカが生まれたころからある型ですが
現在はあまりポピュラーではないので
職人さんに依頼して特別に作ってもらっているそう。
<スモレンスク、クルスク、ノブゴロド、ボロネジ、
アルハンゲリスク>

こちらのお人形さんのような形の5個組たちも
小さいながらとても丁寧に最後まで細かく描かれています。
<コストロマ、スモレンスク、セルギエフ・ポサード、
カルーガ、クラスノヤルスク>

<カルーガ、オリョール、トゥーラ、クルスク、リャザン>

<ニジニ・ノブゴロド、ヤロスラブリ、ボログダ、
トヴェリ、クラスノヤルスク>

<スモレンスク、トゥーラ、クルスク、タンボフ、
モスクワ>

<クルスク、ベルゴロド、ソリヴィチェグダ(記載まま)、
ドン・コサック、トゥーラ>

さて、この起き上がりこぼりはどこのコでしょう♪

マグネットもいろいろな地方の民族衣装を着ています☆