2019年7月7日日曜日

オリガ・ズベレワさんのマトリョーシカ☆

今日は、オリガ・ズベレワさんの作品をご紹介します!

「お茶の用意ができたよ!」
お人形さんのように細長い独特なフォルムの白木は
ニジニ・ノブゴロドの職人さんに特注したもの。

「菩提樹、焼き付け技法、水彩絵の具、蜜蝋」使用。
古いロシアの暮らしを描くオリガさんは
使用する素材にも昔からロシアで利用されてきたものを
取り入れるよう心がけています。

「もし何もしなければ、夜まで退屈な一日だろう」
というタイトルのマトリョーシカ。
ロシアのことわざでー”もしやることがたくさんあれば、
それをしているうちに時間は知らずのうちに過ぎてゆく。
もしやることが何もなければ、退屈で死にたくなるだろう”
というような意味だそう。
糸をつむんで毛糸を作り、サモワールで湯を沸かし、
温かな食事を作り、空いた時間に身の回りの品々に刺繍を施す。
一日の終わりにはパッチワークで作った肌掛けにくるんで
子供を寝かしつける。
日々忙しいお母さんを癒してくれそうな優しい作品です♪

「勤勉な家は豊か、怠けものの家は空っぽ」
という慣用句のタイトルがついたマトリョーシカ。
しかし、ことわざとは言えちょっと耳が痛い・・・(笑)

たまご型の3個組マトリョーシカ。

こちらは5個のマスコットが入ったタイプ。
オリガさんが描くチェブラーシカとゲーナたち、
むちゃくちゃかわいいです!

リフォーム中のオリガさんの郊外のお家。
普段は町のアパートに暮らしていますが
時間を見つけてはこの家に寝泊まりするのが
作品作りのパワーの源になっているそう。