昨日ベラルーシに住む女の子からメールが来ました。
日本のニュースを見てとても心配してくれています。
彼女に出会ったのは19年前。
チェルノブイリ原発事故で大量に放射能を浴びた
ベラルーシのゴメリ地区に住む子どもたちを
放射能汚染から救おうというボランティアに参加した時です。
ひと夏日本で過ごす子どもたちの通訳ボランティアとして
一週間岐阜の自宅提供家族のもとで一緒に過ごしました。
彼女は今もゴメリに住み、大学に通いながら
ステキなご主人と一緒に元気に暮らしています。
今ニュースでは放射線量の数値を発表しては
「直ちに身体に影響のある量ではありません」と言います。
チェルノブイリの事故を見ても<直ちに影響がある>というのは
それはそれは大変なことなのです。
25年経った今でも健康被害を訴えるウクライナやベラルーシの
人たちを見れば<直ちに>ではないかもしれないけれど
少しずつ及ぼされる影響について私たちは心しなくては
いけないかもしれません。
最悪の事故にならないよう、今、一生懸命現場で
作業して下さっている方々に心から感謝し尊敬します。
そして一刻も早く原発の状況が平常に戻り
地震や津波の被害に遭われた方々への救援に
みんなの力を注げるようになりますように!