2011年3月31日木曜日

ロシア人の善意

今回の出張中、日本人だと分かると色々な人が同情してくれました。
「29日に東京に戻る」と言うと、
「危ないからこのままロシアに残りなさい」と言ってくれる方も。
今回、スケジュールの都合で普段より1、2日長い
ロシア滞在となりました。
日に日に肌が荒れ、髪の毛はボソボソに。
乾燥していることと水道水がどうも合わないようなのです。
2週間以上滞在すると体も慣れてくるのですが。
(一か月の短期留学の時は次第に慣れましたから)
自宅に帰って水道水で顔を洗っただけでお肌がほとんど元通りに!
少しぐらい放射能に汚染されても東京の方がいいかも・・・
と思ったのでした。

モスクワのお土産物市場「ベルニサージュ」の骨董部で
モスクワオリンピックキャラクター、ミーシャの掛け物を
一つ見つけて購入しました。
日本人と分かると売り子のおじさんが
「プーチンが千島列島をあげると言ってたぞ。
そこに被災した人たちを住まわせれば良い!」と善意のお言葉。
「日本はでっかい国だからありがたいけど土地は足りてるんだ。
ただ、ガソリンが無くて物が運べなくて困ってるの。
プーチンがガスをくれるって言ってたけど、石油もちょうだい!」
と言ったら
「うーーん。それはダメ」とのことでした。
民間外交失敗。