今年4月、ロシアで新しいマトリョーシカの本が出版されました。
以前からこの本についてアンナ・リャボワさんから
お聞きしていたので「やっと!」という感じ。
モスクワのインテル・ブクス社が1994年に発行した
黒い表紙のアルバム以来の力作です。
今までロシアとアメリカでマトリョーシカのアルバムが
出版されていますがちゃんと読んだことなかったんですよね。
(いろいろあって全て手元にないし・・・)
キーロフとノリンスクでのマトリョーシカ製作の発祥、
ポルホフ・マイダンでのマトリョーシカ製作の推移、
セミョーノフで大工場が登場した経緯、など
ぱらぱら見た感じでは気になっていたことが書いてあるようなので
そのうち訳出ししてみようと思います。
そうそう。
なんと現在分かっている最大個数のマトリョーシカは
1970年大阪万博用にセミョーノフの工場で製作された
72個組マトリョーシカだそうです。
それ、どこに行っちゃったんでしょうねぇ?
日本ではこちらで買えるようですのでご興味のある方は
問い合わせてみて下さいね。
ナウカ・ジャパン(神保町)
あ!英語版も出版されているみたいですね~。