2015年12月18日金曜日

ロシア買付けの旅☆キーロフ~ホテル

今回の買い付けではマトリョーシカの産地の一つ
キーロフまで行ってきました。

マトリョーシカゆかりの地であるのはもちろんですが
私が長年キーロフに行ってみたかったのは
もう一つ理由があります。
私は前職でロシアの絵本やアートブックを仕入れる
担当をしていたのですが
なかでも好きな画家がビクトル・バスネツォフ。
お姫様を抱いたイワン王子が灰色オオカミに乗り
森の中をかけて行く絵や
馬に乗った三人の勇者たちの絵など
目にしたことがある方も多いかと思います。
そのバスネツォフの生まれたのがヴァトカ、現在のキーロフです。
また、日本でも福音館書店で発行され長年愛されている
「三匹のクマ」の挿絵で知られる
ユーリー・バスネツォフはこのビクトルの遠縁にあたり
同じくビャトカで生まれました。
そしてソ連時代の絵本の挿絵画家としてバスネツォフと
同じくらい人気のエフゲニー・チャルーシン。
二人はともにビャトカで育った幼馴染ということです。
どの画家も独特の自然を描きロシアのおとぎの世界を
みごとに想像させてくれます。

と、ちょっと前置きが長くなりましたが
今回キーロフで宿泊した「ツェントラールナヤ・ホテル」は
このチャルーシンの父が設計した建物で
国の重要文化財となっています。
1937年創業当時はホテル、レストラン、美容室として
オープンしましたが第二次世界大戦時には
病院として使用され、戦後、1957年に改修、増築が完成し
改めてホテルとして復活しました。
挿絵画家の父、イワン・チャルーシンは
教会などを多く手掛けたためソ連時代に多くの作品が壊され
現存している建物は少なく現在研究が進められているようです。

ビャトカ川まで歩いて10分ほどの町の中心地にあります。
キーロフは川岸ということもあり坂の多い町でした。
ホテル正面をまっすぐに撮りたかったのに
向かって右にも後ろにも急な坂になっているので
自分自身がまっすぐに立っていなかったようで
レンズ越しに平衡感覚が取れなくなってました。

部屋はこじんまりしたシングルルーム。

私はバスタブ付きの最も一般的な部屋を予約しましたが
バスタブのないシャワーだけの部屋やリビング付きの部屋など
多様なスタイルのお部屋が用意されています。

部屋の窓からの朝の風景。
ホテルのすぐ隣にサッカースタジアムがあり
付属のサッカークラブでは
子どもたちが熱心にトレーニングしている姿も見かけました。

格安航空会社を利用したので
(モスクワ=キーロフ便がそれしかなかったので)
到着は夜遅く。
ホテルのカフェが夜1時まで営業していたので
荷物を整えるとそこで夜食を取ることにしました。
これが大当たり!
夜遅いのにスタッフの女の子が笑顔で応えてくれたので
ほっと疲れの取れる晩酌でした♪

実はこのホテル、ネット予約した人には
到着日のランチか夜食をご馳走してくれるのです。
到着日は遅くなってしまったので
「翌日のランチかディナーでもいいですよ」と勧めてくれ
お言葉に甘えてゴチになりました。
ワンプレートのランチセットかと思ったら
ちゃんとした前菜とメインが用意されてびっくり!
まずは前菜にツナのサラダ。

そしてメインには魚のムニエル、マッシュポテト添え。
もちろんパンも付いてます。
飲み物はコーヒー、紅茶、ソフトドリンクは無料。
私はもちろん、追加料金を払ってビール♪

朝食はバイキング式で宿泊料金に含まれています。

残念なことに3泊目は貸し切りパーティーがあり
レストランが利用できなかったので
近くのスーパーで惣菜を買ってきていつもの出張メシ。
外の冷気とヒーターの温かさが
丁度冷蔵庫と保温レンジの役目をしてくれて
小一時間でほどよく食べごろになります。
いや~、これ、自分では大発見だと思ってます!

晩酌セット。

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