2016年7月30日土曜日

ホフロマ塗り☆

今日はグジェリ陶器と並んでロシアを代表する
民芸品の一つ、ホフロマ塗りをご紹介します!
パルクで取り扱っているホフロマ塗り製品は
セミョーノフ村にあるホフロマ塗り工場製のものなので
基本的に食器としてお使いいただけるものばかりですよ。

形もかわいい茶葉入れや塩入れ。
ティースプーンや大匙は軽くて口当たりが柔らかいと
ご好評をいただいています。

テーブルソルト用の小さ目の塩入れ。
前にダロフェエワさんからお聞きしたのですが
塩には霊力があるので必ずふたをしておかないと
災いが起こるとされているのだそうです。
日本だと逆に霊を祓うときに使用しますよね?
ロシア人が盛り塩とか見たらびっくりするかも・・・(笑)

大き目のお盆とカップタイプの塩、ジャム入れです。

2016年7月29日金曜日

グジェリ陶器☆

イベントへの準備がひと段落着いたので
久しぶりに取り扱い商品を色々とご紹介します~♪

まずはロシアを代表する民芸品、
グジェリ陶器をご紹介します。
東京も梅雨が明けたと思った途端に暑くなってきましたね!
現代グジェリは白地に青い彩色が特徴なので
この時期、涼しげにお使いいただけますよ!

いろいろな形とデザインのマグカップ。

現在、ペアでご紹介できるのはこちらの一組。
ティーポット型のティーバッグ・トレーは
ちょこっとしたお菓子を乗せたり
アクセサリートレーなどに使ってもかわいいです☆

いろいろな調味料入れ。

ロシア人にとって、とても身近なデザインなので
キッチン雑貨にもよく取り入れられています。

2016年7月26日火曜日

『ロシア雑貨店パルク 大阪・中崎町店オープン!』

というイベントを開催します~♪

『ロシア雑貨店パルク 大阪・中崎町店オープン!』
日にち: 9月10日(土)、11日(日)
場所: ONE PLUS 1 gallery

なんだかとってもオサレな場所みたいです!
店主も楽しみ~☆
二日間限定のミニショップですが
阿佐ヶ谷のお店で販売しているロシア雑貨の
半分くらいはレパートリーとして持っていく予定なので
充実したラインナップになると思います。
季節外れのものや長期在庫のアレなんかも
セール価格でご紹介しますのでお楽しみに♪



2016年7月24日日曜日

『一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!』~「中継基地」上映会☆

早くも第3回となります、
「一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!」上映会を
9月2日(金)に開催します♪

『一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!』
第3回「中継基地~米ソ連合時代のサンクチュアリ
場所:高円寺パンディット (JR高円寺駅より徒歩5分)
日にち:2016年9月2日(金)
OPEN:18:30 START:19:30
前売り:2,000円/当日2,300円(1ドリンク付き)

*ご予約は高円寺パンディット
「一夜限りの傑作ロシア映画ナイト!」専用ページで
お申し込みください。
映画の内容なども予約サイトでご覧いただけます。

パンディットの予約専用ページになぜこの日の上映にこだわったのか
ちょっと熱くパルク店主がひとことご挨拶しておりますので
ぜひぜひチェックしてみてください!



2016年7月22日金曜日

セミョーノフ産マトリョーシカ入荷☆

久しぶりにセミョーノフ生まれのマトリョーシカたちが
いろいろ入荷しました!
そして、たまたま?あるいは何か不思議なパワー?で
現在来日中のセミョーノフのマトリョーシカ工房の職人さんが
パルクに遊びに来て下さいました♪

セミョーノフのマトリョーシカ工房で絵付けをしている
デニスさん。
なんと、ご本人が描いたマトリョーシカをパルクで発見☆
そうそう、ここの花のところ、覚えてるよ~!と
感激してくれました。

それでは今回入荷した作品をご紹介します。
3個組のスタンダードタイプと
ちょっと変わり種シェイプの4個組。

スタンダードなデザインの5個組には
4種類のカラーバリエーションがあります。

青系のお洋服にピンクの髪飾りがかわいい♪

森の動物たちがなんとも言えないキャラ立ちしてます。

今回新入荷のニジイロマトリョーシカ。
7色のマトリョーシカが並ぶと
なんともハッピーな気分になります♪
お祝い事やプレゼントにも喜ばれそうですね。
こちらは青系タイプ。

こちらは赤系から始まるタイプです。

どどーんと10個組!
赤色プラトークはお顔がぱっと明るく見えますね。

2016年7月21日木曜日

ロシア買い付けの旅☆~モスクワの街

それでは今回の買い付け記の締めくくりに
モスクワの街中で見かけた気になるものをご紹介します!

モスクワの鉄道の中心地、ヤロスラブリ駅周辺で見かけた
「ユーロショップ」。
ドイツ発祥の「どれでも1ユーロ」が売りのショップが
2015年にロシアに上陸しモスクワ、ニジニ・ノブゴロドを中心に
販売網をどんどん広げているようですね。
この時は看板に「どれでも59ルーブル」と書いてありますが
先ほどサイトを見たら「どれでも69ルーブル」になってました。
モスクワの生活は大変ですね・・・

スクールバス♪

今まで気づかなかったのですが
宿泊先の近所の公園に銅像が建っていました。
頭の上にハトが陣取るのはロシアのあるある光景♪

マヤコフスキー劇場に行く途中にあった
劇場の案内板。

アパルテ」という劇団の上演スケジュールです。
「鶴」という演目があって「日本の伝説をモチーフに」と
書いてありました。
興味がそそられてこの劇団のサイトを確認したところ
オリタ トモミさんというロシア在住の
日本の俳優さんが主演を務める
この劇団のオリジナル脚本とのこと。
尺八演奏も盛り込んだなかなか雰囲気のある
「鶴の恩返し」のようです。

ロシア買い付けの旅☆~ロシアのテレビ番組

今年4月にロシアに滞在中に見かけたちょっと面白かった
テレビ番組をご紹介します~。

たまたままとめて放送していたのか
レビゾーロ(検察官)」というシリーズ番組が
毎日のように放送されていました。
これ、かなーりヤバイ番組です!
観光施設やホテル、カフェなどを抜き打ちチェックして
容赦なく点数をつけていきます。

ホテルやレストランの裏手にずかずか入り込むので
警備員やスタッフ、責任者たちから少々手荒な扱いも受けます。
その時にレポーターが言うのが
「ロシア連邦では報道の自由が憲法第〇〇条、
○○項で保障されています。
あなたはそれに背くのですか?犯罪ですよ!」
ってなことを大声で叫ぶのです。
いや~、ロシアってホント自由ですね(笑)


4月12日は「宇宙飛行士の日」。
今年はユーリー・ガガーリンが有人飛行を成功させて
55周年ということで
一週間ほど前から宇宙関連の特番が多かったです。
テレシコワ女子って今でもバリバリなんだ~、と思ったら
2011年からプーチン大統領率いる与党「統一ロシア」の
下院議員となって活躍しているようですね。
1937年生まれと言えば・・・うわ、お元気!

じわじわと味わい深かった料理番組。
キエフ風ボルシチということで紹介していたのですが
先生の色気と派手さに目が行ってしまって
ぜんぜんレシピが耳に入ってきません(笑)

ホフロマ塗りの匙にはいろいろな形やサイズがあるのですが
こんな風に大鍋から取り分ける時には柄の長い
大きな匙が使われます。

日本でもニュースになった「プーチン大統領との直接対話」。

無料のコールセンターが設置されました。

インターネット・アンケートからも投稿できます。

当日のスタジオはこんな感じ。
ロシアは独裁政権だ、とか情報が統制されている、とか
いわれることがありますが
こーゆーのを観ると世界の中でもずいぶん開かれた
国の一つに思えますよね~


2016年7月20日水曜日

ロシア買い付けの旅☆~チェブレキ♪

チェブラーシカがゲーナと出会い自己紹介をして
聞いたこともない「チェブラーシカ」という言葉を
ゲーナが辞書で調べる場面。
「チェモダン(カバン)、チェブレキ、
チェ、チェボクサーリ(チュバシ共和国の首都)!」
そのチェブレキはクリミア=タタールや中央アジアなどで
よく食べられているひき肉入りの揚げパンで
ロシアでもファストフード店や売店などでよく見かけます。

アレクサンドロフでたーーーくさん歩いたので
ちょっとお茶飲んでから電車に乗って帰ろうか、と
チェブレキ屋さんに立ち寄りました。
揚げたてのチェブレキは皮がサクッとして
アツアツのひき肉と玉ねぎがとっても美味しいのだけど
紙皿にはじわーっと油が。
ラリサさんと「これ、カロリー高そうだよね・・・」と
女子トークでひと盛り上がりしちゃいました。

こちらがアレクサンドロフのカフェでご馳走してもらった
チェブレキ。

その翌日、テレビを観ていたら
たまたまチェブレキがお料理番組で取り上げられていました

生地をこねるところから始まります。本格的!



ここで重要な情報が登場!
チェブレキは中の肉汁がこぼれないように
このように縦にして食べなきゃいけないのだそうです!
先生によれば
「油と思ってこの汁を嫌う人がいますがほとんどが肉汁。
もったいないですよ!」と。
はい、どうやら私たちが紙ナプキンでふき取っていたのは
うまみたっぷりの肉汁だったようです。。。

美人アシスタントさんもかぶりつきます!
今度ラリサさんに会ったら教えてあげよう。

始めてチェブレキを食べたときのことを書きました。
はっ!真っ二つに切っちゃってる~!


ロシア買い付けの旅☆~アレクサンドロフ②

アレクサンドロフにはまだまだ見どころがありますよ!
ラリサさんがお勧めしてくれたのは
ロシアの詩人、マリーナ・ツベタエワゆかりの博物館。
1892年モスクワ生まれ。
1941年に自ら命を絶つという選択をすることになるまで
波乱に満ちた人生を送りました。

妹のアナスタシアが
1915年二度目の結婚のためアレクサンドロフに移住。
1916年夏にマリーナもこの地に移り住み
革命後の1917年にアナスタシアがクリミアに引っ越すまで
二人にとって短くも幸福な時を家族と共に過ごしました。

1991年開業の
マリーナとアナスタシア・ツベタエワ姉妹文学博物館。
この博物館は「メタファー的」と言われる通り
家族が実際に使った家具や生活道具は残されていません。
時代に翻弄された二人と家族の
穏やかで幸せな”ひと時”が感じられる空間を
共有するための博物館です。




大きな住宅の前にひっそりとたたずむ
木造家屋がツベターエワ姉妹博物館です。
そして、左手前に見える2階建てのコンクリート住宅も
実は別館として運営されています。
「101キロメートル博物館」というちょっと変わった展示館。
ソ連時代に多くの知識人、音楽家、医師、文学者などが
何の罪もなく突然強制収容所へ収監されました。
一部の人は嫌疑が晴れ収容所から出た後も
”都市から100km以内に住んではいけない”という
制約を受けたそうで
アレクサンドロフはモスクワから111km離れていますが
100km以上離れていて一番近い大きな町であるここに
多くの知識人が移り住んだのだそうです。

閉館時間ギリギリ、
というか最終的には残業させてしまって超急ぎ足の解説付き。
2台あるピアノの1台はツベタエワ姉妹のものだと言って
ちょこっとガイドさんが弾いてくれました。


ガンの治療に役立つと日本でも有名な
チャーガ(白樺に自生するキノコ)。
その効用を発見したセルゲイ・マスレンニコフ博士は
アレクサンドロフの出身。
この町にガン患者が少ないことに注目し、
お茶代わりに地元の人たちが煎じて飲んでいた
チャーガの存在に興味を持ち始めます。
説明が早くてまったく分からなかったのですが
マスレンニコフ博士も居住「101km」制限を受け
不自由な生活を余儀なくされた一人なのだとか。

なんだか本当にまったく分からなかったのですが(笑)
とにかく日本人と言うことで特別に閉館時間を過ぎても
熱心に解説してくれました。
チャーガ研究にも日本人が大きな功績を残したのだとか。
「チャーガが世界で認められたのも
日本人のおかげなのよ!」と。
偉大な先人、ありがとうございます!

この「101キロメートル博物館」は小さいながらも
音楽ホールになっていて
ロシア中のみならず世界的なアーティストを
お招きすることも多々あるそうです。
なんと日本のジャズオーケストラ「渋さ知らズ」の
不破大輔さん率いるバンドが2012年に演奏したとのこと。
ポスターがあるから本当だよね(笑)?
まーそんなこんなで日本人というおかげで
とても良い印象で見学させていただくことができました!

ツベタエワ姉妹博物館はちょっと高台にあり
二人が住んでいたころは周りに何もなくて
向こうに見える教会の屋根が
厳かに輝いているのが望めたのだそう。
そのことを唄った詩の一節があって
ガイドさんが語りだすと
ラリサさんも重ねて二人で暗唱し出しました。
ああ、ロシア人ってステキだな~、と
うっとり聞き入ってしまいました♪