2017年6月2日金曜日

ロシア買い付けの旅☆ロシアのテレビ番組②

もう一つ、面白い番組があったのでご紹介を。
「ТилиТелеТесто」。
(子どものからかい言葉から来てる造語だそうです・・・)
тестоはパンやケーキ、焼き菓子などの”粉もん”生地のこと。
ロシア全国から選ばれた5人の料理人たちが
2つの課題をクリアして勝ち抜いていく料理番組です。
ご興味のある方は「チャンネル1」の番組ページで
動画が観れますのでチェックしてみてくださいね。
ロシア国営テレビ「チャンネル1」内専用ページ

一つ目の課題は「おばあちゃんのピロシキ10個」。
10個とも同じ形、同じ味、同じ焼き具合で
どれだけ上手に美味しく作れるかを競います。

モスクワやペテルブルグなどのカフェやパン屋さんで
プロとして働く職人さんたちが
自分のキャリアと腕をかけてのお料理対決。
レストラン・ホテル経営マネージメント会社社長の
イーゴリ・ブハロフが司会を務め、
その奥様でもある女優、ラリサ・グゼエワが
出場者を(勝手に)手伝ったり、ちょっかい出したり、
おばちゃん全開の世話焼き具合がなんとも面白かったです!

これは美味しそう!

さて、二つ目の課題が大問題!
「レニングラード・ケーキ」という
今ではほとんど見かけなくなったソ連時代に流行した
甘ーいケーキ。
見たことも聞いたこともないという若い職人たちは
レシピを頼りにほとんど想像で思い思いの
「レニングラード・ケーキ」を作っていきます。

見た目はそこそこ美味しそうですよね!
審査委員たちの目から見ればほとんどが落第点で
「こんなのレニングラード・ケーキじゃない!」
と、なかなかの無茶ぶり。

美味しそうだけどな~。

2つの課題を終えて一人ひとりの職人の総評をします。

今週の一番を決めて、表彰。
そして一番成績の悪かった職人が落とされ、
次回は新しい職人が一人加わって新たな課題に挑みます。
番組ホームページで全編視聴できるので
ロシア語、ロシア料理に興味のある方におススメです~♪