2014年5月7日水曜日

買付けの旅/セミョーノフ(町のこと)

マトリョーシカの一大生産地、セミョーノフ。
どんな町か楽しみです♪
セミョーノフ駅。
きれいでかわいい建物です。

駅から町の中心部へ続くメインストリート。
宿泊ホテルまでは歩いて20分ほど。
「とうとうこんな所まで来てしまった・・・」とも思いましたが
普段お店でじーっと座っている毎日なので
素晴らしいお天気の下、のんびり田舎歩きも悪くない気分でした。

駅舎をホームから見たところ。
プラットホームに入るところに係員がいて
切符を見せないと入れないようになっています。

行きの電車は写真を撮るのがためらわれる感じのワゴンでしたが
帰りの電車はこんなに近代的。車内もきれいで快適でした。

ホテル周辺の道路。


今回のセミョーノフ行きのお目当ての1つ、
「セミョーノフ歴史芸術博物館」。
なんと一週間の休館とのこと・・・
うなだれているところに地元の家族連れがやってきて
「ありゃ、やってないよ!」と言うので
「そうなんですよ、日本からやって来たというのに・・・」とグチると
我が町にはもう一つ良い博物館があるから
そっちに行ってみなよ、とアドバイスしてくれました。
これについては又後ほど。

この博物館があるバニェーエワ通りは
特に窓枠装飾がきれいな家が多く
町として保存に努めている地区なのだそう。
こうした窓枠装飾を彫る職人さんは今はもうほとんどいないので
現存しているものを大切に補修しながら保存しているそうです。



このバニェーエワ通りを通りぬけたところに
宿泊する「パリス・ホテル」があります。
ホテルのスタッフによると
「バニェーエワ通りはパリのように美しく窓を飾っているので
ホテルの名前も「パリ」と名付けたのよ」とのこと。

小さな町ですがそこかしこに民芸の里の雰囲気が。
公園の枠にはマトリョーシカ。

ベンチはホフロマ塗り風。

町の中心地、レーニン広場には今もレーニン像が立っています。