2014年5月6日火曜日

買付けの旅/ニジニ・ノブゴロド(宿泊)

ニジニ・ノブゴロドはボルガ川沿岸に栄える
モスクワから飛行機で1時間ちょっとのロシア第四の都市です。
川岸のクレムリン要塞や
GAZ(ゴーリキー自動車工場)などの重工業で有名ですが
この州には多くのロシア民芸の里があり
ロシア雑貨好きにはなかなか興味の尽きない街です。
今回利用したのはフランス系ホテルチェーンのIBIS。
ニジニ・ノブゴロドの観光の中心、クレムリンにも徒歩圏で
落ち着いたビジネス街といった立地にあります。

ホテルの外観は近代的ですが
ちょっと目を横に向ければまだまだこんな建物も。
人は住んでいないようでしたが
木彫の町らしく窓枠は博物館で見たような飾りが施されていました。

IBISホテルは機能的でビジネスユースにもってこい。

シャワーブースにはジェルが備え付け。
「手洗いにも、ボディーにも、ヘアーにも使えます」
外資系と思ってシャンプー/コンディショナーを
持ってこなかったことを大後悔・・・

部屋からの夜の風景。
ほどよい人通りで居心地の良い地区でした。

朝食はバイキング。
宿泊者は見たところ出張中の男性が多いようでした。


このホテルに合計3泊したので
一日だけちょっと贅沢して1Fカフェで夕食をいただきました。
イタリアン・カフェなのですがロシア料理メニューもあります。
まずはビールのつまみにオリビエ・サラダ。
自家製パンにはオリジナルバターが付いてます。
ディルを混ぜたクリームバターにタラコバター。
これ、むちゃくちゃうまかったです☆

シメには私がロシア料理で一番好きなサリャンカ。
酸味の効いた野菜たっぷりスープです。
スメタナもクリーミーで大満足!

他の二日間は近所のスーパーでお総菜を買ってきて
お部屋で夕食を頂きました。
ジャーン!なんとバルチカの樽生スペシャル♪
0.75Lサイズしか売っていなくて飲めるかどうかと思ったのですが
ぜんぜん大丈夫(笑)

チェコ製法のビールとやらもすっごく美味しかったです。
つまみは「毛皮を着たニシン」。
ニシンの酢漬け具合とビーツの甘み、
ジャガイモのホクホク感がたまりません。

日本でもコンビニ・チェーン展開しているスパー・グループ。
モスクワあたりでは見たことないのですが
ニジニ・ノブゴロドではあちこちで見かけました。
オランダに本部がある世界最大の食品小売チェーンらしいですね!
このマークを見た時、
日本のコンビニがロシアに進出したのかとびっくりしました。
ニジニ・ノブゴロドのスパーは
できたてパンや手作りお総菜も充実した”良い感じ”のスーパーでした。