昨日、後楽園の文京シビックセンター小ホールにて
チェルノブイリこども基金主催
「広河隆一チェルノブイリ最新報告会」がありました。
史上最悪の原発事故から23年の月日が経ちました。
チェルノブイリこども基金はフォトジャーナリスト広河隆一さんが
チェルノブイリを取材中に現地の母親たちの呼びかけを受け
1991年4月に設立しました。
23年も経てば放射線は薄れ、健康被害も減ってきているのだろうと
考えますか?
放射線は薄れることはありません。
また放射性ヨウ素は成長をつかさどる甲状腺に働きかけ
特に女性の体をむしばみ、大人になって子供を産むと
その子供にまた障害をもたらしています。
決して終わりのない戦いに現地の人たちは今も苦しんでいるのです。
チェルノブイリこども基金にご興味のある方はこちらをどうぞ→
チェルノブイリこども基金ホームページ
先日ニュースで現在のチェルノブイリ原発4号炉付近の映像を
見る機会がありました。
皮肉なことに人が消えた街には植物が生い茂っていました。
ヒトが住むことができなくなった町を見て、
ヒトこそが地球や自然やほかの動植物にとって一番の”害”なのでは
ないかと思わずにいられませんでした。