2020年3月12日木曜日

グジェリ陶器の食器たち☆

週明けから株価の暴落により円高が進んでますが
ロシアではさらに原油価格の下落によって
ルーブルが大暴落してます。
買付けを控える輸入業者としてはありがたいのですが
ロシアってこういう時の値上げに躊躇がないんですよね。
世界的にコロナウイルスの感染が急激に拡大してるので
ロシアに行けるかどうかもまだまだ心配ですが
仕入れの計算も柔軟に対応できるようにしとかないと、と
毎日外貨レートとにらめっこしてます。
しかし、いよいよアメリカでも非常事態宣言が出されて
収束への道筋がなかなか見えませんね・・・

ということで(笑)
お家で過ごす時間も増えた今日このごろ、
ロシアを代表する民芸品のグジェリ陶器をそろえて
ロシアンティーでもいかがでしょう?

パルクでは特にマグカップが人気です!
現在はちょっと小さ目の2つのみの在庫となってます。

ソーサー付きのティーカップはペアで1組。

中サイズ、小サイズのケーキ皿。
小サイズは取り皿にも丁度良い大きさです。

深さのあるサラートニク(サラダボウル)。
貝殻型とか、オレンジ型とか、
日本ではあまりないデザインですよね~。
アクセサリートレーにもステキです♪

こちらはちょっと大きさのあるサラダボウル。
ボウルの中でドレッシングをまぜる場合は
これくらい深さがあると使い勝手が良いと思います。


ロシアではこういった小皿にジャムやハチミツを入れて
お茶と一緒にいただきます。
日本の小鉢や豆皿のような大きさなので
柿ピーとかミックスナッツとか、お漬物とか入れると
ちょい飲みも楽しくなりますよ~☆

2020年3月11日水曜日

ホフロマ塗り☆

東日本大震災から今日で9年。
あの日、地震のすぐ後はのんびり構えていたのですが
高円寺の古絵本屋「るすばんばんするかいしゃ」さんが
ご自宅に帰る途中にうちに寄って声を掛けてくれて
あれ?なんか大変なことが起こってる?
と、急に危機感を感じて
私もお店を閉めて自宅に帰ったんですよね。
割れるものとかの心配はなかったんですけど、
もしかして何かの拍子に火事でも出してたら、と
急に怖くなったりして。
あの頃、何気ない言葉や思いやりのある行動に
たくさん励まされました。
ほんと、この日が来ると気持ちが引き締まりますね・・・

では、今日はロシアを代表する民芸品の木製漆器、
ホフロマ塗りのキッチン雑貨をご紹介します。
こちらはセミョーノフ村にある
ホフロマ塗りの正規工場の製品なので
基本的に食器としてご使用いただけるものです。

ちなみに、こちらもセミョーノフ村の製品ですが
いわゆる正規工場ではなく
村にいくつかある小さな工房で作られたもの。
売り子さんに確認したところでは
口に入れても大丈夫な素材を使用していますが
絵付けの細かさやニスの塗りなどが
正規工場の製品と比べると少し落ちる感じがします。

というのもセミョーノフ村の正規工場の製品は
ここ2,3年でどんどんお値段が上がっていて
価格面でもちょっと仕入れづらい状況なんですよね。
45㎝のこの大盆なんて今ではなかなかの貴重品。

こちらも数年前に仕入れた正規工場製品の中盆(25㎝)。
黒パンやピロシキを乗せればロシア気分が堪能できますよ♪

2020年3月8日日曜日

いろいろカッティングボード☆

とりあえずマトリョーシカのご紹介はこのへんにして、
今日からロシアの色々な工芸品、民芸品、雑貨などを
ご紹介していきたいと思います!

まずは、アルハンゲリスクの
いろいろなカッティングボードをご紹介します。
こちらは使い勝手の良いサイズ感の二種。

鍋敷きにも良さそうな小ぶりなサイズの
シェンクールスカヤ塗りデザイン。

メゼン塗りの鍋敷き。
他のタイプよりも薄手で軽いので
紐を付けてキッチンに吊るしてもかわいいです。

おさかな型のカッティングボード。

アルハンゲリスク各地区の4種のデザインで描かれています。

裏が無垢のままになっているので
食品を乗せるときはこちら面をご使用ください。

ゴロジェツ塗りの大判カッティングボード。
壁にかけてもステキですよ~♪

カッティングボードってどういう時に使うの?と
聞かれることも多いです。
例えば、こちらはエレーナ・ウバロワさん宅で
ランチをご馳走になったときのテーブル。
カットした黒パンをのせています。

こちらはマリア・ドミトリエワさん宅で
パパお手製の魚のピローグを頂いたとき。
ピザやパイなどを大人数で切り分けて食べる時に
無垢の木が適度に水分を吸ってくれるので
時間が経ってもサクッと美味しく食べることができます。

バレンチーナ・ダロフェエワさん宅にて
フボーロストを作ったときにも
木製カッティングボードが大活躍!
*フボーロストが気になる方はこちらをご覧ください

2020年3月7日土曜日

キーロフのマトリョーシカ☆

おとといご紹介した
セルギエフ・ポサードで作られるマトリョーシカと
人気を二分する伝統的なマトリョーシカと言えばこちら、
キーロフで作られるロシア美人たち♪

同じ品番で注文した製品だったんですけど
色パターンが違うとこんなに印象が変わります。

まつげばっちり、お目めぱっちり、
キーロフのマトリョーシカさんたちは
ロシアらしい美人さんがそろってます。

こちらも同じ品番とは思えないタイプの違う美人たち。
マトリョーシカのいわれを聞かれると
「家族の繁栄、子宝や子どもの成長を願って」という
一説をお伝えすることが多いのですが
特にこのキーロフのコたちを見ていただき
「おくるみの赤ちゃんからすくすく育って、
一番大きいコがちょうどお嫁入りどきの娘さん」
ってご説明すると
「なるほどね~!」とご納得いただけます。
店主的にはキーロフの3番目当たりの
ちょっと反抗期的なむすっとしたコがツボです!




6人の子育てに大忙しのお母さんマトリョーシカ。

子供たちはみんなサッカー好き☆

こちらはモスクワのお土産店でであった
ちょっと小さ目の5個組マトリョーシカ。
お花の描き方が繊細で華やかな作品です♪

2020年3月6日金曜日

トヴェリのマトリョーシカ☆

トヴェリはモスクワから北西に170km、
ペテルブルグとモスクワを結ぶ中継地として
古い歴史を持つ工業都市です。
ここに1931年創業の老舗おもちゃ工房があり
現在も昔ながらの製品や新作を作り続けています。
この工房で作るデザインにはとても変わった歴史があり
他とは一味違う製品を生み出しています。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいね~。
パルクのブログ(2017年5月23日付け)

セルギエフ・ポサード、キーロフ、セミョーノフ
などと並んでマトリョーシカ生産地の一つとして
名を連ねるトヴェリ。
かつてモスクワとペテルブルグを行き来した
商人や貴族たちで賑わった時代の婦人たちをイメージした
豪華に着飾った女の子が特徴的です。







こちらはトヴェリ在住のナタリアさんの作品。


2020年3月5日木曜日

セルギエフ・ポサードのマトリョーシカ☆

昨日はお休みを頂きまして
久しぶりに渋谷に映画を観に行ってきました。
と言ってもロシア映画の試写会でして、
おかげさまでタイアップのお話を頂きましたので
後ほど作品のご紹介もさせていただきますね!

渋谷は店主が高校生のころの通学路でして、
ロシア語の専門学校時代には
東急プラザにあったCD屋さんでバイトしたり、
ちょっとご縁のある街なんですよね~。
それにしても随分様変わりしましたよね、渋谷。
それでもちょこちょこと見慣れた看板もあって、
なつかしいな~、なんて
バスの中から眺めて思い出にひたってきました。

今日はマトリョーシカの故郷、
セルギエフ・ポサードで作られている
オールドタイプのマトリョーシカをご紹介します!
今回は5種類のデザインをご紹介しますが
店頭には色々なテーマ、カラーがそろってますので
お好みのデザインを探してみて下さいね♪






2020年3月3日火曜日

家族のマトリョーシカ☆

先々週あたりからなんとなく人通りが少なかった
阿佐ヶ谷の街ですが
政府による小、中、高校の休校要請や
北海道では緊急事態宣言が出されたりした影響か
家族連れで買い出しに出かける方が多かったようで
この週末はなんだか商店街がとっても賑やかでした。
現在の状況では不謹慎かもですが
大人は仕事の時間をセーブしたり、
子供たちは家族と過ごす時間がいつもより増えたり、
いろいろ考える週末になったような気がします。
働き過ぎと言われる日本人にとっては
一度立ち止まってみる良い機会なのかも、
なんてことを考えちゃいました。

もちろん、日々の生活へのしわ寄せは
各ご家庭で大変だと思います・・・
家族のマトリョーシカを見て
ちょこっとでも和んでいただければうれしいです~♪