まず、よくモスクワのスーパーなどでも見かけるトゥーラ産のプリャーニキ。
これはジンジャーブレッドと言われるもので
ドライフルーツやハチミツなどを混ぜて生地を焼き
中にジャムや木の実、ドライフルーツなどを詰めたものもあります。
もう一つはアルハンゲリスク産のプリャーニキ。
これはいわゆるジンジャークッキーで
堅く焼いたクッキーにアイシングで綺麗にデコレーションし
クリスマスツリーに飾りつけます。
友達や親しい人同士で手作りのプリャーニキを贈りあい
春のイースターのお祝いの時に食べる、という習慣があるそう。
数か月も日持ちさせるため極力水分を控え
ショウガや秘伝のスパイスを調合して自然の防腐剤とします。
今回、アルハンゲリスクの屋外ミュージアムで
とってもかわいいプリャーニキに夢中になってしましました!
それぞれの売り子さん達が焼き立てプリャーニキをテーブルに並べ
それはそれは良い香り!
割れるのが怖くて少ししか買って来れませんでしたが
マトリョーシカ型のプリャーニキを販売します。
原材料や賞味期限などがわからないので雑貨として扱いますが
もちろん召しあがっていただいて大丈夫です。
来年のイースターまで日持ちするはずですが
日本は現地とは気候が異なりますので召し上がる場合はお早めに。
お買い上げの方にはお味見用に割れてしまった
オーナメントクッキーをお付けいたします。