ロシアではジェット・マローズという
厳寒を連れてくる冬の精のおじいさんが
大みそかの日付が変わるころ
孫むすめのスネグーロチカ(雪むすめ)と一緒に
子どもたちにプレゼントを持ってきます。
宗教が禁止されていたソ連時代に
苦肉の策で生み出された特殊な習慣ですね。
好評を頂いていますぬり絵タイプのマトリョーシカ。
今回ジェット・マローズの5ピースが入荷しました。
サンプルに一つ自分で塗ってみるか!と取っておいたので
挑戦してみました。
まず袋を開けてそれぞれの色を決めましょう。
袋に入っている説明書には
「一番小さいマトリョーシカから塗りましょう」と書いてあります。
確かにモミの木だから緑一色。手始めには簡単そうです。
二番目のクマは茶色にしたかったのですが
付属の6色絵具には茶色が無いし、色の配合法則も
すっかり忘れてしまったので白クマってことにしました。
ここで、一つポイント!
白クマだからとぺたぺた白で塗ってしまったら
せっかくのウッドバーニングの線がぼやけてしまいました。
ウッドバーニングのガイド線はなるべく塗らないようにすると
出来上がりが鮮やかになります。
昨日は乾燥のため、白と緑を塗ったところで一旦おしまい。
途中経過も写真に撮ろうと思っていたのに
塗り始めたらおもしろくて手が止まらず・・・完成!
なかなかかわいいマトリョーシカが出来上がったゾ、と
思うのですがいかがでしょう・・・?
もう一つのポイントは
まず最初は「薄すぎ?」というくらい薄い絵具で
枠内を塗ってみましょう。
菩提樹の白木はすぐに絵の具を吸収するので
薄く塗るとすぐに色が定着します。
周りとの塗りムラは二度、三度と塗っていくうちに
落ち着いてきますよ。
とりあえず完成!
たぶん少しずつデコってしまいそう・・・