「モスクワ博物館」があります。
3つの展示館があり中庭が通り抜けできるようになってて
便利なので何度か通っていたら
店主にとって何ともタイムリーなプログラムが
開催中だったので見学してきました!
2017年はロシア革命から100周年。
すでにソビエト連邦が崩壊して25年以上経ち、
その功績を讃えるにはアレだし、
とは言え大失敗だったと言ってしまっては
いろいろと問題がありそうな複雑な雰囲気。
そんな中、博物館では『リュビーモフと時代』と題して
ロシア革命の起こった1917年生まれのリュビーモフの
生涯と共にこの100年を振り返ります。
「リュビーモフと時代」が開催された第1展示館のファサード。 ちなみに第2展示館は修繕中、 第3展示館はミュージアムショップや観光ビューロ、 子供向けセンターやカフェなどが営業中。 中庭ではときどき蚤の市やマルシェが開かれていて なかなかオシャレなスペースとなっています。 |
第1展示館の中に3つのパビリオンが入ってます。
「リュビーモフ展」はスロープを昇って2階。
この建物、なんか作りがおかしい…
と思ってモスクワ博物館のサイトをのぞいてみました。
もともとは1835年に帝国軍の食糧倉庫として建てられ、
ほとんど当時のまま現存する貴重なアンピール様式建築群。
ソ連時代には軍参謀本部の車庫として利用されていたそう。
なるほど…
|
タガンカ劇場の生みの親、ユーリー・リュビーモフは
1917年、リャザンで生まれました。
|
広ーい展示室は3部に分かれています。
特殊ガラスで隔てられたこちら側は
1917年から現代までのリュビーモフの人生と
ソ連、ロシアの年表が綴られています。
|
特殊ガラスのもう一片では
タガンカ劇場で使用された舞台の再現を試みています。
第3部ではドキュメンタリーフィルムが上映されていて
生前のリュビーモフやヴィソツキーの貴重な資料を
観ることができます。
|
私からするとほとんど「お化け屋敷」。こわいです~!
5つほどの舞台が再現されていましたが
タイトルを書き留めるのを忘れてました。
画像のみでタガンカの舞台をご想像くださいませ。
|
「巨匠とマルガリータ」の舞台にも使用されている
ロープをざくざくと編んだような緞帳も展示されています。
これ、あれですよね・・・
怖くて近寄って見れなかったです。
|