ホフロマ塗り工房の敷地はとっても広いです!
木工部、マトリョーシカ絵付け部とは別棟に
ホフロマ塗り絵付け部があります。
外を歩いて別棟に移動する際に通る壁面に
ホフロマ塗り誕生の歴史が写真と共に紹介されています。
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大きな木のカゴ一杯に生産されていたようす。 |
驚くことに現在でもこの木製のカゴが使用されています。
ガイドさん曰く
「すごいでしょ~。百年以上前からこれ使ってんのよ。
どんなに技術が発展しても良いものは残るのよね」
軽くて、丈夫、
ちょっとくらい壊れてもその部分だけ木を接げば
何年でも使えるんですって。
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マトリョーシカの絵付け部とはまた違って
ホフロマ絵付け部はキラッキラ~☆
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木の土台にアルミとニスを塗り焼き付けると
アルミが化学反応して黄金に輝きます。
焼き上がったものに絵付けして、保護ニスをかけ、
3,4度かけて絵付けとニスを重ねて作品になります。
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ホフロマ工房では陶器にも絵付けします。
絵付け部分はニスで熱保護して焼き付けますが
食品を乗せる部分は白く残すためニスをかけず
釉薬をかけて焼け過ぎないように保護します。
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電気窯の前で焼かれるのを待つスプーンたち。 木を窯で焼くなんて! 銀色のアルミが高温に熱することで黄金に輝くなんて! 直に見ても、ホント不思議です。 |
こちらは工房付属の博物館。
今までもたくさんの工房で目にしてきましたが
ロシアでは自社で製作したものは
次の注文に応えるため、また次世代に受け継ぐため、
サンプルを保管する習慣があります。
この小さなイスたちはソ連時代から現代まで、
ロシア各地の保育園で毎年大量受注がある人気商品。
いろいろなデザインがあってかわいいです♪
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ソチオリンピックでオフィシャルグッズに認定された
ホフロマ工房製品。
選手村開場の時に日本のニュースでも写った
ウェルカムマトリョーシカちゃんも保管されていました。
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こちらは年明けから発売開始となる予定の
2018年サッカーワールドカップ公式グッズ☆
侍ジャパンも出場が決まってますからね!
私も今から楽しみです♪
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ロシアを代表するホフロマの柄は
企業とのコラボ企画にもひっぱりだこ。
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こちらは地元、ニジニ・ノブゴロドの酒造メーカーの
記念ボトル専用テーブル。
ニジニ・ノブゴロドのクレムリンをデザインした
グラスやボトルをセットする為だけに制作された
なんとも贅沢な作品です。
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工場の大きな敷地にはたくさんのナナカマドが
植えてありました。
ホフロマを代表するデザインの一つですね。
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ちょっとだけ町の様子を。
工房の隣には付属ミュージアムと売店があります。
そこへ行く歩道というか、休憩スペースに
お花で飾られたペアのマトリョーシカが。
学校帰りの地元の女の子たちが
きゃっきゃと語らう憩いの場になってました。
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なかなかシュール(笑) |