ホフロマ塗りとマトリョーシカの産地、
セミョーノフを再訪することでした。
ニジニ・ノブゴロド=セミョーノフは電車で一時間ほど。
前回買い付け後のブログに街の様子を書きましたので
ご興味のある方はご一読を!
2014年5月7日付けパルクのブログ(鉄道)
(3年半前にご紹介したモスクワ駅の中央コンコースは
現在取り壊し中でした。
どんな新しい駅舎が登場するかまだ全然分かりませんが
これもワールドカップ効果かもしれないですね)
ちょっと分かりにくいですが
後部車掌席の窓に「セミョーノフ行き」の紙が。
おいおい…(笑)
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前回の買い付けではセミョーノフに一泊し
街の様子をブログに詳しく書きましたので
ご興味のある方はこちらをどうぞ。
2014年5月7日パルクのブログ(町のこと)
今回は前回できなかったホフロマ塗り工場見学に
リベンジしてきました。
まずはホフロマ塗りの祖となる木彫りスプーン職人、
セミョーンじいさんの像がお出迎え。
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セミョーノフにはマトリョーシカを製造する
大きな工房が二つあります。
前回の見学についてはこちらをご覧ください。
2014年5月7日付けパルク(マトリョーシカ)
今回はもう一つの「ホフロマ塗り工房」の見学です。
まずは土台製作の旋盤工、木工職人さんたちの部署から。
こちらの工房では5個組マトリョーシカの基本型については
ソ連時代に導入したドイツ製の自動旋盤機を使用しています。
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型抜き後はやすりと一緒にこのドラムで回し
表面を滑らかにします。
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その後、人の手で一つ一つ
より細かなやすりをかけながら検品。
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5個組以外のマトリョーシカなどは 一つ一つ旋盤職人さんが作っています。 こちらの職人さんはホフロマ塗りの小鉢を製作中。 |
こちらは木彫職人さんのお部屋。 色々な大きさ、形のノミを使って器用に型を取ります。 |
白鳥のひしゃくもこんな風にできていたんですね! |
旋盤や型作りに失敗したものや大量に出る木くずたちを
この工房では再利用しています。
細かなチップにして固め、プレートなどにするそう。
ホフロマ塗り工房では原料調達地での植樹をしていて
エコロジー対策にも取り組んでいるそうです。
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さすがにロシアを代表する民芸品、
マトリョーシカの一大産地です。
たくさんの職人さんたちが働いていました。
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ホフロマ塗りがメインの工房なので
マトリョーシカに描かれるホフロマ柄も本格的。
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さて、マトリョーシカの絵付け体験です。
ささっと顔と枠線を描いておいてくれた白木に
黄色のプラトークと赤のサラファンを色付けしたところ。
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写真を撮るのを忘れるほど夢中になってしまって…
完成です!
セミョーノフのマトリョーシカは渦巻き模様が特徴ですが
私の好みとしてちょこっとだけにしておいたら
「この柄、レースみたいでしょ?
もっとエプロンの周りに装飾した方が素敵だと思うわ」
と、袖や裾まわりにペタペタ。
今まで渦巻き模様に魅力を感じなかったのですが
「レース装飾」と思ったらとてもかわいく思えてきました!
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後姿にもたくさんグルグル巻き。 |